【新入荷】2013年9月 (La Collina、La Calabretta)
日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。
10日前にイタリアから帰ってきましたオータです。
今回はワインの造り手訪問はそこそこに、食に関わるいろいろな職人に会いに行く旅をしてきました。
友人のフォローもあり、ほぼ門外漢なくせに、イタリアの真髄のようなところにいきなり行くことができました。
まー職人たちの熱いこと熱いこと、語りだしたら止まりません…。
どんな分野においても、やはり“人”なんですね。
イタリアに出発する前は、2コンテナー分のワインが港にあると書きました。
以降、1コンテナー分のワインは引き取ったのですが、今現在3コンテナー分のワインが港にあったりします…(汗)。
引き取りたくても倉庫にスペースがな~~~~い!
今後も当分は、倉庫にスペースができ次第、半コンテナー分ずつ引き取る形になりますので、細々したご案内になってしまう事をご了承ください…。
では新入荷ワインのご案内です!
ラ カラブレッタのワインがようやく入ってきました!新顔もたくさん届いております!!
諸問題の解決が不可能だと考えたマッシミリアーノ、本来彼らのエトナ ロッソ03となるべきワインを結局IGTとしてリリースすることに(後にエトナとして出せたことが判明…造り手が状況を理解できないくらいのスピードで法律がコロコロ変わっているようです)。
カリカンテは2010が、樹齢100年オーバーの樹が植わる小さな区画のブドウで造られるノンナ コンチェッタは09が入荷です。
ネレッロ マスカレーゼの陰に隠れがちなブドウ、ネレッロ カップッチョ100%のワイン、カップッチョが108本のみですが届いています。
マッシミリアーノ自身、このブドウの特性を体感してみたいという事で、単一で醸造。
ネレッロ マスカレーゼに比べるとエレガンス、フィネスという点で見劣りするものの、果実味豊かで、エネルギッシュで、色も濃い!エトナのような天候の厳しいところで、色素&ボディの欠けたネレッロができてしまった年に、酒躯を補うために使われていたのがこのカップッチョなのかと。面白いワインです!こちらのワインだけ、限定ワインとさせていただきます。
07年に、標高900mを超える、日中の夜間の寒暖差の激しい、風の強い区画にピノ ネーロを植え、ようやくまとまった量が生産できるようになったのが、今回入荷のピノ ネーロ11です。
マッシミリアーノは、ピノの繊細な香りを余さず表現することを目標にしていたようですが、バリックで熟成させる期間が若干長く(使い古しにもかかわらず!)、木の風味が若干前に出てしまったと後悔気味に言っていました。僕自身は数か月も置けば落ち着くのではと考えています。生産量の9割程度を買いまして、かなりまとまった量がありますのでガンガン使って頂けると助かります!
そして!カラブレッタのトップ キュベとでも呼ぶべきワイン、ピエーデ フランコ07が、生産量600本のうち、8割に当たる480本が入荷です。とても小さな区画なのですが、偉大なワインを生み出すと代々言われてきたところに、彼らの畑の高樹齢のネレッロからマッサル セレクションを行った枝を直接植えます。初収穫の07年、あまりにもテンションの高いブドウが獲れたため、別個に醸造、バリックで3年、以降ステンレス タンクで熟成。滅茶苦茶凄いワインです!
ピエーデ フランコはフランス語で言う、フラン ド ピエにあたります。
そして定番中の定番、ラ コッリーナの両ランブルスコが再入荷です!こちらも是非!!
文:太田久人
93 94 nouvo13.09.09
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