【新入荷】2012年7月その1 (AR.PE.PE.、Davide Spillare、Daniele Portinari、Stefano Berti、Sanguineto 、Frank Cornelissen)

5月の下旬から6月の上旬にかけて、史上空前の出荷数を記録、完全にキャパオーバーしていましたヴィナイオータです！
7月の入荷も非常に濃い内容となっておりますのでお見逃しなきようお願いします！

豚＆イノシシ（レバー美味しかった…）から始まり鹿に羊（つまりメインが2皿！）…先日の訪伊の際、ワイルドすぎるお姉さま（達）ことサングイネートに訪ねた時に夕食で供されたお肉の数々です…。
毎回過激なまでに肉肉しい食事なのですが、彼女達のワインとだと不思議と進むんですよね…。そんなサングイネートからは苦節3年、09でようやくブレークしましたビアンコの2010年、ロッソの2010、ノービレの09、ロッソ トスカーノIGT08が入荷しました。
ロッソの入荷量が普段よりも若干少ないので早々になくなってしまうかもしれません…。
ロッソ トスカーノは前回入荷した07同様、彼女達の友人所有の、ノービレのゾーンのギリギリ外にある畑のサンジョヴェーゼです。ノービレが縦に長いワインならば、こちらのIGTは横に広いワインといった印象です。
ヴァルテッリーナの良心とでも呼びたいアールペーペからは、ロッソ ディ ヴァルテッリーナ2010年と、サッセッラとグルメッロという異なるソットゾーナ（サブ ゾーン）のワインをブレンドした、ペッティロッソ99年が入荷しました。サッセッラのミネラルとグルメッロのおおらかさが絶妙に組み合わさった素晴らしいワインです。収穫から約13年も経過したワインで、この価格はありえないのではないでしょうか??このワインをお試し頂いた後に、グルメッロのトップキュベにあたるブオン コンシーリオ99とサッセッラのトップキュベ、ヴィーニャ レジーナ99を飲んで頂ければ、サブ ゾーンによる味わいの差異とペッティロッソというワインの面白さを体感していただけるのではないでしょうか。
シチリアからはフランク コーネリッセンのワイン&オイルが届いてます！！
コンタディーノは8（2010年）で、この年は涼しい年だったそうで、ワインも本人曰く“ピノ ノワールっぽい”ものになったとの事。そして、フランクが造るロゼワイン、ススカール4（2011）が日本初上陸です！！こちらは、マルヴァジーアをベース（40％）に、カタラット、シャルドネ（自根の！）、ネレッロ マスカレーゼで構成されており、夏に気軽に楽しんでもらえるようなワインをコンセプトに造られたワインです。
オイルは2011年も低収量は低収量だったそうなのですが、過去数年ほどの酷いものではなく、フランク本人も非常に満足の年だったとのこと。コンタディーノとムンジェベルが生産されました。ススカールとオイルに関しては入荷量も少ないのでお気をつけくださいね！
カジュアルな価格帯のワインが枯渇しつつあるヴィナイオータですが、3軒の造り手からハイコストパフォーマンスワインが届いております！！
長らく品切れしておりました、エミリア ロマーニャの造り手、ステーファノ ベルティからは彼の全アイテムが届きました。バルティメオは、前回造り手からからのスペシャルプライスがあったのであの価格（上代1600円）でしたが、今回からは通常価格に戻っております。他のワインは軒並み値下げしております！
ヴィナイオッティマーナにも来日しました、ダヴィデ スピッラレとダニエーレ ポルティナーリからは2010年のワインが正式に入荷です！！
ダヴィデの、樹齢７０年オーバーの区画から生み出されるヴィーニェ ヴェッキエとメルローから造られるロッソ ジャローニは極少量の入荷となりますので、限定ワインとさせて頂きます。
ポルティナーリのワインですが、2010年のタイ ロッソがまだ微細な醗酵を続けているということで、まだボトリングされておらず＆最近美味しくなってきている09の在庫がワイナリーにまだ残っていましたので買っちゃいました！お値段も大幅にお下げすることができましたのでこちらも是非!

文：太田久人
75 nuovo12.07.02