【新入荷】2010年9月 (La Castellada、Radikon、ROGASKA、Valter Mlecnik、La Biancara、Daniele Piccinin、Il Colle)
日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。9月の新入荷商品のご案内をお送り致します。ご覧になっていただければ分かると思いますが、かなーり濃いラインナップとなっております。
ラ・カステッラーダ、ラディコン、ムレチニックが同時に入荷するだなんて…仕入れ担当は何やっているのでしょうか(僕なんですけどね)。
今回入荷しました彼らのワインに関して共通のキーワード、それは“飲み心地”。
前回入荷したワインがヴィンテージのせいもあってか、こちらを身構えさせるほどにパワフルだったのに対して、今回のワインはまるで“羽が生えたかのような”軽さを身に纏っています。是非お試しください。
そして前回は1200脚が瞬殺してしまいました超大人気、ラディコン・グラスも入荷しております。
このグラス、ラディコンの厚意により、弊社には原価で分けてくれていますので、ヴィナイオータも利益を極限まで圧縮してご用意しているのですが、前回はワインが全くと言っていいほど動いていない間にグラスだけ早々に売切れてしまいました…。彼の心意気に皆さんなりに応えて頂けますと幸いです。
1997年リボッラ ジャッラ リゼルヴァ イヴァーナもごく少量ですが、再入荷いたしました。私見ですが、ラディコンが今まで造ったワインの中でも3本の指に入る、偉大なワインです(あと2つもちょっと考えてみました。おそらく、メルロー1990年と、これからリリースされるオスラーヴィエ リゼルヴァ2000年となるかと)。是非是非お試しください!
ラ・ビアンカーラからも、欠品していましたサッサイアのSO2無添加ヴァージョン、イ・マシエリも再入荷です。さらに!、ラ・ビアンカーラの幻のワイン、タイバーネも届きました!2001年から2003年まではブドウの収量が少なかったことで生産されず、2004年は質・量ともに申し分なかったのですが、“過去3年満たされることのなかった、セラーの全ての樽をとりあえずワインでいっぱいにしたいとばかり考えていたら、タイバーネ用にブドウを畑に残して置くのを忘れてしまった”そうで、2005年は再び作柄に恵まれず、2006年のタイバーネは造りはしたのですが、揮発酸があまりにも高くなってしまったということで、ボトリングを見合わせることにしました(アンジョリーノが僕のリクエスト通りにやってくれているとしたら、いつか面白いワインとなってリリースされるかもしれません。お楽しみに!)。というわけで、今回入ってきたのは2007年になります。
そして、アンジョリーノの愛弟子(もうこの言葉も必要なさそうですね)、ダニエーレ・ピッチニンの2008年も入荷しました。今回は全てのワインをSO2完全無添加でボトリングしています。ビアンコ・デイ・ムーニはボトリング時には澄んでいたものが、ボトルでの熟成期間中に若干白濁してしまったのですが、還元のニュアンスはほとんどありませんし、味わいと言ったら…。
ドゥレッラで造るモンテマーグロも、ようやくまとまった本数が生産できるようになりました(とはいえ1000本程度ですが)!!!
どのワインとも、まとまった本数が入ってきてはおります(何しろ生産量の50%近くを弊社が頂いていますので)が、凄い勢いで無くなることが予想されますのでご注意くださいね。
モンタルチーノの良心とでも呼ぶべき、ハイコストパフォーマンスなワインを生産するイル・コッレのワインも入荷しました。
文:太田久人
54 nuovo10.09.15
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