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2020-09-25

【新入荷】2020年9月その4(Biancara、Il Cavallino)

大変です!イタリアを10日くらい後に出たはずのコンテナーのほうが先発の2コンテナーよりも先に日本に着いて、その後の作業もスムーズに行ってしまい、通関も切れてしまいました!

に対して、前回ご案内させていただいたオーストラリアからの便に関しては、2MT(トゥー ミーター トール)の商品が、ビールと発泡酒のどちらに該当するのかの判断がなかなかつかないようで、通関が難航しております…。

その2MTの商品ですが、皆さんからたくさんのブラインドご注文(飲んだことのない商品をご注文いただくこと)をいただきました!ただいま集計中なのですが、どうやらほぼすべての商品に対して入荷数以上のご注文をいただいている模様…なんと通関が切れる前に大半が売り切れてしまいました…。本当にありがとうございます!!

日本初上陸の商品が、ブラインドご注文だけで完売するだなんて、本当にインポーター冥利に尽きる喜ばしい事なわけですが、同時に身が引き締まる思いのオータもいたりします…。皆さんが表明してくださる過分なまでの信用に、しっかりと応えられるヴィナイオータであれるよう、これからも精進していきたいと思います!

というわけで、先に通関が切れちゃったワインのご紹介行きます!

アンジョリーノ率いるラ ビアンカーラからは、2019年ヴィンテージのワインが大量入荷です!!サッサイア、マシエリ、ガルガンゴに関しては、1~2か月後には同量が再入荷しますので、気兼ねなくガンガン使っちゃってください!

アンジョリーノのお弟子さん、サウロ マウレのイル カヴァッリーノからは、欠品中でしたズガス2018年オレンジ(カタカナで書くとかなり恥ずかしいですね…)2017年が再入荷です!

カヴァッリーノと言えば、グランセルヴァ2017年の現況に関して皆さんにご報告が。どうやら、一部のボトルにイタリア語でフィランテが出ているようです。フィランテとは、亜硫酸などの活動を抑制する物質がない(もしくは極めて少ない)嫌気的環境下で、乳酸菌を始めとしたバクテリアが、ワイン中の残糖分(グルコース)をβグルカンという粘性物質に変換することで、ワインに粘性が出る現象です。薄い葛湯のような、ぬめっとした舌触りなので、ギョッとする方もいらっしゃるかもしれませんが、ワインを空気に触れさせることで、粘性は取れますのでご安心を。

もちろん、粘性などないに越したことはありませんが、造り手が彼らの良心に従って、酸化防止剤の添加を最小限ないし完全無添加でボトリングしたことで起こる現象ですので、寛大なお心をもってご理解&ご了承のほどよろしくお願いします!

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

文:太田久人
260 261 263 266 nuovo20.09.08

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