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2023-02-16

【新入荷】2023年2月その1(Lasserra, Case Corini)

元イル ブオンヴィチーノ、現ラッセッラからもワインが届きました!ブドウ栽培とワイン醸造をメインで担当している長男レオナルド、最近やたらとやる気が出てきてまして、ラ ビアンカーラでも修行経験のある若い女性エノロゴの協力もあり、色々なアイデアを実践に移している模様。その成果の一端は、オッティマーナで本邦初公開される予定でして、僕自身も非常に楽しみにしております!

で、今回届いたワインですが、ブラケットで造るアキッレ2021とドルチェットで造るアウグスト2020がそれなりの本数が、そしてバルベーラで造るレオナルド2020はごく少量が入荷です。

レオナルドが彼女を連れてピリオド6に参加予定となっております!

そして皆さんお待ちかねのカーゼ コリーニからもワインが届いてます!!詳細は下記の通りとなります。

チャボ デル モレート2021:えげつない急斜面に植わる高樹齢のモスカートで造る、バルラの白ワイン版とでも呼ぶべきワイン。突き抜けたテンション&存在感を備えたワインは、造り手の技量からではなく、さまざまな条件の整った畑のブドウから生まれるという、故ロレンツォの信念が具現化したような区画であるチャボ デル モレート。この畑にロレンツォが出逢った経緯も非常に面白かったのですが、それはまたの機会という事で…。

今回の2021ヴィンテージは、2020と比べたら濃度に欠けるかのように感じてしまいますが、それもそのはずで、2020ヴィンテージは潜在アルコール度数でなんと19%もあったりします…。まだ分析表が手元にないので詳しいことは分かりませんが、仮に2021がアルコール度数的に15%あったとしても、2020の前では薄く見えちゃうという…恐るべしカーゼ コリーニ!!無茶苦茶美味しいです!

ヴィナイオータ2021 (1500ml):オータのゴリ押し(?)で生まれた、それまでは廃棄していたプレスワインを主体にして造るワイン。去年の6月の時点で、「もう美味しい、凄く美味しい」ワインでした。

ブリッコ2019:ロレンツォの実験場的畑だったブリッコ。いろいろなブドウが植わっているとはロレンツォから聞かされていましたが、去年6月に訪問した際に、グイードからカベルネやメルロー、シラーなども植わっている と聞いて顎が外れそうになりました…。

アキッレやバルラと比べると、ブリッコは非常に小さな区画で、ところどころ死んでしまった樹もあって、長らく歯抜けのままの状態だったこともあり、結果としてごく少量の生産量しかなかったのですが、グイードがカーゼ コリーニに参画してから精力的に進めていた歯抜けの部分への苗植えも完了、それらのブドウもようやく生産態勢に入ってきたようです。ネッビオーロを中心に植えたこともあり、かつてのブリッコが持ち合わせていたアグレッシブなタンニンは影を潜め、とてもエレガントなワインへと変貌を遂げた気がします。

ちなみにですが、新しく植えたネッビオーロの数苗は、オータと、業界では“王子”などと呼ばれることもある京都の某ワインショップのイケメン社長が2008年に植えたものだったりします…。

チェンティン2017:ロレンツォの父親ヴィンチェンツォの名(あだ名?)を冠した、ネッビオーロ主体のワイン。今回の2017は、もう傑作としか言いようのないワイン。

バルラ2017:ロレンツォの魂が宿る、高樹齢のバルベーラが植わる区画であるバルラのブドウで造るワイン。傑作その2。

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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