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2024-12-20

【新入荷】2024年12月その3(Il Maiolo,Santa Maria(Colleoni),De Bartoli,San Bartolo)

【イル マイオーロ】

こちらも皆さんお待ちかね、イル マイオーロからは、この価格帯の白としては無敵と言っても過言ではないカンポ ディ ポンテの2021が再入荷、バルベーラ&ボナルダという伝統的なセパージュで造られる黒ラベル イル マイオーロは2011、2008、2007、2006、2005が、そしてこちらは初入荷のカベルネ&メルローで造る赤ラベル イル マイオーロ(ややこしいので、名前変えてくれ~!)の2011、2008が届いています!

イル マイオーロのワイン、今回の引き取りで2011年より前に醸造されたものはほぼ全て引き取ったようです。ここまでに6年かかったわけですが、黒ラベル マイオーロだけでもトータルでウン万本くらいは買っているはずで…(すげ~!)。前回入荷時からすると、為替の影響によりそれなりの値上げとなっていますが、逆にマイオーロのワインの適正価格に近付いているのかなと、オータ個人としては思っていたりします。なんにせよ、収穫年から15年近く経っているワインであることを考えたら、まだまだ格安と言えるのではないでしょうか???前述の通り、2008年以前のものは今回で最後という事になると思いますので、是非とも今飲む用以外にもう10年くらい置いておく用の購入もご検討ください!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=116

 

 

 

 

【サンタ マリーア】

近々来日予定(ひええええ)のモンタルチーノ実験君ことマリーノ コッレオーニのサンタ マリーアからは、畑でもセラーでも放置プレーだらけ(畑が遠くトラクターで行くのも億劫になり、結果として一度もボルドー液を撒かない年も…(笑))のセルヴァレッラ20222019ヴィンテージのブルネッロ が届きました!どちらもマリーノの人柄同様、重苦しいところが一切ないステキなワインです。

本来でしたら、買いブドウで造るビアンコ アンソニカなども一緒に入ってくるはずなのですが、“ナチュラルな”をエクスキューズにしないワインを目指すべく、熟成期間を長く取ることにしたようです。恐らくですが、来年春くらいに届くことになるかと!こちらも楽しみにしていてくださいね!

絶賛販売中のセルヴァレッラ2021(残り60本!)とブルネッロ リゼルヴァ2017もよろしくお願いします!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=125

 

 

 

 

【デ バルトリ】

シチリアのデ バルトリからは、スプマンテ2種、2023ヴィンテージの非酸化白ワイン(←紹介が雑ですいません!)が一通り、非酸化的醗酵&樽熟成を施したグリッロで造る白グラッポリ デル グリッロ2022、オータとの会話から生まれた、アンフォラで皮ごとの醸し醗酵を施したインテジェルシリーズの2022ヴィンテージ、土着品種のピニャテッロ(=ペッリコーネ)で造る赤ロッソ ディ マルコ2022、そして酒精強化ワインが3種、そしてそして今や高級料理酒として不動の地位を勝ち取った感のある我らがヴェッキオサンペーリが届いています!

今回入荷した酒精強化ワインの内容は下記の通りとなります。

ジョセフィーン ルージュ2019:この名前を聞いて、おっ!と思われる方は、25年来のデ バルトリ通!そう、赤の酒精強化ワインです!オータが26年前に取引していた当時は、ネーロ ダーヴォラで造られていたのですが、今現在はピニャテッロしか黒ブドウは栽培していませんから、当然ピニャテッロで造られています。2019ヴィンテージのピニャテッロが醗酵している途中でアルコール添加を行い、樽で熟成させたものになります。チョコレートなどと楽しまれても良いかもしれません。

マルサーラ オーロ スーペリオーレ リゼルヴァ2009:オーロ(ゴールド)でスーペリオーレ(上位の、最高位の)なリゼルヴァ…デ バルトリ的には普通にやっていることでも、原産地呼称委員会的にはえげつなく凄いことなのでしょうか…(笑)。2009年ヴィンテージの醗酵途中のグリッロに酒精強化をし、樽で熟成させていたもの。今回届いたのは出荷直前にボトリングされたものなので、約15年の樽熟成という事に…。

マルサーラ オーロ スーペリオーレ リゼルヴァ1988:現行(!)で販売しているものの再入荷分になります。故マルコが手掛けていた時代のマルサーラで、前述の2つとは製法が若干異なります。若いヴェッキオサンペーリにブランデーとモストを混ぜたミステッラと呼ばれるものを1988年に添加(酒精強化)し、樽で一切の補填をすることなく熟成…。つまり、前述の2つは、表記されているヴィンテージのブドウを使ったワインなのですが、このワインの表記されている1988年は酒精強化がなされた年を指します。ですので、使用されているワインはそれよりも古いことに…。そして、前回入荷分&今回入荷分ともに、2020年にボトリングされたもの。つまりのところこのワインは、「1985年以前に醸造されたプチ ヴェッキオサンペーリを1988年に酒精強化、その後32年間一切ウイヤージュをすることなく酸化的熟成を施したワイン」という事に…。前回に比べると、価格的にはググっとお高くなってしまいましたが、↑のように書けば、このワインが決して法外な価格なわけではないことにご納得いただけるのではないでしょうか????

実は…マルサーラの彼らのセラーには、1986、1987、1988、1993などマルコ時代のマルサーラが未だに熟成中でして…。一体いつボトリングするの?というオータの問いに「さあな。でもよ、(全部)ボトリングしちゃったら、(今なお熟成する親父の)ワインがなくなっちゃうだろ?」と長男レナート。かっこよすぎるぞおおおおお!
というわけで皆さん、是非ともこのワインで“歴史”や“時間”の旅をしてみてください!

ブックラム パードレ デッラ ヴィーニャ2000(樽熟成10年Ver.):パッシートの可能性を追求するため、10年に及ぶ樽熟成をさせたイタリア最強のデザートワイン、ブックラム2000も再入荷分が届いております。いまだ樽で熟成中の1998年、2001年をリリースさせるためには、この2000年をデ バルトリから買い切る必要があります!皆さまの清き一本を!!

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【サン バルトロ】

もしかしたら、オータ以上にオータ妻が切望していたかもしれないワインが3年ぶりに入荷です!シチリアの離島、リーパリのサン バルトロからは、マルヴァジーアで造るイーゾラ ビアンカの2020&2021ヴィンテージと、樹齢100-150年(!)の島の土着品種コリント ネーロで造るイーゾラ ネーラ コリント2020が入荷です!

事故で一時は生死の境を彷徨ったダニーロ、ワイン&高品質食材のお店をリーパリで経営しつつ、エオーリエ諸島のホテルやレストランへの卸売りも行い、畑で仕事し、夜は激烈流行っているレストラン(オステリア サン バルトロ…サイコ~でした!)のホールに立ち…。畑&セラー仕事を手伝ってくれる人も現れないし、ワイン造りをやめてしまおうかと考えた時期もあったそうなのですが、愛するオラが島の風景を液体の中へと詰め込み、それが世界を旅し、そのワインに魅了された人が島を訪れる…この循環の輪の素晴らしさに憑りつかれてしまったダニーロがそんな簡単にやめられるわけないですよね(笑)。イーゾラ ビアンカは、両ヴィンテージとも即戦力としてお使いいただけます!

そしてイーゾラ ネーラ コリントですが、エオーリエ諸島にヴァカンスで訪れたヴァルテッリーナのアールペーペのイザベッラさんも激賞のワインです!コリントネーロというブドウですが、サンジョヴェーゼやアリアーニコよりも、ネッビオーロやピノ ノワール寄りのブドウで、少々特徴的な香り(スパイシー?ハーバル??野菜っぽい??)があるように思います。

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*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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