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2017-04-04

【新入荷】2017年4月 その1

2週間のイタリア出張から戻ってまいりました!今回はフリウリ、ヴェネト、トスカーナを周ってきたのですが、とても収穫の多い旅となりました。若い造り手たちの成長や飽くなき挑戦ぶりを目の当たりにして非常に嬉しくなり、そしてすでに独自のスタイルを確立しているにもかかわらず未だに進化を続ける大御所たちに改めて驚かされ…ヴィナイオータも彼らに倣って前のめり&攻めの姿勢を貫き続けていきたいと思いますし、即実践すべく早速いくつかドデカイ仕事もまとめてきました。楽しみにしていてくださいね!!

それでは4月の新入荷案内第1弾行きます!!!

ヴィナイオータを代表する鬼コストパフォーマンスワイン、イル ヴェイ2015ヴィンテージが届きました!雨がちだった2014と比べると比較的好天に恵まれた2015は、2014よりもリッチな味わいとなっています。僕自身タンクからしか試飲をしておりませんので、各ワインがどの程度発泡しているのかは全く分からない状態です…。ですので、弊社の表記上は全て“微発泡?”としておきます。

そして日本初上陸のワインが2つ!!


(左:マルヴァジーア アマービレ、右:ピアチェーレ デル ヴェイ)

ひとつ目はマルヴァジーア アマービレ、薄甘口の微発泡マルヴァジーアになります。話が逸れますが、イル ヴェイは未だに量り売りでの販売もしています。お客さんはダミジャーナ(容量50リットル程度の大ビン)を持ってセラーを訪れ、希望のワインを購入し、家に帰って自分でサイズの小さいビンにボトリングします。で、そのお客さんがボトリング後に微発泡することを望む場合、辛口に仕上がっているワインに甘口のワインを数リットルその場でブレンドしてあげるのですが、そのために白はマルヴァジーア、赤はボナルダの一部を醗酵途中で濾過冷却し甘口の状態で保存しておきます。今回のマルヴァジーア アマービレは、余剰分をそのままボトリングしたものになります。
ふたつ目はメルローで造るワインで、名前をピアチェーレ デル ヴェイといいます。恐らくですが、“イル ヴェイのお遊び(メルローという外来品種なので)”と“ワインの喜び(イル ヴェイはピアチェンツァのあたりの方言でワインを意味します)”のダブルミーニングになっているのかと。

イル ヴェイのワインを引き取った後も、港にはすでに通関の切れているワインが約2万本あり、4月中に約4万本のワインの通関が切れるという噂もありまして…面白いワイン目白押し!なのですが、それらをご紹介するためには皆さんの清き1本が不可欠です!!!どうかご協力のほどよろしくお願いします!!!!

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