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2008-01-21

北からの頂き物

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真鱈をいただきました。白子の大きいこと大きいこと!1kg以上あったんじゃないでしょうか。2日にわたって楽しませていただきました。
1日目は鍋で。胃袋も食べてみましたが美味しかった。
2日目は、身はフリット、白子は3年ぶりくらいのレシピに挑戦。
白子のクロスティーノ
塩コショウして、粉つけてしっかり焼く。白子が焼けるタイミングに合わせてパンをカリカリに焼き、軽くにんにくをすりつけておく。そしてたっぷりのバターを温めて、そこにアンチョビを投入し、ケッパーを追っかけで入れる、それを焦げる直前まで熱して、パンの上に乗っけた白子にかけ、パセリでも散らせば完成。自分の作る料理をめったに褒めることはないのですが、今回のは本当に美味しかった。見た目も綺麗に出来たから写真とっておけば良かった・・・。白子をポン酢で食べるというアプローチとは真逆の考えのレシピで、白子の食べ物としての”重さ”をこれでもかと強調したような料理。
もしかしたら料理と音楽の好みって似通うものなのかな。少なくとも僕の場合はそう。
重層的な構成の料理(素材の組み合わせ、一皿に載っているものそれぞれの料理法の違い、ソースなど)も別に嫌いじゃないし、美味しいとは思うのですが、頭使いながら料理食べるのは、ほんとに”たまに”でいい。
もしも圧倒的な個性の主役が1人いるのなら、その個性をより際立たせつつ、自らも自己主張できるような脇役が2-3人いるだけのような料理のほうが、僕の性に合っている。
前者がオーケストラのようなものなら、後者は3-4人編成のバンド。
今回の料理の場合、
白子 スティング
パン スチュワート・コープランド パンの食感もドラムの音も乾いてるから
アンチョビ・ケッパー入り焦がしバター アンディ・サマーズ ぱっと見、強烈な個性は感じさせないが、ないと恐ろしく寂しい
といったところでしょうか。
うおーーーー、ポリスのコンサート楽しみだぁぁぁぁぁぁ。

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