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2025-11-13

スタッフの推し トリンケーロ来日 キャンペーン(佐藤ver2)!![1月末迄]

みなさまこんにちは!ヴィナイオータに入社して間もなく丸12年、ここ最近、他のスタッフが紹介してくれる時の枕詞が「最古参」になっている(笑)つくば本社小神野事務所の佐藤です。4月には、こちらの「スタッフの推し」キャンペーンでオーストラリアの造り手2軒を推させて頂きましたが、年内最後となる今回はもちろん!間もなく来日してくれるトリンケーロを激推しさせていただきます!

先日、メルマガにて「トリンケーロ来日イベント・試飲セミナーのご案内」をさせていただきました通り、トリンケーロの当主エツィオが単独来日し、11/22~12/1まで全国各地を回って試飲会やイベントを開催させて頂きます。

今年の初めにも「2025年にプッシュして行きたい造り手の筆頭格」としてトリンケーロの名前を挙げさせていただきましたが、まだまだまだ道半ば。ワイナリー創設100周年という記念の年の最後に、大好きな日本でのアニバーサリーツアーを決行してくれるエツィオと共に、各地でたくさんの方々に彼の想いや覚悟を感じていただきたいと思っています。

このキャンペーンの文章を書くに当たり、現在絶賛販売中のトリンケーロのワイン12アイテムをひと通り、2週間の時間をかけて飲みましたが、「やっぱり凄い!」のひとこと。改めてその素晴らしさを実感いたしました。
トリンケーロならいつも使ってるよ~の方も、まだ全然試したこと無いな…の方も、みなさま是非最後までお付き合いください!

 

 

トリンケーロ一族がアリアーノ テルメにブドウ畑を購入し、ワイナリーとしての活動をスタートしたのが1925年。なんと今年で創立100周年!になります。アスティ県で一番初めにDOCワインの自家元詰めを行うための登記をしたという歴史を持つワイナリーで、エツィオは3代目当主。当初から、自然環境に最大限の配慮を払った農業を心がけ、セラーでも人為的関与を極力避けたワイン造りを理想としてきました。元々大きなワイナリーでしたが、ワインの質を向上させるためには自身でブドウの世話がしっかりできる広さにということで、所有していた40haの畑の中で最も条件の良い畑10ha程を残して、他は全て売却してしまいます。バローロやバルバレスコのあるアルバ地区に比べると、粘土質でより肥沃な地質を持つアスティ地区ということもあり、施肥をせずともアルコール度数の高い、凝縮した果実味を持つワインができると考えるエツィオは、一切の肥料を撒かず、ボルドー液以外の除草剤などの化学的な薬剤に頼らない農業を行っています。

主要品種のバルベーラ以外にも、フレイザ、ネッビオーロ、グリニョリーノ、マルヴァジーア、アルネイス、シャルドネ(以前は、更にドルチェットやメルロー、ブラケットも)と多くの品種を栽培しており、ワイナリーの規模を考えると、非常に多種類のワインを造っています。それら全てが、目を見張るほどの高いテンションとクオリティを備えているのですが、多種類をリリースしているが故に、トリンケーロのワインが別のトリンケーロのワインのライバルになってしまうというか、個々のワインに対する注目度が分散してしまい、その凄さを正当に評価されていない気がして、我々もとても歯がゆい思いを感じているのが正直なところ。もっともっと評価・注目されるべき造り手ですので、今回の来日ツアーをそのきっかけにできればと思っています。11/21~12/2の来日期間中、つくば、福岡、岡山、京都、東京、鎌倉、仙台でセミナーを含めた試飲会を行いますので、是非エツィオに会いに来ていただき、エツィオの信念、情熱、覚悟を感じていただけたら幸いです。日程や場所の都合で試飲会へのご参加が難しい方も、是非彼のワインからそれらを感じていただけたらと思います。

ヴィナイオータとトリンケーロとの出会いは2001年。その年のヴィーニタリーで、当時エージェントの仕事をしていたフランク コーネリッセンが太田にトリンケーロのワインを飲ませてくれたのがきっかけでした。その直後に太田がエツィオの元を訪ね、取引がスタート。ヴィナイオータ創業3年目からのお付き合いで、かれこれ24年になるのですね。24年の中で、栽培するブドウ品種の取捨選択であったり、DOC・DOCGを申請する/しないであったり、新しいワインの誕生であったり、エツィオも様々な試行錯誤を繰り返してきました。彼のアイデアと太田の公私混同によって生まれた太田家の三兄妹シリーズもしかり。昨今のマテリアルの高騰や人材確保の難しさ、ワイン法のレギュレーション変更等にもより、ワインの価格は上昇の一途。トリンケーロのワインもご多分に漏れず価格上昇が避けられない状況ではありますが、そんな中でも少しでもみなさまにトリンケーロのワインを手に取っていただきやすくするため、これまでもこれからも、ヴィナイオータは全量買いや大人買いを継続していく所存です!

全量買いや大人買いをしていることもあり、新しいヴィンテージが入荷しても、まだまだ前のヴィンテージが売り切れずにリリースできなかったり、何年も在庫していたりするため、最近のワインラインナップの中でトリンケーロのワインを見ると、急にお買い得感が出ている気さえしています。13年熟成した2012年VTのトップキュヴェ「ヴィーニャ デル ノーチェ」が6,800円、2019年VTの古樹のバルベーラ「バルスリーナ」が3,400円って、よく考えたら安すぎじゃないですか!? 現在絶賛販売中のトリンケーロ全ラインナップ12アイテムを1本ずつご紹介して行きますので、是非ご確認いただき、お試しくださいませ!

 

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