12/16 Stingのコンサート1日目に思うこと
バタバタでなかなか更新できません。
前回みたいに、イタリア旅行記を書き終わる前に次のたびに出かけることになっちゃったらどうしようかとちょっと心配になってきてしまいました。新しく入ってくるワイナリーのこともあるし、がんばって書かないと、です。
昨日から3日連続でStingのコンサートです。昨日が一番悪い席で前から7列目、今日は6列目真ん中、明日は最前列ど真ん中。いやが上にもにもテンション上がるってなものです。
結果から言うと素敵でございました。特にアンコールは盛り上がったなぁ。
聴きながらアホみたいな事を思いました。Stingとイチローには共通点があると。
・走攻守すべてに秀でている。
イチローは言わずもがな。音楽の世界の走攻守っていうと僕が思うに、
走:演奏の能力かと。Stingが前(まだとんがっていた頃)にジョンレノンがもっと楽器が上手だったら、もっと素晴らしい曲が書けてた的なことを言ってた。
攻:歌唱力、パフォーマーとしての能力など
守:ソングライティング、作曲の能力
走と攻に関しては、Stingよりも上手な人はいるかもしれないけど、守に関してはほぼ無敵かと。イチローも同じような感じで、足が鬼のように速いわけではなく、読みの部分が卓越しているわけだし、攻に関してもヒットを打つ能力はぶっ飛んでいても、毎年彼より打率の良い人間はいるわけだし、攻の世界で重要視されるホームランに至ってはお話にならないくらい凄い人が他にいっぱいいる。だけどイチローは攻の世界でもイチローしか表現できない”味”のようなものがあり、それはStingも一緒で、あの声を”悪い声”ということも出来るだろうし、”味のある声”ともいえるだろうし。うーん、面白い。
そして2人に共通しているのが、圧倒的なプロフェッショナリティ。プロスポーツやショービジネスは観客ありきで成立していることを本当に良く理解している。アーティストであるのと同時にエンターテイナーでもある。
厳しい自己管理、自分の”型”を壊すことを恐れない。
Rock-Jazz-Classicと音楽の国境をあっさりまたいでしまうStingは、成功の仕方はロックスターそのものかもしれないけど、音楽のスタイルからするならポップミュージシャン、それも世界最強の、というべき存在なのかも。
自己管理という点を学べるほど勤勉ではありませんが、常に自分の”型”を壊し続けようとする気概は自分の仕事にもフィードバックさせれるかなぁ。
ああ今日も楽しみです。
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