【新入荷】2019年3月 その2(L’Acino、Valter Mlecnik、Domaine des Miroirs)
詳細は何も決まっていませんが、6月に来日が予定されている、食べることと(ナチュラルワインを)飲むことと、オラが故郷カラーブリアが好き過ぎてワイン造りを始めてしまったディーノ率いるラーチノからは、マントニコで造る白マントニコスの2015年と、圧搾したマリオッコのモストで造るロゼワイン、アソール2017と、樽香が強くなり過ぎてしまった2012年のマリオッコに2016年のステンレスタンクで醗酵熟成させたマリオッコをブレンドし、全てマグナムにボトリングしたワイン、スプートニクが入荷です!
絶賛販売中の5ワイン共々よろしくお願いします!!
スロヴェニアの巨人ヴァルテル ムレチニックから、久し振りにワインが届きました!今回リリース
尊大な佇まいのメルロー2009も是非!
振り分けにはとても悩まされる造り手ですが、ブログを書く上ではこれ以上ないというくらい楽させてもらえる(なにしろ本人が日本語で書いてくれますので(笑))造り手、ドメーヌ デ ミロワールからもワインが届いています!!!
今回日本に届いたワインですが、
●ソノリテ ドゥ ヴァン2015(シャルドネ)
●ベルソー2015(シャルドネ)
●アントゥル ドゥ ブルー2015 Inne(サヴァニャン)
●ヤ ナーイ2016(プールサール)
の4種類となっております。
以下、鏡氏から今回入荷のワインについての紹介文です!
飲んで頂く前に私からワインの印象などを書きますと、先入観が優先して皆さんの楽しみが減ってしまうかと思いますので、いつもの様に控えさせていただきますが、さすがに2015年というミレジムについて少々触れておきます。
この年のジュラは猛暑の年、と一言で言えると思います。このため私たちのブドウは収量が少なくなりましたが暑さと雨量の少なさに耐えながらも、しっかりと力強く熟しました。それゆえにワインはアルコール度数も上がり、その上集中力・凝縮度の高いものとなりました。
時に猛暑の年は熱い(厚い)、重い、と言った印象を持たれることもあり敬遠されたりもしますが、例えばフランスの2003年の様に今開けてみると当時とは比べ物にならないほど洗練されバランスが整い、そして大きなワインに私自身何度も出会ってきました。
このことからも2015年の白は今飲んでも美味しいと思いますが、残念ながら生産量も少ないことですし、彼らと長旅に出て頂かれても普段と違う風景が見れることは興味深いと思います。そしてそこまで長くなくとも今後5,6年で成長が見て取れると思いますし、その成長を見届けて頂けたらブドウ・ワインに携わった人間としても幸いです。
そしてアントゥル ドゥ ブルーには今回 Inne という一言を付けました。「生まれつきの」「先天的な」という意味らしいです。
2015年というこのワインの中に、この畑の、そのブドウたちの潜在能力と言いますか大きな未来を見いだせたように感じたからです。そう、この土地で育っていくのが必然だったかのように。
最終的に色々と書いてしまいましたが、それぞれの年の気候やそこで生きるブドウの息吹が伝わるようなワインを造っていけたらといつも思っています。
今後ともよろしくお願い致します。
Domaine des Miroirs
鏡 健二郎
文:太田久人
215 220 nuovo19.03.14
(ブログ掲載時には完売している場合がございます。予めご了承ください。)
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