イル カンチェッリエレ行きます!
唐辛子大好き爺さんソッコルソと家事からワイナリーの仕事までちゃきちゃきバリバリこなす娘リータを中心とし、全員に持ち場があるまさに家族全員参加型ワイナリーです。
ほんとみんな滅茶苦茶純朴でピュアで可愛らしいんです(爺さんも含め)!
彼らもオッティマーナ皆勤賞で、今回もソッコルソの末娘の旦那クラウディオ(ラーメン大好き!)が来ます!
前回来日時に僕が書いた記事、彼らのワインはもっともっと注目されてしかるべき!というオータの魂の叫びが込められまくった文章でしたね…。(下記リンク参照)
3年経った今現在、日本での彼らのワインを取り巻く状況は一変したと言えるかもしれません。
特にミドルレンジのワイン、ジョヴィアーノの人気ぶりには目を見張るものがあります。
価格からは想像できないような味わいの充実感が認知されるようになったのだと思います。
彼らのワインが時間をかけて徐々に獲得していった信用も一役買っていると思うのですが、僕個人としては、年を追うごとに造り手として成長し、“濃いのに軽い”アリアーニコを世に出してきていることが最も大きな要因になっている気がします。
さてどうして軽くなったのか?と聞かれたら、僕が思い当たる節としては酸化防止剤完全無添加でボトリングすること…ということになるのでしょうか。
「タンニンとポリフェノールって、いわば天然の酸化防止剤なわけだよね?アリアーニコって品種は、そのどちらの成分も十分すぎるほどに豊富なわけだから、酸化防止剤をあえて入れる必要もないんじゃないかって思うようになったんだ。」とクラウディオ。
醸造面ではカンティーナ ジャルディーノのアントニオのアドヴァイスを受けつつも、自ら考え決断し、ちゃんとその結果がワインに反映している…ワイナリーとして立ち上げた時からの付き合いなので、やはり感慨深いものがあります。
あとはタウラージというワインをもっと認知してもらえるよう邁進するのみ!!
さらに詳しくは下記リンクもご覧ください!
造り手紹介 イル カンチェッリエレ その1(2011.11筆)