ヴィナイオータかわら版 ~ 岸本編 その五 ~
岸本の”飲んでもらいたい”ワイン紹介!
5-2015 「チンクエ 2015」 (Podere Le Boncie ポデーレ レ ボンチエ)
「女性らしい優しさと温かみ!」
ワイナリーの黒板には娘の落書きもあったり、ほのぼのした雰囲気のお母さん栽培醸造家ジョヴァンナ。本来のキャンティの規定ではリゼルヴァを名乗れるのですが、「自分のワインにとっては普通のことよ。」と、看板商品であるレ トラーメをノーマルキャンティでリリース(2011年以降はIGTトスカーナでリリース)していた骨太な造り手さんです。女性が仕込むワインには女性らしい、柔らかさがありますが、彼女のワインはキッチリした中に特に温かみがあります。
イタリアの成績表は10段階評価なのですが、6以上は合格、5以下は落第ということで「ギリギリでレ トラーメになれなかった」という意味を込めて、冗談交じりにチンクエ“5”と名付けられたこのワイン、レ トラーメのセカンドワインの位置付けで後から造られることになりました。本来レ トラーメになるはずのアルベレッロ仕立てのブドウの中からレ トラーメ用に選別した残りを、木製の開放醗酵槽で醗酵後、一部をステンレスタンク、一部を樫の大樽にて熟成させます。
今回の2015年、今飲んで本当にめちゃくちゃ美味しいです。サービス温度としてはセラーよりは高めで出したいですね。安定感もありますのでグラスで使ってもらえると思います。先日大阪でアリアンナのパスタを食べまくる会をやりましたが、アリアンナのペンネ&サルシッチャとジロール茸のソースと最高でした!色々な料理に寄りそうような優しい味わい、まだ飲まれていない方は是非一度お試しください!!
<<岸本の飲んでもらいたいワイン紹介>>
銘柄:チンクエ 2015
造り手:Le Boncie レ ボンチエ
地域:伊トスカーナ州
ブドウ:サンジョヴェーゼ主体、コロリーノ、フォーリアトンダ、マンモロ
希望小売価格:3,400円(税抜)
生産者紹介は以下リンク先より
https://vinaiota.com/category/le-boncie
【新入荷】2023年10月その2(Ezio Cerruti,Il Cancelliere,Arpepe,Bressan,Le Boncie,De Fermo,Arianna Occhipinti,De Bartoli,Two Metre Tall) 【新入荷】2023年2月その4(Arianna Occhipinti,Le Boncie,Gravner,Nicolini,Possa,Il Moralizzatore,Stefano Berti,Colle Florido,Natalino del Prete,L’Acino,La Calabretta,Stefano Legnani) 【新入荷】2022年6月その1(Davide Spillare,Maison Maurice Cretaz,Le Boncie,De Fermo,Nicolini,La Calabretta,Stefano Legnani,Stefano Berti,Cantina Giardino,De Bartoli,La Visciola) 【新入荷】2022年5月その1(Casa Coste Piane,Fonterenza,Radikon,Gravner,Il Cavallino,Ezio Cerruti,Nicolini,Bressan,Cantina Giardino,Le Boncie,Arianna Occhipinti,La Calabretta,De Fermo,Lasserra) 【新入荷】2021年2月その1(Cantina Giardino, San Bartolo, Borgatta, Luigi Tecce, Il Colle, Le Boncie, Longariva)