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2020-01-21

【新入荷】2020年1月その2(L’Acino、Daniele Portinari、Borgatta、La Castellada、Il Colle、Cappellano、Ferrandes)

あけましておめでとうございます!本年も変わらぬご愛顧をお願いいたします!!

去年のこの時期に書いたメルマガを読むと、2018-2019シーズンの年末年始も比較的ゆっくりと過ごせたらしいオータなのですが、2019-2020シーズンはそれに輪をかけてゆっくりすることができた気がしています。12月末が経理上の年度末でもあるため、年末年始は決算関係の資料の作成に追われる…というのがオータの恒例行事だったのですが、オータが担当していた経理業務の一部をスタッフが担当してくれるようになったことと、2019年度は隣の新倉庫&Newダダの建設に莫大な資金が投入されたこともあり、2月末に控えている納税という名の国民的義務が比較的軽く済む事が確定しているため、心身ともに穏やかに過ごす事ができたのかと(笑)。

やはり、心に余裕がある時には考えもまとまるもので、犬の散歩中に頭の中に漠然としか存在しなかったものがくっきりと形を成したのを感じた瞬間がありました。それは、オータやヴィナイオータが進むべき道に光をもたらすものでもありますし、最近とんとご無沙汰してしまっている起源話シリーズのオチにも繋がるものでもあり…。そんなこんなでオータの2020年は幸先よくスタートしておりますので、この調子で1年を駆け抜けたいと思います!!

では新入荷案内でっす!

猛者揃いのヴィナイオータのラインナップ内でもすっかり定位置を確保した感のある、ディーノ率いるカラーブリアのラーチノからは、新ワインも含め4ワインが届きました!内容は以下の通りです。

ジラモンド2018:ポッリーノ国立(自然)公園内の、標高650mにある畑で獲れたマルヴァジーアで造るワイン。暑く乾燥した2017年ヴィンテージよりも色調も薄く、香りもキュートな感じなのですが、アルコール度数は2017年よりも高い(14.5%強)…。サクサクな飲み心地です!3000本入荷。

ラーリオ デル アージノ2018:“ロバの鳴き声”という名の、グレーコビアンコで造るワイン。ブドウはジラモンドに使われているマルヴァジーアと同じ畑で栽培されたもの。香りも味わいもニュートラルで、ジラモンドよりもコーラ ビアンコに近い雰囲気があるかもしれません。1200本入荷。

マントニコス2016:マントニコのクローンの一種である、高樹齢のマントニコ ピント100%で造られるワイン。ちょっとシリアスな佇まいが…。600本入荷。

アーソル2018(※):圧搾したマリオッコの?モストを一切皮と醸すことなく、白ワインのような造りをしたロゼワイン。2017年もステキなワインでしたが、2018年は香りが素晴らしく、フレッシュでジューシー、でもただ軽いだけでもない…。今回のアーソル2018はある意味、究極のロゼワイン像を具現化したような存在なのかとオータは思っております。1800本入荷。

他のワインも併せてよろしくお願いします!グアルナッチャ ビアンカで造るG2016と2ヴィンテージのマリオッコをブレンドしたワイン、スプートニク1(12&16)が品薄になってきております。お買い逃しなきよう!

※アーソル2018のワイン名表記について
2017年ヴィンテージまで、“アソール”と表記しておりましたが、昨年ディーノが来日した際、“アーソル”と発音していましたので、弊社表記も変更いたしました(汗)!

先日、ダニエーレ ポルティナーリのナンニ2014がついに終売しました!5400本を売り切るのに、丸4年かかってしまいました…。というわけで、ワイナリーを出発してから3年寝かせていましたナンニ2015を満を持してリリースします!太陽に全くもって恵まれなかった2014年とはうって変わり、2015年はブドウの生育期間中はずっと素晴らしい天候だったこともあり、ワインも健康美に溢れていて、味わいもとても素直!お値段的には通常価格に戻りますが、価格以上の内容があると思います!

絶賛販売中のタイ ロッソ2014も残り150本ほどになりましたので、タイ ロッソ2015も併せてリリースすることにします。2014年とは対照的に、非常にエネルギッシュなワインです。並べて飲むのも楽しいと思います!ピエトロビアンコ2017も是非!!

齢80を超えても元気バリバリなエミーリオ&マリアルイーザが営むワイナリー、ボルガッタのバルベーラで造るボルガッタ2013が終売、ドルチェットで造るラ ミッラ2013も残り60本ほどとなりましたので、両ワインの2014年ヴィンテージをリリースします。ポルティナーリの2014年のワイン同様に、線の細さが目立ちますが、誠実&エレガント&チャーミングなワインです。パオロ ヴォドピーヴェッツが絶賛する理由を考え探しつつ飲んでいただけると!

ラ カステッラーダビアンコ デッラ カステッラーダ2010が終売しましたので、2011年をリリースします!均整の取れた2010年と比べると、2011年は非常にパワフルなワインです。抜栓してから置いておけば置いておくほど本領を発揮しますので、グラスでサーブするのに最適なワインかと!2010年の現地最終在庫1000本と一緒に仕入れたため、240本とごく少量の入荷となります。一瞬で売り切れてしまうと思いますが、夏前にはもう1000本ほど入荷してきますのでご心配なく!

絶賛販売中のリボッラ2011、ソーヴィニョン2012、フリウラーノ2012(絶品!)、ロッソ2007もお願いします!

モンタルチーノのイル コッレブルネッロ2012も残り僅かとなりましたので、2013年をリリースしちゃいます!強くて無骨な雰囲気さえある2012年と比べると、香りも華やかで飲み心地もとてもスムーズで、ある意味2012年よりも飲み頃なワインと言えるかもしれません。

バローロ キナートの生みの親でもあるカッペッラーノの2013年ヴィンテージのバローロで仕込んだキナート(500ml)が終売しましたので、2014年ヴィンテージのもので仕込んだロットをリリースします(ラベル等には、使用したバローロのヴィンテージの記載は一切ありません。判別方法はこちら→ https://vinaiota.com/blog/2813 )。そのまま飲んでも良し、ソーダ割りにしてもとても美味しいですよ!

ブドウもケッパーも不作の年が続いているパンテッレリーア島のフェッランデスからは、パッシート ディ パンテッレリーア2008の最終ロットが届きました。今回入荷したのは、収穫から約10年後の2018年にボトリングされたもので、ラベル上でもヴィンテージの下に“Decennale(10年物)”と書かれています。こうやって改まって書くわけですから、前ロットはかなり前にボトリングしたものなのかなぁと想像し、確認してみたところ、2017年にボトリングされたものでした(笑)。

ケッパーがないとオータ家の食生活はかなり寂しいものとなってしまいますので、今年こそはちゃんと分けてもらいたいところです!あと極上干しブドウも!!

文:太田久人
208 216 230 231 233 236 245 nuovo20.01.21

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