【新入荷】2018年3月 その1 (Monastero di Vitorchiano、Cappellano)
日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。
ラツィオ州のヴィトルキアーノ修道院で造られるワインの2016年ヴィンテージが届きました!
それまでは量り売りしかしておらず若干売り困っていたところを、ウンブリア州のベアの勧めで2005ヴィンテージからボトリングを開始、ベアのインポーターがこぞって買い求めるようになってもう10年以上が経つんですね…。
コエノビウムに関しては毎年4000本程度を買っているのですが、1年と在庫が持つことがない定番ワインになりました。2015年同様に、2016年も良い天候に恵まれました。皮ごと醸した白、ルスクムとこの地域の伝統的なセパージュであるチリエジョーロ&サンジョヴェーゼで造られる赤、ベネディックはそれぞれ480本の入荷ですので、一瞬でなくなってしまう事が予想されます!
カッペッラーノのワインも着きました!
今回入荷したのはバローロ&バルベーラは2012ヴィンテージ、ネッビオーロは2013、バローロ キナートの新しいロット、そしてバローロのバックヴィンテージものも分けてもらいました!
味わいが開くのに比較的時間のかかるカッペッラーノのワインですが、2012ヴィンテージの去年の6月の段階での飲み心地にオータあんぐり。特にルペストリスに関しては、まさに“すぐ美味しい、凄く美味しい”ってやつです。
とはいえ、もう少し寝かせることをお勧めします(笑)。ピエフランコ、バルベーラ、ネッビオーロは入荷本数も少ないので限定とさせていただきます。
そしてバックヴィンテージに関してですが…蔵出し価格が高くてオータもビックリ!でも、人生には引くことができない勝負どころというのが何回かあり、今回はそれに当たる(詳しくは言えませんが…(笑))と考えましてオファーがあった本数を全ていただいてきました。
それぞれ入荷本数も少ないので、瞬殺しちゃう…かも?…もといオータは瞬殺することを切に願わないわけにはいかない懐事情だったりします!
そして元祖バローロ キナートは、500ml入りと若干お買い得となっている750ml入りの2サイズが入荷しております。
前回行った時に仕入れたキナート豆知識!!
1. 門外不出のスパイス&ハーブの配合率が漏えいしないよう、スパイス&ハーブは複数のお店で購入している!
2. 秘伝のレシピを踏襲しつつも、現当主アウグストは少しずつ彼のアイデアを盛り込み始めている!(例えば、使用する砂糖の量を徐々に減らしていることなど…)
3. キナートに使われているバローロのヴィンテージを知る事ができる!
彼らのキナート、裏ラベルにロットが印刷されているのですが、例えば116となっていた場合、2016年の1回目のボトリング(基本年1回しかボトリングしません…)を意味しておりまして、使われているバローロはボトリングされた年から4を引いた数…つまり116の場合2012年ヴィンテージという事になるそうです。
現在販売中のロットNo.116が売り切れ次第、今回入荷の17年ボトリング(2013ヴィンテージのバローロ)Ver.をリリースさせていただきます!
文:太田久人
191 192 nuovo18.03.01
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