【新入荷】10月その2&その3( Il Colle,Il Moralizzatore,Cristiano Guttarolo, Naturale,L’Acino,La Biancara)
ヴィナイオータがお届けする超本気の酔狂イベント、ヴィナイオッティマーナ。おかげさまでステキなリアクションをいただいております。GM岸本が書いたように、弊社店舗だだ商店 だだ食堂での開催という事もあり、会自体は小規模にはなってしまうのですが、その分濃密な空間&時間を創出できるよう善処したいと思っております!
今現在はオッティマーナという会自体の準備に注力しているため、開催日以外の造り手の予定等を全く考えていない状態なのですが、何かしらの形でオッティマーナ以外でも皆さんが造り手と交流できる機会を作れたらなと考えております。そちらも楽しみにしていてくださいね!
先日まで2週間ほどイタリアに行っていたのですが、造り手たちも皆さんと会えるのを非常に楽しみにしていました!!
オッティマーナ関連の造り手への連絡が気絶しそうなほど山積してしまっているので、挨拶文はこのくらいにして、新入荷案内に入らせていただきます!
イル コッレからは、ロッソ ディ モンタルチーノ2019が新入荷、ブルネッロ2015が再入荷です!ロッソ2019は、抜栓直後は樽のニュアンスが先行(新しい大樽?)するのですが、しばらくするとワイン自体が持つ力が発揮され、パワフルなのに滑らかな飲み心地に…。
ブルネッロ2015も雄大さと軽さを兼ね備えたステキなワインです。ブルネッロ15ですが、為替等の影響により、若干の値上げを余儀なくされましたことをご了承くださいませ!当主のカテリーナもオッティマーナ、ピリオド8に参加予定ですううう!
獣医のエンリコと薬剤師に復職(!)したアンドレアが営むイル モラリッザトーレからは、樹齢の若いヴェスパイオーラで造るスティルワイン、ビッビィ2020が届きました!
2020年は雹の被害を受けたこともあり、収量的にもブドウの品質的にも非常に厳しい年ではあったのですが、今回のビッビィは線は細くともまとまりがあるワイン。親(造り手)に似ず、ヤンチャなところが一切なくて、オータは一安心(笑)。
味わいが開いてきたと思ったら、売れ行きも早くなったヴェスパイオ2018も残り300本を切りました少なくなってきましたし、ヴィナイオータ的薄旨ワイン赤、カベルネーレ2016も残り60本程となっております!全然動きませんが(涙)醸し醗酵ヴェスパイオーラなワイン、ブレスパ16-17も凄い美味しいですよ!エンリコ&アンドレアもオッティマーナで来日予定です!
プーリア州のクリスティアーノ グッタローロからは、新しいワインが届いています。ジャという名前のワインで、ヴィンテージは2021、トレッビアーノ90%、ヴェルデーカ10%をステンレスタンクで醗酵&熟成させたワインになります。トレッビアーノ由来と思われるハーバルな香り、抑制のきいた果実味と土壌由来のミネラリーな余韻を備えたステキなワインです。
カラーブリア州のラーチノからは、マリオッコ カニーノで造るワイン、“Ceci n’est pas un Magliocco” (スシ ネ パ アン マリオッコ、フランス語で“これはマリオッコではない”)ですが、2017が終売間近という事で、2019ヴィンテージをリリースすることにしました。
この非常にややこしい名前は、ルネ マグリットの油彩画“イメージの裏切り”に書かれている言葉“Ceci n’est pas une pipe(これはパイプではない)”から着想を得たもの。今現在では、マリオッコの亜種かのように紹介されているマリオッコ カニーノですが、ディーノ曰く、なんのゆかりもない品種だそう…。
2017は、酷暑の影響もあったからか咀嚼できそうなほどのタンニンを持ち合わせていましたが、2019はタンニンもほど良く、すでにステキな飲み心地があるワインです。ラーチノのディーノですが、ピリオド6での来日が予定されています!
サバディとコスのジョイントベンチャー、ナトゥラーレからは、オ
ワイン自体に残糖があるので、添加する砂糖も最小限で済み、その結果としてリキュールとは思えない軽い飲み心地が…。今ロットは、前ロット以上に甘みが少なく、危険度増し増しです!
アンジョリーノ率いるラ ビアンカーラからも色々届いております!
マシエリとロッソ マシエリは新ヴィンテージの2021が、サッサイア(750ml,1500ml)は最終在庫の2020(次回は樽熟成の長いスペシャルエディション2020が入荷定です!)、ピーコ2019も最終在庫が入荷です。そしてメルロー2015が残りわずかとなってきたので、2016をリリースすることにしました。
マシエリが2021、サッサイアが2020、そしてピーコが2019と、これら3つのワインのヴィンテージがすべて異なる形での販売は、ヴィナイオータ的には非常に珍しかったりします。並べて飲んでいただけると、キュベごとのブドウのテンションの差以上にヴィンテージの特徴が色濃く反映されているのを皆さんにも比較的容易に感じていただけると思います。雹害と極端な乾燥に苦しんだ2021、収量には恵まれなかったものの素晴らしく力のあるブドウを賜った2020、そしてクール&エレガントな2019…。
イタリアの多くの地域にとって、2015と2016は“天候に恵まれた年”と言えると思うのですが、両者を厳密に比べると、2015のほうが熱量(アルコール&タンニン)を感じるのに対し、2016は高いレベルで調和の取れたワインであることが多い気がします。
今回のメルローもまさにそんな感じで、2015はイタリアらしいとも言えそうな豊かな光量を受け育ったブドウが放つ充実の果実感&タンニンを備え、2016はブドウとしてもワインとしてもバランスが良すぎるからなのか、香り的には中性的(メルローっぽさをほぼ感じない)で、タンニンはしっかりあるのに滑らかで、凄いナチュラルな佇まいを持ったワインとなっています。
畑でもセラーでも変なことをしていませんので、正真正銘のナチュラルワインなわけですから、“ナチュラルな佇まい”などと書くこと自体イケてないなぁと自分でも思いつつも、そういう風にしか思えない…。
90年代前半のソルデーラですとか、アッコマッソのワインなどにある、ブドウ品種の特性を超越した“甘い澱の雰囲気”を持ったワインになりそうな予感が…。今も十分に美味しいですが、2~3年置いておくと大変なことになるかも?
2021年ヴィンテージですが、雹害により収穫量が少なくなってしまい、日本への入荷量も限られたものとなってしまう事を予めご了承ください。
ビアンカーラは、ピリオド3に参戦予定です!
*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。
【新入荷】オータのアツアツ新入荷・2024年9月その1(Camillo Donati,Il Moralizzatore,Gravner,Stefano Berti,Cascina Roccalini,Trinchero,Pierpaolo Pecorari,Cristiano Guttarolo,Natalino del Prete) 【新入荷】2023年9月その4(Il Colle,Cantina Giardino,Cristiano Guttarolo,Francesco Brezza,De Bartoli) 【新入荷】2023年7月その2(Fonterenza,Pacina, Camillo Donati,Luigi Tecce,Cristiano Guttarolo) 【新入荷】2023年6月その2(La Visciola,L’Acino,Francesco Brezza,Nicolini,Gravner,Mlecnik,Cristiano Guttarolo) 造り手紹介 Cristiano Guttarolo / クリスティアーノ グッタローロ