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2016-07-16

【新入荷】2016年7月 その3

Calabretta

<ラ カラブレッタ>
2週連続でエトナから!!!

ラ カラブレッタからは、再入荷ワインも含め5つ届いています。地味ながらも結構ファンの多い白、カリカンテは2012年が。前ヴィンテージ2010年がアルコール度数で13%弱だったのに対して2012年は15%オーバー!当主マッシミリアーノをして、Theベスト!のカリカンテとのこと。実際2012年は、イタリアの他の地方は極端な天候に苦しめられましたが、エトナというゾーンにとっては本当に素晴らしい天候に恵まれた年でした。そうそうこんなレベルのカリカンテはできないだろうということで、例年よりは若干高い価格設定で蔵出しされることになりましたが、その価値は十分にあると思います。

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マッシミリアーノのお父さんマッシモ(写真左)が赤ワインを飲めない奥さんのために造り始めたロゼ、ロザート エトナの2014年に、熟成感を漂わせたオトナな味わいをこの価格帯で楽しめるのは本当に稀有なことなのではないでしょうか、複数ヴィンテージのブレンドワイン、カラカラロッソ(05&08&09)が再入荷しました。ロザートはこれからの季節に重宝していただけるでしょうし、カラカラロッソに関しては今回入荷分で現地最終在庫と予想されます。お買い逃しなきよう!

アメリカの台木を接ぎ木することなく、樹齢の古い区画のネレッロマスカレーゼをセレクションマッサルで厳選し、自根で植えた0.2haの区画のワイン、ピエーデフランコの2014も入荷しています。前ヴィンテージ2012年も本当に素晴らしかったですし、2014年も素晴らしい天候だったことを考えると…期待大でございます!!恐らく飲ませてもらったのですが、どんなだったか記憶がありません…。

オオトリは2013年夏に訪問した際に試飲した中で最も感銘を受けたワイン、コントラーダ チェンテナーリ2012です!!!ソリッキアータのフランクの自宅裏にある、わずか0.1haほどの樹齢100年を超える区画のネレッロ(マスカレーゼ大半にカップッチョが少々)で仕込まれる、生産量バリック1樽(300本!)というワインになります。変な言い方になりますが、他のカラブレッタのワインよりもフランクのワインに通じる雰囲気があります。果実味の質などに代表される、ブドウやヴィンテージ(の気象条件)由来の個性よりも、より“火山”を髣髴とさせるテロワールに直結した味わいがひじょおおおおおに特徴的です。今回ご紹介した以外のワインもどれもしっかり個性が際立っておりますのでそちらも是非!!!

<イル モラリッザトーレ>
“2016年度よほどのこと”シリーズ第3弾もヴェネト州からです!!!新しい造り手の発見発掘への消極的な姿勢では業界随一な弊社ですが、それでも素晴らしいご縁に恵まれるのですから人生というのは面白いものです…。

Moralizzatore

2015年の春にカノーニカを訪ねた際、
「ところでヒサト、アンドレアとエンリコっていう2人がやっているワイナリー、イル モラリッザトーレって知ってるかい?ワイン好きが高じて数年前から自分たちでワイン造っている奴らなんだけど、ヒサトも彼らとは絶対どこかのサロンで会っているはず。ついこの前うちに来たんだけど、その時にヒサトがもう少ししたら来るって話をしたら、君に是非ワインを飲んでもらいたいって1本置いていったんだけど、飲んでみるかい?」

その時飲んだのは今回入荷したものとも違う赤ワインだったのですが、梗のニュアンスを若干感じる、濃さよりも軽い飲み心地が特徴のフランスのナチュラルワインを思わせる素敵なワインでした。

その2週間後、シチリアのフランクを訪ねたのですが、
「そういえばヒサト、イル モラリッザトーレって知ってる?知らない??ワインが好き過ぎて自分で造り始めたっていう点が境遇的に似ているからか、すっごい俺になついてきてるんだけど、いやほんとにクレイジーな奴らでさ…。でも最近たくさん出てきてる流行ってるから自然派始めましたなんて奴らとは全然違って、本気なんだわ。奴らが造るワインの味わい云々って話を置いておいても、あれはヒサトがやるべきワイナリーだと俺は思う。なぜかって、あいつらの頭(考え)は、ほんと真っ当だから…。」

その年の秋にイタリアを再訪した際にワイナリー訪問をしたのですが、即意気投合、2015年の白ワインが準備でき次第取引を開始することにしまして、そのワインがようやく届きました!

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ナチュラルワインが大好きすぎた薬剤師のアンドレア(写真左)と獣医のエンリコ(写真右)、たっくさんのワインをテイスティングし、数多くのワイナリーを訪ね、地元の町でナチュラルワインのサロンを開催したりするうちに自分たちでワインを造ってみたいという欲求が高まり、2010年から畑を借り始めます。当初から、すべての畑作業を手作業ですること、ボルドー液のみを使用すること、セラーでの細心の注意を払い、ナチュラル、エレガントでそして飲み心地のあるワインを目標と定めます。

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現在は2.7haの畑で、ヴェスパイオーラ、フリウラーノ、カベルネソーヴィニョン、メルロー、ピノ ネーロを栽培しています。白2種類、ヴェスパイオ(ヴェスパイオーロ100%)とフリウ リー(フリウリ+澱(リー)でフリウリー…フリウラーノを使った瓶内2次醗酵ワインであることが明示されている名前…秀逸すぎる!)はブドウ自身の糖分を利用して瓶内2次醗酵を促したフリッザンテ、カバレ ロゼはカベルネ ソーヴィニョンで造るロゼ フリッザンテ(スプマンテ?)、カベルネーレはカベルネ70%、メルロー20%、ピノネーロ10%で仕込まれるステンレスタンクで熟成させた赤のシンプル ヴァージョン、カバレ ソーヴィニョンはカベルネ ソーヴィニョン100%の樽熟成を施した赤の上級キュベになります。

除梗まで手作業で行う徹底ぶりですので、価格的にはカミッロのように決してお安くありませんが(カミッロが安すぎるんです!)、畑&セラーでの仕事ぶりからラベルのデザインそして中身までどの場面においてもその一貫した徹底ぶりは本当に素晴らしいと思います。是非ともお試しください!!

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