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2021-12-24

ヴィナイオータ かわら版 ~森田編 その一~

皆さん、はじめまして。今年2月に入社した、森田と申します。普段は倉庫内にて出荷業務をはじめとする商品管理を担当しております。皆さまに、早く安全に気持ちの良い納品ができるよう心がけています。どうぞよろしくお願いいたします。

かわら版登場が初めてということと皆さまと直接お会いする機会が少ないことから、おすすめワインの紹介の前に自己紹介をさせていただきます。

出身は山口県です。親の仕事関係で幼少期に引っ越し中学生初期まで千葉県、また山口県に引っ越し高校卒業まで山口県、大学は新潟県、大学在学中に1年休学しイギリスロンドンに留学、卒業後の就職は千葉県千葉市の中学校英語科教員に、約6年間教員として勤務したのち退職しワーキングホリデーで1年間カナダのバンクーバーに、帰国後再就職は広島県、そして今つくばに住んでいます。ざっくりこんな感じです。

振り返ってみたらさまざまな土地に住んでいました 笑 どこも“住めば都”です!!

英語圏に興味があるような経歴ですが、実は小さいころからなぜかイタリアに興味がありました。その興味だけで今ここにいるといっても過言ではありません。きっとサッカーが好きだったことが影響しているのかもしれません。読んでいた漫画(Viva Calcio、ファンタジスタ、俺たちのフィールド、キャプテン翼などなど 知っている方いますでしょうか?)の主人公がイタリアにサッカー留学したり、中田英寿選手がセリエAで大活躍したり、中田選手の話すイタリア語の流暢さに憧れたり。あとは単純に旅番組などの映像で見るイタリアの景色の美しさ、人の明るさ、雰囲気などに惹かれたのだと思います。まだ一度もいったことはありませんが、いつか行きたいです。いや、行きます!

ヴィナイオータに来る前は、ロンドン(留学時)とバンクーバー(ワーキングホリデー時)にてスターバックスコーヒーで働いていたことが影響し、バンクーバーから帰国後も広島にてスターバックスコーヒーで働いていました。約7年間在籍しておりました。そこではお客様とのつながりの瞬間を大切にしており、私自身お客様とのつながりを楽しみながら心温まる瞬間を数多く経験させていただきました。(その時の同僚や上司、たくさんのお客様には感謝しかありません。自分の居場所と感じさせてくれ、とても充実した日々を送らせていただきました。ありがとうございました。)

働いていくうちに、目の前のお客様だけでなく生産者の方々のお話や商品ができるまでのストーリー、背景にも興味をもつようになり、だれかの誠実で一生懸命ながんばりをみると感動する・応援したい!そのおもいがより一層強くなっていきました。学生時代からよくみていた番組はもちろん「プロフェッショナル仕事の流儀」です。職人気質の方が好きなんだと思います。

時がたつにつれ、人生いつかはイタリアにかかわる仕事がしてみたい!と思うようになり、「イタリア×〇〇」で仕事をいろいろリサーチしはじめていたのですが、なかなかこれだ!と思えるものがなく。そんな中、突然同僚からの昔のメッセージ(イタリア人が来るというイベント「The Trunk Market(ザ・トランクマーケット)」※カンティーナジャルディーノのアントニオとダニエラがKANPAIツアーで参加していました)を思い出しなんやかんや偶然が重なり弊社のHPに行きつきました。詳細のストーリーは長くなるので割愛します。

弊社HPをはじめてみて読んだとき、生産者の方々についてのストーリーや背景にいたるまで詳細にかつ心から伝えられていることに心を動かされ、こだわりを持って懸命にワイン造りをしている造り手さんたちに興味を持つようになりました。そして、そんな造り手さんたちの人柄や取り組みをもっと知りたい。そしてそれらをたくさんの方々にお伝えしたい。それが実現できるこの会社で働きたい!そう思うようになりました。そう思ったら即行動。行動力は自分の強みの一つです。暴走と紙一重です。社交的でもアウトドア派でも陽キャでもない私ですが、「これだ!」と思ったら大胆な行動をとることがあります。それゆえに周りの人たちを驚かせてしまうことがあります。良いのか悪いのか。。。

たまたまヴィナイオータで求人募集があったので(運がよかったです!)GM岸本にすぐに連絡し、そこから何度か面談を行い、今ここにいます。ワイン業界の右も左もわからないまま飛び込んできてしまいました。知識も経験もこれからです。チャレンジしていきます。

自己紹介が長くなりましたが、皆さまどうかこれからよろしくお願いいたします。

さて、皆さんにおすすめしたいワインについてです。それは、私がはじめて飲んだナチュラルワインでもあります。それゆえとても印象に残っています。Cantina GiardinoのLe Foleです。今回のかわら版では、現行のLe fole 2017年をおすすめさせていただきます。

レ フォーレ2017年(Cantina Giardino)

仕事中にLe Foleの出荷があるとき、あのエチケットをみるだけで当時の思い出が鮮やかによみがえってきます。肌寒くなった11月、緊張しながらはじめて入ったお店でヴィナイオータ取扱いのナチュラルワインのおすすめをきき、その時におすすめしていただいたワインがLe Fole 2015年でした。(当時はヴィナイオータの取組に興味はあったものの取扱いワインは一度も飲んだことがありませんでした。)エチケットからはなんともいえないワクワク感、ドキドキ感、ミステリアス感を感じ別世界に誘われているような感覚でした。

このワインについて話をきいたところ、この造り手さん(Cantina Giardino)が広島のイベントにきていたということ、実はその時のイベントが先述した同僚が教えてくれた「The Trunk Market(ザ・トランクマーケット)」だったこと。などいくつも偶然が重なっており鳥肌が立ったのを覚えています。縁だなぁと感じ、Le FoleにそしてCantina Giardinoにとても愛着がわきました。忘れることのできないストーリーです。

Cantina Giardinoさんの紹介は以下をご覧ください!アクティブでファンキーな方々です。
https://vinaiota.com/producer/2053

Le fole 2015年、当時のメモを読み返すと「コクがありおいしい。濃厚。重厚感。余韻が舌に長く残りおいしい。」とありました。

現行のLe Fole 2017年はというと。きりっとした酸と同時に舌に残る濃厚な果実味がとても印象的です。2017年は酷暑だったことが影響しているのか重厚感を感じ、深みのある味わいになっているように感じます。おいしさの余韻を長く楽しめます!2015年に近い印象です。2016年も飲み比較したところ、雨の多かったという2016年はさらっとしていて飲みやすさを私は感じました。夏の暑い日に冷やしてゴクゴク飲みたいワインです。

これからの秋から冬にかけての涼しいような肌寒いような季節には、どっしりとした重厚感ある2017年がおすすめです。こたつにはいりながらゆっくりとあじわう。そんな楽しみ方はいかがでしょうか?

赤ワインで個性があるワインを飲んでみたい、果実味をしっかり感じ余韻に浸りたい!というお客様に!また、はじめてナチュラルワインを飲んでみたいというお客様にもぜひ飲んでいただきたいです。私が感じたように、ナチュラルワインのそしてLe foleの不思議な魅力を感じていただきたいです。

Le Foleとはイタリア語で「物語」。

皆さまにとってLe Fole2017年が良い物語となり、皆さまのよき思い出を思い起こすワインとなるように願っています。
ぜひお楽しみください。

<<森田の飲んでもらいたいワイン紹介>>
銘柄:レ フォーレ2017
造り手:カンティーナ ジャルディーノ
地域:伊 カンパーニャ州
ブドウ品種:アリアーニコ
希望小売価格:3,400円(税抜)

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