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2024-10-22

【新入荷】オータのアツアツ新入荷・2024年10月その3(Daniele Piccinin,Casa Coste Piane,Cristiano Guttarolo,Possa,Fonterenza,La Calabretta)

嬉しいことから悲しいことまで、そして知的好奇心を刺激することから社会的な意義や責任ついて考えさせられることまで、流れ込んでくる情報量の多さにとにかく圧倒されているここ最近のオータです。限られた時間の中で何をやるべきなのかをもっとまじめに考えないと!と決意を新たにしました。まず手始めに家にある漫画の「君たちはどう生きるか」でも読んでみようかな…(笑)。

仕事も山積しているし、前回のメルマガでも触れたように今回も特濃な内容となっていますので、早速新入荷案内に入らせていただきます!

 

 

【ダニエーレ ピッチニン】

まずはダニエーレ ピッチニン!ビアンコ ムーニからラリオンへの名前を一新したスタンダートラインの白は2023ヴィンテージが、ドゥレッラで造る白のトップキュヴェ、モンテマーグロ2021、そして瓶内2次醗酵用にも同年の干しブドウのモストを使用するため、正真正銘のヴィンテージものスプマンテと言えるエポケー2021が到着です!

4月に訪問した際に飲ませてもらったのかもしれませんが、全く記憶がなく…(汗)。ま、お味は間違いないと確信しておりますし、皆さんにもその点はご同意いただけると信じ、味わいに関しては悪びれずノーコメントで(笑)。

どれも再入荷の予定あり!です!!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=101

 

 

 

 

【カーサ コステ ピアーネ】

瓶内2次醗酵&澱がらみプロセッコの先駆け的造り手、カーサ コステ ピアーネの2023ヴィンテージのワインが入荷です!!なかなか“普通/平均的”なことのない気候天候に起因する収量不足だけでなく、フラヴェシェンツァ ドラータと呼ばれるファイトプラズマ病により多くのブドウ樹が死んでしまったこともあり(ただいま絶賛植え替え中!)、まとまった本数を分けてもらえない状況は、もうしばらく続くことになりそうです…。

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=104

 

 

 

 

【クリスティアーノ グッタローロ】

プーリア州のクリスティアーノ グッタローロからは、近隣の農家から買ったトレッビアーノで造るワイン、ジア2023が入荷です。マセレーションは24時間程度にとどめ、ステンレスで醗酵&熟成させたワインになります。ブドウをダイレクトプレス、ステンレスタンクと磁器製のアンフォラで醗酵&熟成させたワインです。(初回案内時のテクニカルに誤りがありましたので訂正いたします。誠に申し訳ありません。2024/10/7) ボリュームよりも繊細さ、横への拡がりよりも縦への長さを志向するクリスティアーノらしいステキなワインです!

ヴェルデーカで造る白、カルシア2018がなかなか終売しないので、4年弊社セラーで出番を待っていた2019を投入することにしました!2017同様に非常に頑なな(笑)2018と比べると、2019はかなり外向的です!

現行として販売しているアイテム数が、今回リリースするジア2023&カルシア2019も加えるとなんと14種類に…(汗)。2017ヴィンテージのススマニエッロ&ネグロアマーロが残り数十本になってから、なかなか無くなりません。どうか皆さんの清き1本を!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=140

 

 

 

 

【ポッサ】

チンクエテッレの希望の星、ハイディ率いるポッサからも4種類のワインをリリースします!詳細は下記の通りとなります。

チンクエテッレ2023:2022ヴィンテージが残りわずかとなりましたので、届きたての2023もリリースすることにしました。近年のチンクエテッレの味わいの開きっぷりたるや目を見張るものがあると思うのですが、今回の2023もサイコーです!

ロゼ ダムール2023:ボナミーコとモスカート ロッソで造るロゼワイン。香り的にも味わい的にキレがあります!

シャッケトラ2015シャッケトラ アンフォラ2015:シャッケトラ2014が、本メルマガを書いている時点で残り4本となりましたので、2015をリリースします。2015ヴィンテージから、これまで通りステンレスタンクで醸造し樽熟成施したノーマルタイプ以外に、一部のブドウをアンフォラで醗酵(皮ごと)&熟成させたものを実験的に造り始めます。同条件のブドウで仕込んだにもかかわらず、味わいに大きな差が出たと感じたハイディ、個々にボトリングすることに…。ノーマルの方が味わい的には(糖分が)切れている感があり、ノーマルは横に、アンフォラは縦に味わいや香りが展開するような気がします。抜栓後の持ちも良いので、皆さんも是非とも飲み比べてみてください!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=90

 

 

 

 

 

【フォンテレンツァ】

モンタルチーノのフォンテレンツァからは、前ヴィンテージの在庫が少なくなってきたこともあるので、白ワイン2種の新ヴィンテージをリリースします!

トスカーナ州の海沿いにある最南端の町カパルビオの信用のおける農家から買い付けた樹齢60年の土着品種(マルヴァジーア、トレッビアーノ、ヴェルメンティーノ、アンソニカ)で造るビアンコ2022は、“南トスカーナ”や“海沿い”といったキーワードから享楽的な雰囲気を携えたワインかと思いきや、やや内向的で線も細目。

モンタルチーノ南部にある、アミアータ山の麓に所有する畑のブドウ(超高樹齢!)とその近隣の農家から買い付けたブドウ(ヴェルメンティーノ主体、マルヴァジーア…もちろん高樹齢!)で造るレ ラガッツェ2022は、程よくアロマティックで現時点ではビアンコ2022よりも開いている気がします。とはいえ、こちらのワインも本領発揮まではもう数か月は時間が必要なのかもしれません…。

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=126

 

 

 

 

【ラ カラブレッタ】

シチリアはエトナのラ カラブレッタの3種類のワインがいきなり売り切れたので、新ヴィンテージをリリースします。詳細は下記のとおりです。

ネレッロ カップッチョ2014:補助品種として使われることの多いネレッロ カップッチョ単体のワイン。ネレッロ カップッチョという品種は、ネレッロ マスカレーゼと比べるとやや深みに欠ける感が否めませんが、今回のワインは、2014年(※)というヴィンテージの後押しを受け、ボリューム、余韻ともに申し分のないワインとなっています! ※2014年は、イタリアの本島全域で日照に欠けた年となり、場所によっては雹害もひどかったのですが、シチリアとサルデーニャは、例外的に素晴らしい天候に恵まれました。

ピエーデフランコ2017:アメリカ系の台木に接ぎ木することなく、自根で植えたネレッロ マスカレーゼで造るワイン。自根なこともあり、もともと生る房の数は少なく、ブドウは非常に凝縮したものになるのですが、グリーンハーベストを施して凝縮感を上げたブドウとは、なにかが違う気がしています。ナチュラルに調和が取れた状態で生まれてきた、無理のない濃さとでも言いますか…

ヴィーニェ ヴェッキエ2015:もともとはエトナ ロッソDOCだった、カラブレッタのフラッグシップ的ワイン。古き伝統にのっとり、長期間の樽熟成の後にボトリング。2024年9月に訪問した時点で、2017ヴィンテージはまだ樽の中でした…。内容を考えたら、安すぎると思うのはオータだけではないはず!

今回リリースするカラブレッタのワインですが、どれにも共通して言えるのは、“すでに大変素晴らしく美味しい”という事。“若さ溢れる!”といったフェイズを越え、果実味はそれなりに残しつつもオトナな雰囲気を漂わせ始めており…。秋の味覚とは好相性な予感がっ!!!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=145

 

 

 

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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