【新入荷】2021年7月その1(Bartolo Mascarello,Fonterenza,Cascina Roccalini,Ezio Cerruti,L’Acino)
クラシック バローロ界の大御所中の大御所、バルトロ マスカレッロからも新ヴィンテージのワインが届きました!価格は相も変わらずうなぎ上りなわけですが、世界的な市場価格はリリース直後にもかかわらず、弊社が設定するいわゆる上代を軽く凌駕(2倍以上!)するものになっています…。少々虚しい気持ちにもなりますが、インポーターがその市場価格に合わせて価格設定するというのも不誠実な気がしますし…複雑な気分です。
フランチェスカ&マルゲリータ双子姉妹が営むフォンテレンツァからは、2019年ヴィンテージの白3種が届いています。内容はといいますと…
・ビアンコ2019年:トスカーナ州の海沿いにある最南端の町、カパルビオの信用のおける農家から買い付けた土着白品種を使用。約10日間の醸し醗酵を行ったワインと、ダイレクトプレスしモストだけを醗酵させたワインをブレンドしたワイン。フォンテレンツァ的“軽めの白”。
・ビアンコスピーノ2019年:キャンティのビオディナミ生産者から分けてもらったトレッビアーノに約3週間の醸し醗酵を施し、オーク樽、アカシア樽、アンフォラで熟成させたワイン。ミネラリ~!
・レ ラガッツェ2019年:モンテアミアータ山の麓の農家から買い付けたものと自社畑で獲れたヴェルメンティーノ、トレッビアーノ、マルヴァジーアを使用。ヴェルメンティーノは約1週間、トレッビアーノ&マルヴァジーアは約2週間の醸し醗酵を行い、使い古しのバリックないしアンフォラで熟成。タンニンも重厚で、堅牢な雰囲気漂いますが、数か月で良い感じになるかと!
ビアンコスピーノとレ ラガッツェは、それぞれ240本の入荷となっておりますので、2~3ヶ月で売り切れてしまうと思われます。
双子ちゃんの他のワインもよろしくお願いしまーす!
バルバレスコのカシーナ ロッカリーニからは、薄いわけではないのにスルスル飲み進んでしまう危険なワイン、ランゲ ネッビオーロの2019年が到着しました!1200本入荷しておりますが、例年通りの動きをしたとしますと、1~2ヶ月以内にはなくなってしまうかと。
絶賛販売中のバルバレスコ2015年(天真爛漫!)とバルバレスコ リゼルヴァ2013年(ツンデレ?)もよろしくお願いします!
オータにロッカリーニを紹介してくれたMr,モスカート、エツィオ チェッルーティのモスカートで造る辛口スティル ワイン、フォル2017年の在庫も僅かとなってきましたので、2018年をリリースします。2017年のような天候には恵まれなかったという事もあり、ブドウの品質的にも酸化防止剤無添加には耐えられないと判断し、添加ヴァージョンだけを造りました。モスカートのアロマが爆発している2017年と比べると、2018年はシュッとした印象がありますが、ポジティブに受け取るなら、料理を選ばないワインになっている気がします!
エツィオのフラッグシップ的ワインである、“畑で天日干しモスカートのパッシート”ソルは、現在2011年を販売しておりますが、なんと3ヴィンテージがこの後の出番を待っている状態です!皆さんの清き1本を!
カラーブリアのラーチノからは、ネーロ ダーヴォラで造るワイン、スカルペッタの2018年ヴィンテージが届きました!未試飲なので、ノーコメントで(笑)。
トッコマリオッコ2013年もサイコーですので、是非!
*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。
文:太田久人
291 289 286 nuovo21.7.12
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