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2019-04-05

【新入荷】2019年4月 その1(Monastero di Vitorchiano、Santa Maria、Panevino)

今や、ヴィナイオータを代表する低価格帯白ワインとなった、ラツィオ州のヴィトルキアーノという町にある修道院で造られるワインコエノビウムと高樹齢の区画のブドウにマセレーションを施したルスクム、地域の伝統的なセパージュで造られる赤ベネディックの2017年ヴィンテージが入荷です。

彼女たちの話によると、コエノビウムは瓶内で若干の2次醗酵を起こしてしまったそう。ますます飲み心地が良くなって、素敵じゃありませんか!というわけですので、ボトルによっては微々発泡かも知れない由、予め了承くださいませ。

モンタルチーノの実験君、マリーノ コッレオーニのサンタ マリーアからは、アミアータ山の麓の信用のおける農家から買い付けたサンジョヴェーゼで造るサンジョヴェーゼIGT2017と、最後までブルネッロとしてリリースさせるかを悩み、最終的には格下げしてリリースすることにしたワイン、その名もロスカーナ(ロッソ トスカーナを短くした名前なのかと…)アンテオ2014が届いております!

絶賛販売中のロッソ ディ モンタルチーノ2014とセルヴァレッラ2015もよろしくお願いします!

【訂正】サンタマリーア ロスカーナ2014の商品名について
サンタマリーア ロスカーナ2014の商品名について「ロスカーナ」と記載しましたが、届いたワインのエチケットを確認したところ「Anteo(アンテオ)」と記載されていました。つきましては、ワインリスト記載および納品するワインの商品名を「アンテオ」に訂正させていただきます。ワインの中身に変わりはございません。どうぞご了承ください。(12 April 2019追記)

待てども待てども、慎ましやかなレベルでも“豊作”に恵まれることのない、公私ともに大変な時期を過ごしているナイーブ農民にして詩人な醸造家、ジャンフランコ マンカのパーネヴィーノからもワインが届いてます!

アルヴァスボジェクロジュに関しては、過去の文章( https://vinaiota.com/blog/3214 )を読んでいただくとして、ここでは新ワイン“カ ノ ッドゥ ナウ2016”についてだけご紹介を。

ジャンフランコが所有する様々なパーセルのカンノナウだけで仕込まれたワインになります。“カ ノ ッドゥ ナウ”を訳すと、“大丈夫、その事は(誰にも)言わないから”を意味するそうで、ブドウ品種名カンノナウをワイン名としたいけど、DOCではないので名乗る事ができない為、“カンノナウ”に響き的に近い文章をワイン名にするという…ホントにジャンフランコは天才です!

文:太田久人
221 nuovo19.04.05

(本ブログ掲載時には完売しているアイテムもございます。予めご了承ください。)

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