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2019-07-17

【新入荷】2019年7月 その3(Cantina Giardino、Alberto Anguissola)

カンパイ!旋風を巻き起こしたカンティーナ ジャルディーノから、新しいヴィンテージのワインが入荷です!白&ロゼは2017ヴィンテージが届いたのですが、春先の遅霜と夏場の激烈な暑さでブドウの収量も激減…。どのワインも極少量の入荷となっていますので、瞬殺必至です。1年を通して太陽に恵まれなかった2014年のドロゴーネと、こちらは逆に天真爛漫な天候に恵まれた2015年のレ フォーレも入りましたが、こちらも本数に限りがありますので、お気を付けくださいね!

マグナム各種 !!

セラーで4年以上寝かせたことで揮発酸がネガティブな要素ではなくステキ味を構成する一部となったタララ2012、濃いのに恐ろしい飲み心地のヌーデ08と、入荷から3年近く経ちますが一向にタンニンが柔らかくならない(涙)クラウンエノローグ2012(もう既に2014,15が入荷しています!汗)もロッソ フリッザンテ2014もマグナム各種もよろしくお願いしま~す!!

面倒見の良さでは弊社取り扱いの造り手の中でも群を抜く存在のアルベルト アングイッソラからは、伝統的なセパージュで造られる白、カゼビアンコの新ヴィンテージ2017年と、アルコール醗酵が途中で止まってしまい、糖分がほぼ焼け切るまでに3年以上の時間がかかってしまったカゼビアンコの2015年、そして最初で最後のリリースとなる可能性の高いワイン、サン カルカロット2011が届きました!

このサン カルカロットという名前、実はオータが考えたものだったりします。高樹齢のバルベーラ&ボナルダで造るワインの現在の名前がカルカロット、2011年ヴィンテージ当時はカゼロッソという名前でリリースされていました。ジュラ地方のワインが大好きなアルベルト、カゼロッソ2011を1樽だけボトリングせず、一切ウイヤージュ(樽熟成中に蒸散し、目減りしたワインを補充すること)を行わず、酸化的熟成を施すことに…。今年の2月に彼を訪問した際に始めて飲ませてもらったのですが、これが素晴らしく美味しい!!そのまんまな表現で申し訳ないのですが、まさに赤いヴァンジョーヌ!!!!

「量も少ないし、ヒサトが興味あるんなら、全部お前に売るけど。で、名前どうしたらいいと思う?」とアルベルト。
「そんなのサン カルカロットに決まってるでしょ!」と即答する僕。

イタリア人のアルベルト的には、“聖”を意味するSan(サン)をカルカロットという言葉の前に付けただけのように思ったでしょうから、説明するまでオータの意図など知る由もなかったわけですが、皆さんはもうお分かりですよね??酸化したカルカロットで、サン カルカロット…(笑)。アルベルトの好奇心の賜物とも言えるワインを皆さんも楽しんじゃってください!

どのワインもそこそこな本数が入荷しておりますが、7月中には終わってしまう事が予想されますので、お買い逃しにはくれぐれもご注意くださいね!マイオーロばっかりが売れてしまうと、(マイオーロを)紹介してくれたアルベルトが拗ねてしまうかもしれないので、どうかハルサメ、カルカロット、カゼ、リーヴァ デル チリエージョもよろしくお願いします!!!

文:太田久人
228 nuovo19.07.17

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