【新入荷】2020年1月その3(La Visciola、Sabadi)
待てども待てども売り切れることのないラ ヴィーショラのユ クアルト2015、ヴィニャーリ2015とドンナローザ2015…。ヴィーショラは、チェサネーゼを醸す造り手の中でも最高峰の1人だと思いますし、2015年のワインは本当に表現力も豊か…。今やスター的な存在になってしまった造り手のワインや、もの凄い本数がえげつないスピードで動くワインの陰に完全に隠れた状態になってしまっているのかもしれません…。ヴィーショラのような、地味なゾーンの真っ当な造り手が正当に評価されるようなマーケットに成熟するまで、ヴィナイオータの我慢は続きます…。
マッサ ヴェッキアでさえ10年以上かかりましたから、腹を据えて前に進むのみ!
というわけで、長らく日陰に隠れてしまっているヴィーショラに再度光を当てるべく、1年半ほど倉庫で寝かせておりました、2016年の赤ワインとヴィーショラ初のチェサネーゼ スーペリオーレ2015と、どマイナーな土着品種によるワイン1種の計6ワインをリリースすることにしました!詳細は以下の通りとなります。
ノストラーノ2016:辞書に書かれている通りではなく、オータ的なプチ意訳をしたとすると、ノストラーノは“土着の”という意味の土着品種(笑)。出自はほとんど明らかになっていない品種との事。チェサネーゼに混じって時々植わっているノストラーノだけを集めて、2016年に初めてワインを仕込みました。チェサネーゼと比べると強い個性には欠けますが、軽やかな飲み心地があります。チェサネーゼがネッビオーロだとしたら、ノストラーノはドルチェット的な位置づけでしょうか。オータの記憶が確かならば、日本とローマにある老舗酒屋にして、オータがローマ在住時のアパートの大家さんでもあるトリマーニでしか入手できないワインです!96本入荷。
ヴィチナーレ2016:近隣の信用のおける農家から買ったチェサネーゼで造るワイン。210本入荷。
ヴィニャーリ2016:ヴィショーラが所有するクリュの中で最もエレガントなチェサネーゼを産するクリュ。120本入荷。2015年が残り90本ほどとなっております!
ユ クアルト2016:ヴィニャーリとモッツァッタのちょうど真ん中あたりに位置する個性を備えたブドウを産する区画。96本入荷で、2015が残り80本!
モッツァッタ2016:3クリュの中で、最もタニックで力強いブドウができる区画。120本入荷。
チェサネーゼ スーペリオーレ2015:例年よりも若干収量の多かったため、ヴィニャーリ2015を1樽分ボトリングせずに取って置き、1年長い樽熟成を施したものが今回のスーペリオーレになります。こちらもトリマーニと日本でのみ流通するワインだったはず!96本入荷。
残り240本ほどになりました、パッセリーナで造る白、ドンナ ローザ2015もよろしくお願いします!
ヴァレンタイン商戦にギリギリ間に合ったのか間に合ってないのか微妙なタイミングでサバディが作るミルクチョコレート、ラッテ シリーズが届きました!そして、オータが知る限り世界最強のトッローネが、今回入荷分から内容量が150gから100gへと一新しました。内容量が2/3になったけど、価格は全然2/3ではない…とサバディのトッローネ マニアの方なら気が付いてしまうかもしれません…が!シモーネ曰く、ナッツとハチミツの割合をさらに高めたとの事!
そしてそして!小さくカットしたアーモンドのトッローネとピスタチオのトッローネをチョコレートでコーティングしたトッロンチーニが新たに仲間入りしました!こちらも是非!!
文:太田久人
207 245 nuovo20.01.24
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