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2023-11-22

【新入荷】2023年10月その1(Canonica,Gravner,Natalino del Prete,La Visciola,Il Maiolo,La Biancara,La Calabretta)

【カノーニカ】


素朴だけど奥深いバローロを造るカノーニカからは、2019ヴィンテージのバローロネッビオーロ2021が到着です!ある意味、バローロらしからぬムンムンなお色気を振りまいていた2018と比べると、2019はスラリとしたエレガントな佇まい。とはいえ、アルコール度数は15%近くあったりします…。

蔵出し価格も上がりましたし、インポーター泣かせな為替も相まって、カノーニカのバローロもいよいよバローロっぽい価格になってしまいました…。まあ、クオリティを考えたら、今までが安すぎたとも言えるのですが…。

 

【グラヴネル】


フリウリのグラヴネルからは、リボッラ2014が再入荷、メルローと少量のカベルネで造られるルイーノ2006ヴィンテージが入荷です!

リボッラ2014ですが、再入荷時にはできるだけ初回入荷時と同じ価格でお出しするようにしているのですが、今回ばかりは難しく…。どうかご理解のほどを!リリース当初から抜群の開き方&飲み心地の2013と比べると、貴腐ブドウの割合が非常に高い2014は、本領発揮までもう少々時間がかかるかもしれません…。もしかしたら、前日抜栓するだけでもかなり変わるかもしれませんので、色々お試しいただけますと幸いです。なんにせよ、抜栓後1か月程度は余裕で楽しめることをオータがお約束します!!

ルイーノ2006は、アンフォラでの醸し醗酵&初期段階の熟成の後に大樽へと移され、そこで4年間熟成の後にボトリング、そしてボトルで12年(!!!!)寝かされてからのリリースとなります。2006年は、天候的に非常にバランスの取れた年。秋の雨で、貴腐ブドウの割合も高くなったとの事。ヨスコ自身、とんでも素晴らしいワインができたと考えたのか、ロッソ ブレグ2006(パオロ ヴォドピーヴェッツ大絶賛!)同様に、全生産量をマグナムボトルに詰めた模様(なぜだかそういった情報は一切知らされません…)。

 

【ナタリーノ デル プレーテ】


1歳にも満たないお子ちゃまも連れてヴィナイオッティマーナに参加した豪胆美女ミーナ(ナタリーノの娘)とナタリーノで営む、ナタリーノ デル プレーテからは、白ワイン(!!)含む6商品をリリースします!詳細は下記の通りです!

ビアンコ ナタリーノ2022(L14-23)ビアンコ ナタリーノ フリッザンテ2022(L09-23):プリミティーヴォが植わる彼らの畑に隣接する畑が売りに出たので、速攻買うナタリーノ。畑に植わっていたシャルドネを抜いて、すぐにプリミティーヴォを植える予定だったのですが、売買契約を結ぶのに時間がかかってしまい、入手できた時にはブドウ樹は美しい房をたわわに生らせていて…。それならばと、樹を抜く前に一度だけシャルドネを仕込むことに。ビアンコ ナタリーノはスティルワイン、フリッザンテの方は完全にアルコール醗酵が終わる前にボトリングし、残糖をボトル内で焼け切らせたペティアン ナトゥレルとなっています。どちらも3日間の醸し醗酵を行っているとの事。エチケットは同一なので、瓶の形状と栓の違い(フリッザンテが王冠、スティルがコルクです)でご判別ください!

モイナ マルヴァジーア ビアンカ2022:2021年から造り始めた白ワイン。2日間のセメントタンクでのマセレーションの後にステンレスタンクで醗酵&熟成。

クオティディアーノ2022(バッグ イン ボックス3リットル):“日常の”、“毎日の”を意味するクオティディアーノ。2022年は、品質にも収量にも恵まれたこともあり、アルコール度数の低いネグロアマーロで、日常に根差したカジュアルワインを造ることに。フルボトル(750ml)換算で、上代1800円!ガブガブ飲んじゃってください!

ススマニエッロ2022:どうやら2020ヴィンテージあたりからススマニエッロも造っていたようです…。ミーナは、このワインがとても気に入っているようで、「これは絶対飲まなきゃ(=買わなきゃ)ダメ!ブルーベリージュースのような濃いベリー系の香りが!」との事。

オーリオ ディ ナタリーノ2022:樹齢的には優に100年超の、プーリアの土着品種(チェッリーナ、ノチェッラーラ、レッチーノ)で造るオリーブオイル。赤字上等!の価格設定となっております!

 

【ラ ヴィーショラ】


ラツィオ州のラ ヴィーショラからは、白の土着品種パッセリーナで造る微発泡性ワイン、クペッラ2021が届きました!そりゃもうザックザクのワインです!

リリース当初は気難しいことが多いのですが、このヴィンテージに関してはのっけから外向的なドンナ ローザ2018、買いブドウのチェサネーゼで造るヴィチナーレ2019、そして4つの自社畑クリュのチェサネーゼ2017(パワフル!)&2018(傑作!)もよろしくお願いします!

 

 

【イル マイオーロ】


前回メルマガでご紹介したイル マイオーロのワイン、おかげさまで赤の2005&2006を少々残すのみで、あとは全て完売しました!というわけで、一緒に入荷してきていた、白ワインのカンポ ディ ポンテの2021イル マイオーロ2008(黒ラベル=ボナルダ&バルベーラ)とをリリースします!

カンポ ディ ポンテ2021は、おおらかな2020と比べると直線的でソリッドな印象が。イル マイオーロ2008ですが、2005に近い柔らかさを備えたワインだったような…。如何せん、試飲したのがかなり昔でして、記憶がおぼろげです…。

カンポ ディ ポンテは瞬殺必至です!

 

 

【ラ ビアンカーラ】


ラ ビアンカーラがトカイ ロッソ(タイ ロッソ)で造るワイン、ソサン2017が終売間近という事で、2018をリリースします!2018は、果実、酸、ボリューム、奥行き、タンニンなどの調和が素晴らしいワインとなっています!

 

 

【ラ カラブレッタ】


シチリアはエトナのラ カラブレッタのクリュものワインのひとつ、リトルAの2015が残り40本を切ったので、2016をリリースします!

にわかにエトナのワインとは信じがたいストラクチャー&タンニンを備えたノンナ コンチェッタ(パッソピシャーロ)と、カラブレッタ的グラン クリュ、圧倒的なミネラル分とフィネスとエレガンスが混在したコントラーダ デイ チェンテナーリ(ソリッキアータ)に対し、このリトルAはパッソピシャーロにある区画、フェウド ディ メッツォにカラブレッタが所有する0.2haの樹齢50年のネレッロから造るワイン。火山岩性の砂に軽石が混ざる非常に痩せた土壌という事もあり、出来上がるワインも穏やかなタンニンとキュートでエレガントな佇まいのものに。

2016は、優等生的に調和の取れたワインとなっています!

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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