造り手紹介2017 36 カーゼ コリーニ

カーゼ コリーニ行きます!!

一般消費者の方と話す機会がある時に、「大好き過ぎて…」という告白から、「ホント入手するのが大変で…」という悲しい胸の内、「今度いつ入荷するんですか?」という新たな希望を見出すための質問まで…日本の消費者に“愛されている”造り手が多いヴィナイオータにあって、カーゼ コリーニ(以下コリーノと呼ぶことにします)は愛され過ぎている造り手の筆頭格と言えると思います。
とあるワイン会で出会った女性2人などは、コリーノのワインが置いてありそうなお店に初訪問した際のお店の人へのひと言目が「カーゼ コリーニのワインありますか?」だそう(笑)。
彼らのワインに限らず、美味しいワインはこの世にごまんとあるにもかかわらず…。
本当に光栄と言いますか、造り手&そのワインを取り扱うインポーター冥利に尽きるお言葉です。

やはり、モノであれヒトであれ、“代えがきかない”とか“唯一無二”と認識してもらうこと以上に大事なことなんてないのではないでしょうか。
代えがきかないからこそ、執着してもらえるわけです。
オータが、ワインには個性こそが一番大切なのだと必要以上に力説してしまうのは、前述のエピソードが教えてくれるように、確たる個性があった時には市場の中にそのワインの“特等席”ないし“完全予約席”が設けられてしまうという事実に気づいてしまったからなのです。

そしてその完全予約席を持っているコリーノのワインの個性が、自然を観察し、理(ことわり)を理解しようと努め、最大限の敬意を払い、自然の前ではヒトがいかに小さな存在なのかを認め、我を捨て、自然のサイクル、リズムに身を任せようとした結果“自然と”ワインが身に着けていたものであって、決して人為的に狙って生み出されたものではないという点も非常に興味深いのかと…。

個性というと、とかく強さや濃さみたいなものにばかり目が行きがちですが、淡かったり繊細なものも立派な個性です。
淡いものがなかったら、濃いものを濃いとさえ思えませんよね??

前回同様、息子グイードのみの参加となります。
以前と比べると、グイードがワイナリーの仕事に本格的に参画するようになり、我らが教授ロレンツォも本当に嬉しそう。
2014年は雨、2015年は雹で大半のブドウを失った彼らなのですが、2017年のブドウには本当に満足しているとの事。
うーん、早く飲みたい(笑)。

詳細はグイードが来日した際に聞くことになっているのですが、もしかしたら2018年に教授が来るかも???
こちらの方も楽しみにしていてくださいね!!

(さらに詳しくはこちらもどうぞ!!)

造り手紹介文  カーゼ コリーニ(2010.3筆)

造り手紹介 カーゼ コリーニ その1(2011.11筆)

造り手紹介 カーゼ コリーニ その2(2015.2筆)

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