お次はラ カステッラーダです!
今回もシニカル、博学にして夜(お酒?)にめっぽう強いニーコが来ます!
最近では、ワイナリーへの訪問客の応対など対外的な仕事はほとんど全て息子のステーファノに任せているそうなのですが、僕が行った時にはニーコ本人が相手をしてくれます。
曰く、「こんな楽しい仕事はまだあいつには任せられない」との事。付き合い自体も長いという事もあるのでしょうが…光栄です!
ステーファノの子供たちがまだ小さいという事もあるのかもしれませんが、日本に来るという楽しみもまだ譲るつもりがないという事なのでしょうか(笑)。
長男ステーファノは、大学が終わったくらいの時期から自然とワイナリーの仕事を手伝い始め(父の大変そうなのを見かねて…というのもあったと思います)もう何ヴィンテージもの月日が流れ、加えて結婚&子供のこともあるからか、自信と責任感に満ちた感じで仕事していますし、ほんの数年前までは僕への挨拶もそこそこにプレイステーションをやりまくっている印象しかなかったマッテオも最近ではちゃんと挨拶もしてくれるし(笑)、ワイナリーの仕事にも本格的に参画しているようです。
加えて、ニーコが言うには恐ろしく仲の良い兄弟だそうで、言い争いさえしないそう…やはり父と叔父の諍いを見て育ったからでしょうか(笑)。
トップの意向によりヴィナイオータの担当だけは変わっていません(笑)が、ワイナリーとしては仕事のかなりの部分を長男ステーファノと次男マッテオが担当するようになっているようで、非常に良い感じで世代交代も進んでいてオータとしても嬉しい限りです。
同じ造り手と何年も付き合うからこそこういった感慨を味わえる機会に恵まれるのでしょうが、きっと僕自体も歳をとってそういう事に喜びを見出さなければいけないフェイズ(それを世では老いと呼ぶのかもしれません…)に入っているってことなのかも…。
2年前の記事では、2007年ヴィンテージでビアンコのリゼルヴァ(VRH、ヴルフという名前でリリース)を造っちゃったんです!て書いてましたが、2006の間違いでしたね…。
あ、2007は2007でありまして、日本には来年入荷するのかと!
(さらに詳しい紹介文は、下記リンクよりご確認ください!!)