その5&6なのですが、かなり”僕宛て”色の強い文章で、自分で訳すのがどうにもきつかった(恥ずかしかった)ので、盟友サノヨーコに訳を頼みました!!
その5は、カンピ ディ フォンテッレンツァのフランチェスカです!!
今回の日本への旅は、素晴らしい体験だったわ。なんといっても、とんでもない数の、とんでもない人たちに出会うことができた。まず初めに、ミギワとケイコ。旅の間中すべての行程で私たちに付き添ってくれて、どこへでも連れていってくれて、アドバイスをくれ、世話をやき…こんなの初めてだった。それからマナブ。ずいぶん前に知り合ってはいたけれど、初めて彼のフィールドで仕事ぶりを目の当たりにした…なんてオトコなの!
オータヒサトについては、おいそれとは語れないわ。ヴィナイオッティマーナに参加した造り手はみんな同じだと確信してるけど、わたしにとって彼は、ブドウを育て、ワインを造る上でのひとつの指標なの。ヒサトは、わたしたちの歩みに一歩ずつ寄り添って助けてくれるような意見を聞くことができる、唯一の人間なの。彼みたいなインポーター、ワインの世界では存在しないわ。
日本で訪れたどんな場所にもストーリーがあって、美味しい食べ物や信じられないような素晴らしい人たちで溢れていて、わたしのワインでのビジネス旅行でかつて感じたことのない親密さと温かさに出会うことが出来た。特に津波の被害があった場所にはショックを受けたわ。日本人の特徴、強さを象徴しているように思えた。
鎌倉ではお寺や建築美に魅了された。
山形。日本に到着したばかりで、果てしのない長い旅に疲れ切っていたわたしたちを温かく迎え入れて元気を回復させてくれた、本当に居心地の良いひつじやさんの人。
東京と、フェスティヴァンでの体験はもう、すごいとしか言いようがない。見事なオーガナイズぶりと、ワインと食べ物をあそこまで熱狂的に楽しむ人種は、世界のどこででも目にしたことがないわ!わたしたちを素晴らしいな食事で歓待してくれた飲食店とそのオーナーたち…もともと日本食が大好きだったけれど、わたしの人生でこんなにも美味しいものを食べた経験はかつてなかった。
ヒサトの自宅。温かくて、居心地がよくて。
日本にありがとう。わたしたちのワインを信じてくれて、ありがとう!わたしをこの旅に結び付けてくれた糸の一端であるわたしたちのストーリー(歴史)にも、感謝。
気持ちを込めて優しく接してくれたすべての人に、信じがたい瞬間を共有させてもらった男性に、女性に、ありがとう。わたしの記憶にしっかりと刻印されたこの旅を分かち合った、すべての造り手にも、感謝。願わくば、 次回もまた日本に戻ってきて、その時にはもっとみんなのことを知ることができますように。
フォルテレンツァで、みんなを待ってるから!わたしの(双子の)妹のマルゲリータと、姪っ子のイゾラローゼと一緒にね。
新たなエネルギーと幸福に満ちた素敵な2015年を迎えてね。大きなハグを!
フランチェスカ