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2020-04-07

【新入荷】2020年4月その1(La Biancara、Frank Cornelissen、La Calabretta、Sanguineto)

見えないもの、未知のもの、そして不透明過ぎる未来に対してヒトは不安を感じるのだという事を、世界中の人々が痛感させられているのではないでしょうか。ですが良く考えてみると、ヒトの目では捉えきれないものの方が捉えられるものよりも圧倒的に多く、科学が多くの事を明らかしてくれている今日でも解明されていないこともたくさんあり、(幸いにも!)誰も未来のことを予見することはできません。

今回の場合も、いつまで“普段通りの生活”を我慢すれば良いのかが分からないという状況が、ストレスと不安を増させているのだと思います。とはいえ、早期の収束のために今我々がすべきことはといえば、ウィルスが蔓延するスピードを遅らせるべく我々の行動を制限することだというのは明らかです。とはいえ、他者との関わりなくして生きることができないのもヒトですし、僕たちに癒しや明日への活力、勇気、覚悟、新しいアイデアなどをもたらしてくれる、このご時世では不要不急と見なされかねない業種の方たちがこの現状に一番苦しんでいるということも事実でして…。とある音楽家が、「僕たちは社会にそれほど必要とされていないのかなぁって思ってしまいました。」とテレビで言っていたのを見て、非常に切なくなってしまいました。面と向かって「全然そんなことない!」と言ってあげたい!!

こんなオータでも、重い空気を多少なりとも軽くするお手伝いが何かできないものか、悶々としております…。今のところ思いついたアイデアだと、BGMをなくし、大声張らずともコミュニケーションが取れる、ソーシャル ディスタンスを設けてのワイン会?

はたまた、微生物環境的には良好と思われるヴィナイオータに皆さんが遊びに来て、オータの私物ワインを飲む?その際ですが、新店舗の開店準備強制労働ももれなく付いてきますが(笑)。

皆さんも何か妙案ありましたら、是非ともご教示ください!

なんにせよ、今現在は収束へ向けて一致団結することが大事なわけですが、収束を迎えた際に「これにて一件落着」と片付けるのではなく、より多くの方がこういった事が起こる背景についても思いを巡らすことをオータは願ってやみません。もともと自然界は、肉食動物、草食動物、昆虫、植物、微生物、菌類、そしてウィルスなどがお互いに補完し合う関係性のもとに成立していて、そこには絶妙なバランス、調和があるはずなのです(=ウィルスも決して人類の敵ではないということ)。そして、そのバランスや調和を乱すことに地球上でいちばん貢献しているのは、我々人類に他ならないという事や、そんな我々のなんらかの行為が端緒となり、(バッタであれウィルスであれ、)なにか1つのものが猛威を振るうような事態が起こった際、一番困るのは地球上で最も脆弱な存在(免疫力的にも、サバイバル能力的にも)である我々自身であるという自己矛盾に陥っていることをしっかりと受け止め、これらを教訓として、(ウィルスや害虫も含む)自然を屈服させるのではなく、自然と折り合いをつけた文明社会のあり方を模索すべきなのかと…。

オータのモヤモヤに光を当ててくれた2人の智の巨人のブログのリンクを貼っておきますので、お時間ある時にご一読ください。

ロレンツォ コリーノ 「ブドウのウィルス病とウィルスの発現について」

舩橋 真俊 「表土とウィルス」

それでは4月の新入荷案内です!今月も来月も特濃な内容となっておりますので、心の準備をお願いします(笑)!!



ラ ビアンカーラ
からは、サッサイア2018の最終在庫1620本とマグナムが270本、そしてピーコ2017のマグナムが60本届きました。瞬殺必至ですので数量調整をしながらの出荷とさせていただきます。予めご了承ください。

3月に入荷しましたフランク コーネリッセンのムンジェベル ロッソ2017なのですが、一部のボトルに底部と胴部の結着不良がありました。フランクもそういったボトルがあったことに気が付いていたそうで、ボトリング前に除外するようにしていたのですが、それでも何本かは日本にまで届いてしまったようです。弊社でも出荷前に気が付いたものに関しては除外していたのですが、一部亀裂が確認できなかったボトルが発送中に破損し、何軒かのお客様にはご迷惑をかけてしまいました。今後もそういったボトルが出る可能性はゼロではないと思われますので、起こった際にはお手数ですが写真と共にご一報ください。なんらかのワインと交換対応させていただきます!

で、今回届いたワインですが、ススカール ロッソ(コンタディーノの方が名前的に良かったなぁ)2017が1200本再入荷、そして2016年ヴィンテージのクリュもののムンジェベル ロッソが6種類届いています。クリュによって入荷本数もまちまちなので、どう販売すべきか悩んだのですが、クリュという概念の意義を考慮に入れ、各クリュ1本ずつ(6本/セット)をベースに、余剰分のあるクリュに関しては単品で販売することにしました。
各クリュの詳細です!

CR(Campo Reカンポ レ):ランダッツォ西部の標高735mのところにある、平均樹齢70年の樹(一部自根)が植わる区画。火山岩性の痩せた土壌であることが多いエトナにあって深い土質土壌で、湿気の多い年に果実を完熟させることが難しいが、それが叶った年には非常に深く、タニックで、若干内向的で、そして他のどの区画よりも“ネッビオーロチックな”ワインを産する区画。

CS(Chiusa Spagnolaキュウザ スパニョーラ):ソリッキアータ村にある、1930年代に接ぎ木することなく植えられた畑で、標高は620mと比較的低い立地。周りを溶岩流が固まってできた岩に囲まれた土壌のためか、強いタンニンが特徴。マグマを生み出すパーセル、バルバヴェッキも、標高こそ違えど、同じ村の同じ土壌特性の畑。

FM(Feudo di Mezzoフェウド ディ メッツォ):パッソピシャーロの標高580m-640mに広がる、樹齢40-60年の樹が植わる区画。フランクが所有する中ではとても広い区画のため、標高の高いところの樹齢60年の区画をPA(Porcariaポルカリア)、標高の低い樹齢40年の区画をFMと分けることに。エトナの中でも特別標高が低い場所なのにもかかわらず、常にブルゴーニュ的なエレガンス、丸み、フィネスを備えたワインを産する区画。

MC(MonteCollaモンテ コッラ):エトナ山の向かいにある、モンテ コッラの南西むきの急な斜面にテラス状にある、1940年代に植えられた畑。土壌特性がエトナ山北斜面とは大きく異なる砂質粘土土壌となっていて、濃密でボリューミーなワインができる。

PA(Porcariaポルカリア):標高640mのフェウド ディ メッツォ地区にあるポルカリアという名の高樹齢のネレッロが植わるクリュ。他のクリュと比べるとブドウに完璧な熟成をさせるのが難しいのだけれども、それが叶ったヴィンテージにはパワーと洗練された優美さを兼ね備えたワインとなるため、クリュを名乗るにふさわしいと考えたそう。

VA(VigneAlteヴィーニェ アルテ):フランクが所有する最も標高の高い3つのパーセル、タルタラーチ、バルバヴェッキ、モンテ ドルチェのブドウで造られる。どの畑のブドウ樹も接ぎ木をしていない。エトナ山北斜面の、標高の高い区画に自根で植えられた高樹齢のネレッロ マスカレーゼが備えるべき精確さやその偉大さを余すことなく表現しているワイン。

同じエトナの造り手、ラ カラブレッタヴィーニェ ヴェッキエ2007が終売しましたので、2008年をリリースします!アルコール度数は2007年よりも1%ほど低いのですが、10年もの間樽で寝かせたネレッロの割には色も濃く、飲んでみると味の密度、集中力が凄い…。それもそのはず、エキス分的には2007年の1割増しでした!ここまでしっかり寝かせたワインで、この価格はなかなかないかと!!他のワイン共々よろしくお願いします!!!

モンテプルチャーノのワイルドなお姉さまたち、ドーラ&パトリーツィアが営むサングイネートロッソ2016が終売しましたので、2017年をリリースします。アルコール度数も15%近くある、ボリューミーなワインです。一緒にセラーに残っていたノービレ2013の最終在庫600本も届いていますのでこちらも是非!ノービレ2014と2015年は終売間近となっておりますので、お買い逃しなきよう!!

ブログ掲載時には完売しているアイテムもございます。ご了承ください。

文:太田久人

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