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2023-07-18

造り手紹介 Frank Cornelissen / フランク コーネリッセン

造り手:Frank Cornelissen / フランク コーネリッセン
人:Frank Cornelissen / フランク コーネリッセン
産地(州):シチリア
ワイン:Munjebel Bianco, Susucaru Rosato, Susucaru Rosso, Munjebel Rosso, MunJebel Rosso(MC/PA/FM/CR/CA/CD/PU/BB/P/CS/SC/VA), Magma
所在地:Via Canonico Zumbo 1 – 95012 Passopiaciaro | CT – Italia <map
Web:https://www.frankcornelissen.it/

 

シチリア島東岸、紀元前にギリシャ人によって造られた街タオルミーナから直線距離で22km、エトナ山(標高3326m)の北部に位置するパッソピッシャーロにあるワイナリー。フランク コーネリッセンは、以前はベルギーやオランダへのワイン輸入の仕事や、豊かな語学力を駆使しインポーターにワイナリーを紹介するエージェントの仕事をしていましたが、2001年ヴィンテージより自らが理想とするブドウ栽培とワイン造りを始めました。地中海最大の活火山であるエトナ山の噴火活動は、50万年前から始まったと推測されており、現在でも数年おきに小~中規模な噴火を繰り返しています。1600年代の大規模噴火ではカターニャ市の半分が壊滅し1万人の死者を出すなど、時に甚大な被害をもたらしてきましたが、現在でもシチリア島の全人口の約25%がエトナ山の裾野で暮らしており、住民にとって危険な場所ではなく、農業や観光など様々な部分で重要な地域であることを感じさせます。水はけの良い豊かな火山性土壌であるエトナ山は、標高が上がるにつれ昼夜の寒暖差が大きくなり、山特有の乾燥した風が吹き続ける環境で、農薬に頼らないブドウ栽培に適した場所です。その中でも、北部は他のシチリアのブドウ産地と比べて倍近い降水量があり、雨が浸透性の高い溶岩で濾過され地下水脈を構成しています。フランクは、フィロキセラ以前の古樹が残っているこの地域が、標高や方位によって全く異なる気象と土壌条件を持つことからも、ブルゴーニュのコート ド ニュイやピエモンテ州のバローロと同じく、コントラーダ(単一畑)から造られる赤ワインにとって最良の場所だと考えています。

当初1ヘクタールから始まったブドウ栽培は、徐々に面積を増やし、現在は総面積で24ヘクタール超になりました。伝統的なアルベレッロ仕立ての古樹の畑が13ヘクタール、幅の異なる近代的な畝へと仕立てられた古樹の畑が9ヘクタール、約2ヘクタールがオリーヴの木で、それ以外の一部の場所に果樹、ハーブが植えられ、森もそのまま残されています。敷地内では、本来の自然の生態系が持つ複雑性を取り戻すため、野生のハーブや花々、雑草を共生させながら、地品種の果樹を植え、ミツバチを飼い、単一種栽培を避ける努力をしています。また、新たに植樹するブドウ樹は、台木を使わず、自根のブドウの中から選抜した枝を苗木にしています。ブドウ畑とその周辺の土壌にいかなる処理も施さないことを目指していますが、その年の畑の状況に応じて耕作や硫酸銅の散布を行う場合があります。

エトナのコントラーダを余すところなく表現するために、新しいヴィンテージの始まりに厳しい剪定を行い、徹底的に収量を制限し(最も重要なブドウは1株あたりブドウ300~600g)、ブドウの摘果作業(房の先端をカットして、まばらな熟し具合を均一にし、ダメージを受けた粒や、熟し切れなかった粒を1つ1つ取り除く)を妥協なく行っています。完熟を迎えたブドウは、状態の良いものを選別、除梗され、小さな樹脂製タンクでマセレーションとアルコール醗酵を行い、乳酸醗酵が終ったら圧搾しグラスファイバー製のタンクで熟成。醗酵や熟成に使われる容器は、容器の素材が、ワインに影響を与えないことを第一に選択されています。2018年から極少量の二酸化硫黄を添加。年間約12~15万本を生産。

 

<ワインラインナップ>

 


●Munjebel Bianco “Classico” (ムンジェベル ビアンコ クラッシコ)
品種:グレカニコ ドラート、カッリカンテ

エトナ山の古い呼び名Mongibelloは「Monte bello美しい山」から来た言葉で、元々はラテン語モンス(山)とアラビア語ジベル(山)から派生したと考えられている。古き良きエトナの伝統を、個性の違う畑(ときに異なるヴィンテージ)をバランス良くブレンドする手法をとることで踏襲してきた。初ヴィンテージは2004年、当初は、陰干ししたブドウを使い、長期間のマセレーションを行いアンフォラで熟成させていたが、徐々に醸造方法をブラッシュアップし、現在のスタイルに落ち着いている。カルデッラーラ、クラザ、ピッチョーロの区画の平均樹齢30年ほどのブドウから収穫、丁寧に除梗、軽く圧搾し、3日間のマセレーションを行う。1500~4500ℓの樹脂製タンクで約16か月間、醗酵の続きと熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。

 

 

 


●Susucaru Rosato (ススカール ロザート)
品種:モスカート、モスカデッロ、インゾーリア、ネレッロ マスカレーゼ

以前フランクは、友人のフィリッポに頼まれて、シチリア南東部のパキーノにあるラモレスカという畑のブドウ栽培とワイン醸造を行っていた。そのワインはネーロ ダーヴォラ100%で、2004年はススカール、2005年はラモレスカという名前でリリースされた。2006年からはフィリッポが引き継ぎ、自身でボトリングを始めたためフランクの手から離れたが、発音とネーミングの面白さから、2007年ヴィンテージに造られたロゼに改めて名付けられた。「ススカール」はシチリアの方言で「綺麗さっぱり盗まれた」という意味で、フランクがパキーノの畑に出向いた時に、畑のブドウがごっそり盗難されていたのを見た地元の農民が「ススカール!」と叫んだことが由来になっている。「Su sucaru」はイタリア語で「lo hanno succhiato」の意味で、「盗まれた」よりも「吸い込まれた」が本来の意味で、「一滴も残さずにあっと言う間に飲み干された」にもとれることから、ゴクゴクと飲みやすいこのワインのイメージに合うと考えた。マルヴァジーア、モスカデッロ、カタラットといった白ワインをベースにネレッロ マスカレーゼをブレンドして造るススカール ロザート。丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、10日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。2500~7000ℓの様々なサイズのファイバーグラス製のタンクで熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。

 

 

 


●Susucaru Rosso (ススカール ロッソ)
品種:ネレッロ マスカレーゼ、ネレッロ カップッチョ、アリカンテ、ミネッラネーラ&ビアンカ

2003年からコンタディーノ(農民)の名前で親しまれてきたワインは、2016年が最後のヴィンテージ。2017ヴィンテージからはススカール ロッソと名前が変わりました。コンタディーノをリリースするタイミングで、既にドイツにコンタディーノという名前のワインがあることを知っていたフランク。その後も世界中に多くの「コンタディーノ」が存在することを知り、より自分らしいネーミングに改名することを決めました。ネレッロ マスカレーゼを主体に、ネレッロ カップッチョ、ミンネッラ、アリカンテ、その他フランス系品種を混醸した赤ワイン。丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、30日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。2500~7000ℓの様々なサイズのグラスファイバー製のタンクで熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。

 

 

 


●Munjebel Rosso “Classico” (ムンジェベル ロッソ クラッシコ)
品種:ネレッロ マスカレーゼ

エトナ山の古い呼び名Mongibelloは「Monte bello美しい山」から来た言葉で、元々はラテン語モンス(山)とアラビア語ジベル(山)から派生したと考えてられている。初ヴィンテージは2001年で、古き良きエトナの伝統を、個性の違う畑(ときに異なるヴィンテージ)をバランス良くブレンドする手法をとることで踏襲してきたが、2012年から単独ヴィンテージでボトリングすることになった。同時に単一畑ないし、近い標高、土壌特性の近い複数区画のブレントをそれぞれボトリングしたムンジェベル ロッソのクリュものをリリース。キウーザ スパニョーロ(ゾットリノート地区)、ポルカリア(フェウディ ディ メッツォ地区)、ランパンテ ソッターナ、クラザ、ピアーノ デイ ダイーニの平均樹齢50年ほどのネレッロ マスカレーゼを収穫、丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、50日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。2500~7000ℓのグラスファイバー製のタンクで熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。

 

 

 

==<PREMIER CRUS プルミエクリュ>==

エトナ山北部の渓谷が持つ、地質的多様性とミクロクリマの違いに驚いたフランク、2ヴィンテージ目となる2002年ヴィンテージのマグマ2で、畑違いの3つのワインを仕込み、標高や気候、土壌の違いがハッキリとワインに投影されることに確信を得た。その後もまとまった収量が収穫できなかったため標高の高い畑Vigna Alte(ヴィーニャ アルテ)のブドウを集めて上級キュヴェとなるマグマVAをリリースさせたこともあった。2012年より、クリュごと(単一畑ないし、近い標高、土壌特性の近い複数区画のブレンド)にボトリングを行うようになり、現在はプルミエクリュとグランクリュの2つのカテゴリーを作り、コントラーダの土壌や気候が表現されたヴィンテージのみボトリングされている。

 


● MunJebel Rosso MC, contrada Monte Colla (ムンジェベル ロッソ コントラーダ モンテ コッラ)
品種:ネレッロ マスカレーゼ

「コントラーダ モンテ コッラ」は、ワイナリーから東に10kmの街カスティオーネ ディ シチリア郊外の標高750~780mにある畑で、急斜面の段々畑に、1946年に植えられたネレッロ マスカレーゼ。畑の平均樹齢は70年で、フランクが有する唯一の砂質粘土土壌で、彼自身「エトナのエルミタージュ」と呼んでいる。玄武岩質の火山性土壌である他の区画に比べ、力強いワインを産する。丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、50日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。1500~2500ℓのグラスファイバー製のタンクで約18か月間、熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。瓶内でさらに18か月間の熟成を行う。初ヴィンテージは2011年。

 

 

 


● MunJebel Rosso PA, contrada Feudo di Mezzo – Porcaria (ムンジェベル ロッソ コントラーダ フェウド ディ メッツォ ポルカリア)
品種:ネレッロ マスカレーゼ

「コントラーダ フェウド ディ メッツォ‐クリュ ポルカリア」は、パッソピッシャーロにある、エトナ北山麓のコントラーダでは比較的大きなフェウド ディ メッツォの中の標高の高いクリュ(640m)。樹齢60年ほどのネレッロ マスカレーゼの古樹が植えられている。ブドウを完熟させるのが難しい畑であるが、バランスの取れたヴィンテージでは、その実力を余すところなく発揮する。丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、50日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。1500~2500ℓのグラスファイバー製のタンクで約18か月間、熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。瓶内でさらに18か月間の熟成を行う。初ヴィンテージは2014年。

 

 

 


● MunJebel Rosso FM, contrada Feudo di Mezzo – sottana (ムンジェベル ロッソ コントラーダ フェウド ディ メッツォ ソッターナ)
品種:ネレッロ マスカレーゼ

「コントラーダ フェウド ディ メッツォ‐クリュ ソッターナ」は、パッソピッシャーロにある、エトナ北山麓のコントラーダでは比較的大きなフェウド ディ メッツォの標高の低いクリュ。標高580mにある畑で、樹齢40年ほどのネレッロ マスカレーゼが植えられている。雨が多い年は問題が起こることがあるが、風通しが良いためブドウの完熟の妨げにはなってはいない。フランクの持つ畑の中では最も標高が低い区画だが、暑いヴィンテージでもブルゴーニュを思わせる涼しくエレガントさを持つブドウが収穫される。丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、50日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。1500~2500ℓのグラスファイバー製のタンクで約18か月間、熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。瓶内でさらに18か月間の熟成を行う。初ヴィンテージは2014年。

 

 

 


● MunJebel Rosso CR, contrada Campo Re (ムンジェベル ロッソ コントラーダ カンポ レ)
品種:ネレッロ マスカレーゼ

「コントラーダ カンポ レ」は、ワイナリーの西、ランダッツォの入り口の標高735mにある畑で、樹齢70年ほどのネレッロ マスカレーゼの古樹が植えられている。火山岩性の痩せた土壌であることが多いエトナでは珍しく、豊かで水を含みやすい土壌で、湿気の多い年に果実を完熟させることが難しい。ワインには緻密なタンニンが表現され、他の区画に比べると晩熟で内向的な印象を与える。丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、50日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。1500~2500ℓのグラスファイバー製のタンクで約18か月間、熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。瓶内でさらに18か月間の熟成を行う。初ヴィンテージは2015年。

 

 

 

 

 


● MunJebel Rosso CD, contrada Calderara sottana (ムンジェベル ロッソ コントラーダ カルデッラーラ ソッターナ)
品種:ネレッロ マスカレーゼ

「コントラーダ カルデッラーラ ソッターナ」は、ワイナリーの西、ランダッツォの標高610mにある畑で、樹齢40年ほどのネレッロ マスカレーゼが植えられている。フランクがワイナリーを始めた2001年当時から評価の高いエリアで、ここで産するブドウは地元でも高値で取引されている。多くの火山岩の小石からなる土壌は、昼間に熱を吸収し、夜間に放出することが、太陽に恵まれない寒いヴィンテージにブドウ樹を守ってくれている。丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、50日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。1500~2500ℓのグラスファイバー製のタンクで約18か月間、熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。瓶内でさらに18か月間の熟成を行う。初ヴィンテージは2018年。

 

 

 

 

 

 


● MunJebel Rosso P, cuvée Perpetuum (ムンジェベル ロッソ キュヴェ ペルペトゥム)
品種:ネレッロ マスカレーゼ

フランクが初めてボトリングしたムンジェベル ロッソは、エトナ山の伝統を重んじ2つのヴィンテージをブレンドして造られたものだったが、2012年からヴィンテージ毎の正確な表現を重視し、単独ヴィンテージでボトリングされるようになった。その後もエトナ山の様々な土壌条件やミクロクリマを表現すべく、コントラーダごと、クリュごとのワイン造りに没頭していったフランクだが、シチリア島で数千年前から地域の普遍的個性を表現するために残されてきた手法(複数ヴィンテージをブレンド)を活かして「キュヴェ ペルペゥム」を造ることを決めた。ペルペトゥムは、ラテン語で“継続的な”、“絶え間のない”を指す言葉で、シチリア島ではソレラシステムで造られたワインをペルペートゥオと呼び、「永遠の命を持つワイン」として愛されてきた。ペルペトゥム1は、ピアーノ デイ ダイーニ2015、ムンジェベル クラッシコ2016、コントラーダ クラサ2016と2017、ムンジェベル クラッシコ2019を7000ℓのグラスファイバー製のタンクでブレンドし休ませ、フィルタリングし、ボトリング。瓶内で6か月間の熟成を行いリリース。ペルペトゥム1は、総量の25%に当たる量をボトリング。残った75%に、2020年ヴィンテージのワインを入れ、1年熟成させた後に再び25%をボトリングしたものがペルペトゥム2となる。

 

 

 

==<GRAND CRUS グランクリュ>==

 


● MunJebel Rosso CS, contrada Zottorinoto – Chiusa Spagnolo (ムンジェベル ロッソ コントラーダ ゾットリノート キウーザ スパニョーラ)
品種:ネレッロ マスカレーゼ

「コントラーダ ゾットリノート‐クリュ キウーザ スパニョーラ」は、ワイナリーの東、ソリッキアータの標高620mにある畑で、1925年頃に自根で植えられたネレッロ マスカレーゼが今も残る。溶岩流が固まってできた岩に囲まれた円形劇場のような形の底の部分に畑はある。他のクリュと比べてタンニンが強く、深みのあるワインを生み出す。丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、50日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。1500~2500ℓのグラスファイバー製のタンクで約18か月間、熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。瓶内でさらに18か月間の熟成を行う。初ヴィンテージは2012年。

 

 

 


● MunJebel Rosso VA, cuvée Vigne Alte (ムンジェベル ロッソ キュヴェ ヴィーニャ アルテ)
品種:ネレッロ マスカレーゼ

ソリッキアータの標高910mにある畑バルバベッキ、標高870mのランパンテ ソプラーナ、ワイナリーの南西、マレットの標高1000mにある畑タルタラーチ、3つの区画は全てピエデ フランコで、平均樹齢は90年以上。3つのワインを全て混ぜ合わせたのが「キュヴェ ヴィーニャ アルテ」で、エトナ山北斜面の、標高の高い区画に自根で植えられた高樹齢のネレッロ マスカレーゼが備えるべき精確さや、その偉大さを余すことなく表現している。初ヴィンテージは2010年。丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、50日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。1500~2500ℓのグラスファイバー製のタンクで約18か月間、熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。瓶内でさらに18か月間の熟成を行う。

 

 

 


● Magma Rosso, contrada Barbabecchi (マグマ ロッソ コントラーダ  バルバベッキ)
品種:ネレッロ マスカレーゼ

ワイナリーの東、ソリッキアータの標高870~910mの場所にある畑バルバベッキ。ブドウは1910年頃にピエデ フランコで植樹されたことが分かっており、平均樹齢は100年を超える。「マグマ」は、全ての労働と情熱が結集され、テロワールの深淵を最大限まで表現できたとフランク自身が思えたものだけに与えられる名前で、納得する熟度にまで達することができなかった年には生産されない。丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、50日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。1500~2500ℓのグラスファイバー製のタンクで約18か月間、熟成を行う。瓶詰め前にフィルタリングし、ボトリング。瓶内でさらに18か月間の熟成を行う。初ヴィンテージは2001年。

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