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2021-01-22

【新入荷】2021年1月その3(Case Corini, Trinchero, Bressan, Pierpaolo Pecorari, Brezza)

尊大なワインであればあるほど生産量も少なく、その結果として各インポーターへの割り当ても極々限られた量になる…というのが一般的な話だと思うのですが、時に偉大としかいいようのないワインがビックリするほど大量に入荷するのは、ヴィナイオータのストロングポイントだなぁなどと自己分析してみたり…。ラディコンとか、ヴォドピーヴェッツとかマッサヴェッキアとか…売れないからって、買う量を減らさずに突っ張ってきて本当に良かったです(笑)。

今からご紹介するカーゼ コリーニに関しては、取り扱い当初から引き合いの強いワインではあったのですが、如何せん生産量が少なく…。ですが、ロレンツォ博士の息子グイードが本格的にワイナリー仕事に携わるようになって、徐々に増産態勢を整え、前回入荷分くらいから結果が表れ始めている事に皆さんも気が付かれたのではないでしょうか。ロレンツォとグイードは、それもこれも全ては日本の皆さんの強い後押しから始まったのだと、常々話しております!! 本当にありがとうございます!!

そんなカーゼ コリーニから今回入荷したワインですが、下記の通りとなります。

● ヴィナイオータ2018年:2006年までは捨てていた、プレス ワインをフリーランのバルラなどで“補正(という名のロレンツォプチ負け惜しみ(笑))”したワイン。480本入荷

● アキッレ2017年:2018年よりも強い年だったという事もあり、樽熟成を(2018よりも)約1年長く施しました。「私の父が、このあたりでは最も素晴らしい立地の畑だと常々言っていた畑がここなんだ。それから何十年もの月日が流れているけど、この畑を手に入れられて、本当にハッピーだよ。」と、ロレンツォが絶賛するコッレットという区画のブドウもアキッレに使うようになり、生産量が格段に増えました! 今回入荷の2017年は、なんと2400本!!

● バルラ2016年:アキッレもブリッコもステキですが、更にひと深みあるバルラは、やはりカーゼ コリーニにとってのグラン クリュと言えるのかと…。最近飲んだところですと、雨がちな年の2008年なども、儚いのに深いこと深いこと…。960本入荷です!

アキッレなどは、2400本となかなかな本数が入荷しておりますが、これでも皆さんからのリクエスト本数には及ばないと踏んでおりますので、念には念を入れて3ワインとも限定とさせていただきます。

カーゼ コリーニのご近所さんにして、もう一人の超偉大なバルベーラの造り手でもあるトリンケーロからは、アユートビアンコ2019年が4200本(!)届きました!! 3か月ほど前に2018年が届いたばかりですが、よりフレッシュさに特徴のある2019年は、早々にボトリングすべきとエツィオは判断したそう。

以前からえげつないまでに素晴らしいワインを造っていましたが、昨今リリースされるワインは、尊大なのに厳つさとは無縁で、リリース当初から楽しめるものになっています。

白ですと、パルメシャルドネ2007年などは、硬さ閉じ具合共に相当なものでした(今現在は大変な美味しさです!)が、現行の18(残り180本です!)は今飲んで楽しく、前途洋々な雰囲気もあり…。

赤だと、ロッソ デル ノーチェⅠ(1997年, 1998年, 1999年, 2001年のブレンド)は、リリース当初は無茶苦茶還元してましたが、現行のⅢ(2007年, 2008年, 2010年, 2011年)はのっけから素晴らしい飲み心地を備えています。

当たり前っちゃ当たり前なのですが、偉大な造り手もその他者からの認識に甘んずることなく、進化&深化を続けるものなんだなぁと思ってみたり…。現在販売中の赤ワイン、どれもしっかり開いておりますので、色々お試しいただけますと幸いです!

10月にリリースしましたブレッサンの驚異の15年樽熟成ワイン、ヌーメロ トレの2004年が残り100本ほどとなっておりますので、その後に到着しました通常(?)の熟成期間を経てボトリングされた2015年もリリースします。入荷量も300本と限られているため、1~2ヶ月以内に終売してしまう事が予想されます。

ピノグリージョ2015年、グリージョ イン グリージョ2014年、ローザンティーコ2015年、エゴ2013の在庫も少なくなってきておりますのでお買い逃しなきよう!

ペコラーリトラミネール アロマティコ2018年が再入荷、そして伝統的なセパージュであるフリウラーノ、マルヴァジーア、リボッラをステンレスタンクで混醸したワイン、キュヴェ サン ロレンツォ2019年が新たにラインナップに加わりました!

他のワインもよろしくお願いしまっす!

量換算したら、スーパーで売っているワインとも価格的に渡り合える(ワインの内容的には、言わずもがななわけですが…) 恐ろしいワイン、ブレッツァバッグ イン ボックスの10リットル入りの2017年ヴィンテージが終売したので、2018年をリリースします。関税撤廃により、コスパに磨きがかかり過ぎてしまっています。2021年1月出荷分より、バッグインボックスもケース特価をお出しします!

ノーマルのバルベーラよりも早く完売してしまった2017年ヴィンテージスーペリオーレも再入荷です。こちらも是非!!

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

文:太田久人

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