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2021-05-13

【新入荷】2021年4月その3(La Calabretta, Testalonga, Il Vei, Lasserra)

エトナのラ カラブレッタからは、欠品していた3ワインが!

現当主マッシミリアーノの父マッシモが赤ワインの飲めない奥さんのために造り始めたネレッロで造るロゼ、ロザートは前回同様2019年が、樹齢の若い区画のネレッロで造るワイン、ガイオ ガイオ2019年、エトナの古き伝統に則り複数ヴィンテージのブレンドワイン、カラ カラ ロッソはロットナンバーCLR17が届いています。CLR17の内容ですが、2018年を主体(60%)に2016,2015,2013,2012,2008,2005年が入っているとの事… やっている事はもはや完全にメトド ソレラですね…。どのワインも在庫は潤沢ですので、ガツンガツン使っていただけると助かります!

エトナが誇る良心の塊のようなワイン、ヴィーニェ ヴェッキエ2008年も在庫僅少となってきましたので、そろそろキープ分の確保もお忘れなく! 終わり次第2010年をリリースします!

リグーリア州の最西端、ドルチェアックアにある極小ワイナリー、テスタロンガからは2019年のワインと2020年もののオリーヴオイルが入荷です!

2018年ヴィンテージは、彼らがスズキと呼ぶ虫の大量発生で大半のブドウを失いましたが、2019年は山に十分な食料がなかったのか、山を下りてきたイノシシやイタチがブドウを食い荒らし、収量が激減…。厳しい年が2年連続で続いてしまいましたが、何とか去年と同じ本数は確保してもらいました!

に対して、オリーヴにとっては、2020年はイタリア全土を見渡しても素晴らしい年だったよう。というわけで、例年よりは多めに分けてもらうことができました! なのですが、完熟したタッジャスカのオイルが、我々がオリーヴオイルに抱くイメージと若干かけ離れた色調&香り&味わいを持つからか、3L缶は賞味期限前に売り切れた試しもなく… (涙)。オータ家では絶大な人気を誇るのですが…。青さとは無縁なので、汎用性は従来のオリーヴオイルよりもあるとオータは思っております。騙されたと思って一度是非!

ワインは、白&赤ともに限定ワインとさせていただきます!

イル ヴェイのウルトラコスパワイン、ビアンコ2018年が文字通り瞬殺しましたので、2019年をリリースします。1100本ほどの入荷となりますので、こちらも瞬間消滅は避けられないかと…。次回入荷を急ぎます!

ドジなのか、ただ不注意なだけなのか、はたまた天性の不運の持ち主なのか… それくらいアクシデントに事欠かない人生なのに、本人はいつも明るく前向きな近所のおばちゃんことイザベッラと4人の息子によって営まれる農場ラッセッラからは、2020年産の瓶詰各種が届いております!

新製品がひとつ! イザベッラの内縁の夫エミリオが開発した、黄桃とショウガのジャムでっす! オータ、一回も食べたことありませんが、買わないと言えない雰囲気をメールで醸しだされ… (笑)。

そしてもう1点、ラッセッラの瓶詰の中で唯一(!) 引き合いの強い、ポモドーリ ペラーティ(ホールトマト)にひじょおおおおおに大きな変更点がっ!!!

ある日のこと、イザベッラから電話がかかってきました。内容はといいますと…

「ヒサト、トマト仕事の時期に、可愛らしい日本の女の子何人か送り込んでくれないかしら? なんでこんな事をあなたに頼むか分かる? ほら、あたしもローザマリーア(イザベッラの盟友にしてアグリトゥズモを手伝ってくれているスーパー感じの良いおばちゃん)もいい歳になってきたじゃない? そしたらね… 手が分厚くなっちゃって、トマトに使っている1kg瓶に手が入らないのよっ!うちのデカいばっかりの息子たちの手なんて、もともと入るはずもないし…。今日電話したのは、日本人の女の子をこっちによこすか、さもなくばちょっと大きめの瓶を使うことを許可するか、ヒサトに決めてもらうためなの…。」

↑一切の脚色なしです!↑

時期も時期でしたし、こんなオファーに腰軽く乗ってくれる日本人女性の知り合いもいなかったので、デカい瓶使っていいよと言ったら、1.6kg入りととても売りづらそうなサイズになってしまいました(笑)。1000瓶と大量入荷しておりますので、笑ってご購入いただけますと幸いです…。

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

文:太田久人

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