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2020-05-22

だだ商店だだ食堂 オープンのお知らせ


みなさん、こんにちは、ヴィナイオータの太田です!!

2013年12月にオープン、そして2018年11月にいったん閉店した飲食店兼食材店兼酒屋のダ ダダですが、だだ商店だだ食堂と店名を一新し、2019年12月ごろ再オープン予定です!とご案内したのが1年半前…。はい、オープンが順調に遅れております(笑)。

 

ハード的には、建物は完成、あとは外構の仕上げを残すのみというところにまできているのですが、ソフト面での準備すべき事、モノの多さに日々悶絶しております。なにしろ、2013年のオープンから今現在までに店舗のためにキープしていたワインの本数だけでも数万本を超えておりまして、それらの在庫チェックとバーコード貼りだけでも数人体制でも数か月の時間を要しており…。

そんなこんなでオープンを先延ばしにしていたら、ヒトも社会も経済も行き来がなくなるような事態が勃発し…。こんな状況の中オープンしても、誰にも祝われることなく、人っ子一人来店されないのでは?と自虐的なジョークを放っていた時もあったのですが、こんな時だからこそ、2013年の開店時からモットーとして掲げてきた「日常に小さなスペシャルを」が、より多くの方にとって実感の伴うものとなるのではと思い直しまして、6/17にオープンすることにしました。

 

未来は1秒1秒の積み重ねでしかなく、2秒後が存在しなければ、3秒後も存在しない…。この自明な事が示唆することは、“今”の小さな積み重ねが遠い未来に大きな影響を与える可能性があるという事。明るい未来を夢見るのなら、この瞬間を一生懸命、丁寧に生きる事が肝要で、そして丁寧に生きることができたのならば、自分や自分を取り巻く環境(ヒト、その他の生き物全般、社会、自然)に対しても気を配れるようになる…オータはそんな風に考えています。

物理的なものにとどまらず、精神的な面においても、日々の食事は我々に明日(未来)を生き抜くための活力を与えてくれます。つまり、食を大切にすることは、生を大切にすることと同義。

“何気ない日常”という、当たり前のように享受できると信じていたことが、そうではなくなってしまった今だからこそ、その本当の価値や尊さに思い至れるのではないでしょうか。

ハレ(非日常)とケ(日常)などと言いますが、次のハレの日だけを楽しみに、それまでを耐え忍ぶようにして生きていくことをケとするのは、あまりにももったいないと心根がケチなオータ(笑)は思うのです。ケの中にも小さなステキが散りばめられていたほうが毎日楽しいですし、慎ましやかな事にも喜びを見出せるだけの感性を持ち合わせていたほうが、ハレに対するありがたみや喜びも一層増すのではないでしょうか。

“何気ない日常(以降、”彼ら“と呼ぶことにします)”のかけがえのなさを知っちゃった今、いつの日か“彼ら”が戻ってきた時に、これまでと同じように“彼ら”と接したら、失礼にあたりますよね?

そんなわけで(どんなわけで?)、だだ商店だだ食堂は、皆さんに“彼ら”のことがもっともっと愛おしくなっちゃうようなモノやコトを散りばめたお店にしたいと思っております!!

 

いまだシェフ候補が見つからないという事情もあり(絶賛募集中です!!どなたか心当たりがある方、ぜひご紹介ください!!詳細はこちらをご参照ください!)取り急ぎ、食品、食に関わるモノ、酒類そして惣菜を販売する、だだ商店のみをオープンすることにします。

だだ商店のコンセプト(目標?)を一言でいうのなら、ずばり“スーパー”スーパーマーケット(笑)。1年以上休業していたことを逆利用し、店長加藤が全国の生産者を訪ね、選びに選び切った商品ラインナップで皆さんをお迎えさせていただきます!

オータ妻プロデュースのお惣菜もかなりステキなことになるかと!自社畑のお野菜も使いますし、揚げ油さえも徹底的にちゃんとしたものを使います!

 

だだ食堂ですが、半年以内のオープンを目標にしておりまして、オープン後も当面の間はランチ営業のみとなることが予想されます。(ランチ営業は、)和洋中などのジャンルに囚われることのない自由な定食屋を、そして定食屋としてはつくばで一番価格設定の高い店を目指します(笑)!!

 

建築家さん、施工業者さん、家具屋さん、ストーブや器等の職人さん、造園屋さん、そしてデザイナーさんなど、正真正銘のプロフェッショナルな方たちの力をお借りして、微に入り細に入りまで考え抜き、オータの想いや考えが投影したものが実現できたと思います。かなり控えめに表現しても、凄くカッコいいです(笑)。

ぼちぼち、フェイスブック等でだだ商店だだ食堂にちりばめられた数々のスペシャルや店を守るスタッフもご紹介していきます!!

 

ご時勢もご時勢ですので、レセプション等のイベントは考えておりませんが、事態が収束した暁には、派手派手しい企画を考えさせていただきますので、決まり次第ご連絡させていただきますね。皆さんと楽しく酒杯を重ねられる日を楽しみにしております!

 

打倒不要不急!(笑)

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