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2023-05-09

【新入荷】2023年4月その3(Daniele Piccinin, Longariva,Francesco Brezza,AR.PE.PE.,Possa,Pierpaolo Pecorari,Alberto Anguissola,La Visciola)

先々週から今シーズンの竹の間伐を本格的に始め、早速バネ指&テニス肘を再発したっぽいオータです(青竹はそれほどでもないのですが、枯れた竹の枝払いは、肘にまあまあな衝撃が…)。今年は、長らく手付かずでウルトラ竹藪状態だったところにも足を踏み入れ、3シーズン目にしてようやく竹林全体を一巡することができました。二巡目以降は軽い手入れ程度で良さそうなので、サクサク進むはず…。実生の樹木たちもそこかしこで芽吹き&生長をしているのも確認できているので、森に戻る日も近いかも?楽しみ過ぎます!ヒトの業(ごう)によって荒れた場所だとしても、元凶であるヒトがほんの少し手を差し出すだけで、自然は再び息を吹き返し、調和の取れた形へと戻っていく…そんな様子を目の当たりにすると、やはりヒトも自然の一部なのだと思うに至り…。森(林)に入るようになって、造り手の気持ちがより理解できるようになった気がしています。

ではでは4月最後&5月最初の新入荷案内でっす!

今回のヴィナイオッティマーナで、オータが心の底からガッツポーズをしたくなった(ないし、実際にしちゃった)場面が3回ほどありました。1つ目は、コッレ フローリドのセミナーがオータの想いや思惑通りに進んだと思えた時、2つ目はパーチナのセミナー時に出た質問に対してステーファノとジョヴァンナが超絶長い回答をした(笑)のですが、それを内容的にも熱量的にも質を落とさず訳せた(あくまでもオータの能力なりに…ではありますが)と自負できた時、そして3つ目がピリオド7に参加した造り手たちの間で強烈なスパークが(共感、友情、愛情、敬意…)が発生したのを確信できた時…。造り手たちの仲良くなり具合たるや、本当にステキなものがありました。

そんなピリオド7で起こった“完全醗酵”の酵母的役割を果たしてくれた、ダニエーレ ピッチニンのワインが届きました!土着品種であるドゥレッラで造るスパークリング、エポケー2019と、ヴィナイオータのド定番ビアンコ ムーニ2021の最終在庫が届きました!エポケーは、それなりな本数が届いているのですが、瞬殺しそうな予感…。お気を付けください!ビアンコ ムーニ2021に関しては、11000本とヴィナイオータ史上2番目に多い本数(歴代1位は、トリンケーロのアユート ロッソ2005です!)が一撃で届いておりますので、すぐにという事はないと思うのですが、それでも1~2か月でなくなってしまうかと…。

 

ヴィナイオータ創業以来の定番ワイン、ロンガリーヴァラミネ ピノ グリージョ2021ヴィンテージも届きました!これからの季節には何かと重宝するワインかと!!

ここからは新ヴィンテージ投入のご案内です!

派手さは全くありませんが、しみじみ美味しいワインを造るフランチェスコ ブレッツァフレイザ2020が終売間近という事で、2021を投入します!この2021、「これホントにフレイザ?」と聞きたくなるほどにソフトな口当たりで、もうすでにすごく美味しいんです!

 

先日リリースしました、ヴァルテッリーナの良心、アールペーペロッソ ディ ヴァルテッリーナ2019が、あれよあれよという間に売れていき、残り在庫が40本程となってしまったので、2020をリリースします!色調的にも味わい的にも涼やかな印象の2019に対して、2020は色調こそ2019に近いものがありますが、味わい的にはタンニンもあり、ロッソとしてはかなりしっかりした部類に入るのではないでしょうか。

 

チンクエテッレのポッサが造るロゼワイン、ロゼ ダムール2019が終売間近となりましたので、2020をリリースします。お味ですが、まあまあエッジが効いているというか、ファンキーと言いますか…(笑)。やや還元の印象から始まるのですが、空気に触れさせることですぐに飛びますし、その後の香りはとてもキュート!今は少々目立つ揮発酸も、徐々にバランスが取れてくると思われます。どうか気長な目で見守ってあげてください!ボナミーコ&カナイオーロで造る赤、ウ ネイグル2015も残り在庫が40本程となりました!!

 

良い人オーラしか出ていないアレッサンドロ ペコラーリ率いるピエールパオロ ペコラーリのレフォスコ&ピノネーロで造るロゼ、ロザルバ2020も終売間近となっているので、2021をリリースすることにしました。非常にこざっぱりとした、全くもって破綻のないワインで、ある意味ポッサのロゼダムールとは対照的かもしれません…。

 

アルベルト アングイッソラがピノ ネーロで造るワイン、カゼ2015が終売したので、その上のクラスにあたるリーヴァ デル チリエージョ2015をリリースすることにしました!絶賛販売中のリーヴァ デル チリエージョ2013石灰質土壌Ver.(L.07/2015)と比べると、果実味豊かで外向的な味わいのワインです。ややシリアス目な2013との比較も楽しいと思います!

 

ラツィオ州のラ ヴィーショラがパッセリーナで造る白、ドンナ ローザ2017が終売したので、2018を投入します!開くまでに時間がやたらとかかるという印象があるワインでしたが、この2018はもうすでに抜群です!垢抜けないという印象だった人が、久しぶりに会ったら、見違えるほど洗練されていた…そんな感じです。オータも大概ビックリしましたが、きっと皆さんにも驚いていただけると思います!

とここまで書いてふと考えてみると、オータがその危険な飲み心地に驚愕したワイン、ヴィチナーレも2018ヴィンテージ(残り60本!)…。2018というヴィンテージは、ヴィーショラにとってターニングポイントのような年なのかもしれません。現在販売中のモッツァッタ、ユ ラッターロ、ユ クアルト、ヴィニャーリといった自社畑のクリュものの2017ヴィンテージも在庫が薄くなってきておりますので、この機会に是非!…というか、早々に2018をリリースしたいので、皆さんの清き1本をよろしくお願いします!

 

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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