toggle
2017-08-31

スタッフ佐藤の造り手訪問記 その10 ムレチニック

ブレッサンを後にし、フリウリから車で30分ほど、スロヴェニアの巨人こと、ヴァルテル率いるムレチニックへ。
広大な自宅のすぐ前に畑はあります。
シャルドネの畑は草生栽培で、土に近い所にブドウがなるように、主にグイヨ仕立て。
リボッラジャッラにはアルベレッロも採用しています。

5haある白ブドウの畑には、直したり植え替えたりしなければならない部分も多く、段階的にそれを実現させる為、別の所に5ha借りていたメルローの畑を、今年は2haに減らしたとのこと。

ヴァルテルの息子クレメンが実験的にやっている畑もあり、様々な仕立て、株間を試していました。

2015VTから、プレス機を使わずに昔ながらのマニュアルでブドウを絞ることにより、ワインがより澄んで、色も付かなくなったとのこと。

私たちが訪問した日の2週間後がなんとクレメンの結婚式と聞いてビックリ!
「結婚式と新居の事に気を取られてて困るよー笑」なんてこぼしていたヴァルテルですが、でもやっぱり嬉しそう。
28歳とは思えないくらい落ち着きのあるクレメン。生涯の伴侶を得て益々仕事にも気合いが入ることでしょう!

そんなクレメンが今回もオッティマーナに参加です!
英語も達者ですので、ワインのこと、畑のこと、(新居のことも⁉︎⁉︎)、色々と聞いてみてください!

広大なお庭!
ブドウ畑の奥に見えるのがヴァルテルのお家。
賢いワンちゃんが一緒に案内してくれます。

今年はヴァルテルが1300本の杭を立てたとか!

「ここが写真には良いスポットだよ!」とポーズを決めてくれるフォトジェニックなヴァルテル笑


畑から帰って水浴び。

庭の隅にはニワトリも。

みんなお散歩タイム。

アナとアンゲルの写真!

ここにも懐かしい写真が!アンジョリーノがルイージ!笑

ボルドー液を作る時に使う、全粒粉パンを水に漬けて乳酸発酵させて作られるという液体を教えてくれた。

ブドウを絞るトルキオ。

関連記事