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2024-03-19

【新入荷】オータのアツアツ新入荷&2024年3月その2(Laserra,Vodopivec,Mlecnik,Il Cavallino,Pacina,De Fermo,Cantina del Barone,Cantina de’ll Angelo,Il Cancelliere)

最近、人から言葉を求められることが多くなったオータです。度々触れていますが、わたくし、国語の成績が良かったためしがなく、とりわけ「作者は何が言いたかったのでしょうか」といった読解力を問う文章題が苦手で…。それなのに、学生時代から30年の時を経て、その超苦手だったはずの意味、理由、意図、想いなどを読み取るという課題に頻繁に向き合うようになっただけでなく、今やその問いに対する何らかの答えを持っている、ないし過去にそういった問題に数多く取り組んでいる人のように思われちゃってる節が…。もちろん、周りに年下の方が多い年齢にオータ自身が差し掛かったというのが一番の理由なのでしょうが、なにはともあれ、オータが人生という山登りをまあまあ危険なルートで挑戦することを志向するクライマーで、性懲りもなく&相も変わらず岩壁に必死にへばりつきながら、新たな登頂ルート(=答え)を模索している…といった感じに思ってくれているからこそ、誰彼にでも聞くはずのないことを問うてくれるのかなと推察しています。そんな風に思ってもらえて、すっごい光栄ですし、自分なりに(自らの考え、意思で)、そして自分なりの高み(各々の人生という唯一無二の山の高み)を目指すクライマー仲間の存在に、オータ自身も励まされています!拙オータの経験や考えがお役に立つようでしたら、いくらでも引き出しちゃってください!!

今年はできる限りいろいろな場所に行って、そんな会話が生まれるチャンスを創出していきたいと考えています。ですので…お誘いお待ちしております!

というわけで、新入荷案内です!今回もなかなかにしびれる内容ですが、この後に続々と到着するコンテナーも特濃な内容となっていますので、心とお財布の紐を緩める覚悟を決めておいてくださいね(笑)!

 

【ラッセッラ】

アキッレ(2021&2022)は、【新入荷 3月その3】でご案内します。
オータが知る限り最強のおっちょこちょい、イザベッラ母さんの4息子によって営まれている、ピエモンテ州のラッセッラからもワインが届きました!詳細は下記の通りとなります。

フラテッロ ウーニコ2022(L.1/2023):2021年に試験醸造し、去年のヴィナイオッティマーナで日本初お目見えとなったシャルマー方式で造られるスプマンテ。ブドウはモスカート(50%)、コルテーゼ(50%)。なんと言いますか、あっけら(かんと)美味しいワインです!

レオナルド2021:長男レオナルドの名を冠したバルベーラで造るワイン。オータも樽からしか飲んだことがないので、ボトルでどうなっているのかが非常に楽しみです!こちらのワインは2000本(!)届いておりますので、ガンガンお使いいただけるとひじょおおおおおおに助かります!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=80

 

【ヴォドピーヴェッツ】

Mr.ストイック、パオロ ヴォドピーヴェッツオリージネ2013&2016、ソーロ2016が終売、そしてヴィトフスカ2013も残り少々(お急ぎください!)となりましたので、既着の2017ヴィンテージを投入します!酷暑の夏、そして収穫直前の雨と非常に難しい年ではあったようですが、2017ヴィンテージはとて~~も面白いです!日本に到着した当初は、やや素っ気ないという印象だったのですが、2023年の夏を越えて表情が一変、アロマティックな品種を混醸しているのでは?と勘繰りたくなるほどの甘やかな香りがあり、味わいも非常に外向的。もしかするとですが、現時点で飲むのでしたら、ノーマルのヴィトフスカに関しては2016よりも2017の方が良いかもしれません(ソーロ2017はもう少々待ってください!)。ブドウの収穫量が少なかったこともあり、2017ヴィンテージはヴィトフスカとソーロしか生産されませんでした。

今回は先発で届いたものを少量(600本&168本)ですがリリースすることにしました。もしかしたら、瞬殺しちゃうかも??お気を付けくださいね!!

今現在、現地セラーに残る2017のワインの引き取りを進めているのですが、スエズ運河が通れなくなり喜望峰経由という長い道のりを経なければいけない関係(早く戦争終わってくれ!)で、次の入荷は夏ごろになると思われます。絶賛販売中のヴィトフスカ2016(サイコーです!)、ヴィトフスカT2013、ソーロ2013もよろしくお願いします!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=110

 

【ムレチニック】

ムレチニックメルロー2011が終売間近なので、2012をリリースします。やたらとパワフルだった2011と比べると、2012は非常に均整の取れたワイン。果実味、タンニン、酸、アルコール等、各要素がバランスよく搭載されているので、尊大なのに偉ぶった感じの一切ないワインです。とてもジューシーで、サクサク飲めちゃいます。

もうすでにヤバいくらいの美味を備えたシャルドネ2017も終売間近です~!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=152

 

【イル カヴァッリーノ】

進境著しいサウロ マウレのイル カヴァッリーノがタイ ロッソで造るワイン、マイ タイ2018が終売間近なので、2019投入します!抜栓直後はやや閉じ気味から始まりますが、早々に開いてきますし、開いた時の飲み心地たるや…。重すぎず、そして軽すぎない本当に汎用性の高いワインです。

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=103

 

【パーチナ】

長女マリーアに第一子が誕生し、キラキラ度にさらに磨きがかかった感のあるパーチナカナイオーロ2019が残りわずかとなりましたので、2020をリリースします!やや還元的な香りから始まるのですが、決して気になる感じではありません。味わい的には、明るさとシリアスさが混在した感じとでも言えば良いでしょうか…。なんにせよ、即戦力としてお使いいただけると思います!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=121

 

【デ フェルモ】

アブルッツォのデ フェルモが古~いクローンのシャルドネ造るワイン、ラウネギルド2018が終売、2019が終売間近となりましたので、2020をリリースします。一言で言うのなら端正!まるで当主ステーファノを見ているよう…。恐ろしい気遣いのできる人間だという事は知っていたつもりなのですが、嫌味なくリーダシップが取れたり、場を盛り上げるためにおバカな事も出来ちゃったり…もはやイタリアワイン界の出木杉君(ドラえもんに登場する…)と呼びたい!

カンパーニアの仲良し3造り手のワインも、仲良く終売ないし終売間近となりましたので、新ヴィンテージリリースです!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=132

 

【カンティーナ デル バローネ】

まずカンティーナ デル バローネのスタンダードラインのフィアーノパオーネ2019が終売しましたので、2021をリリースします(2020は意思の疎通がうまく行かず、買い逃しました!)。2019がめっちゃくちゃ分かり易く&素晴らしく美味しかったので、この勢いで!と意気込みつつ試飲してみると…ひじょおおおに閉じてて硬かったです(笑&涙)。ですが、次の日飲んでみるとちょっと不思議な現象が。香りは相変わらず閉じたまま、味わいだけ(ちょっと)開いている…。夏を越えたあたりで大化けすることを期待したいでっす!

季節4年、ようやく開きそうな表情を見せ始めた2018ヴィンテージのパルティチェッラ928もよろしくお願いします!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=137

 

【カンティーネ デッランジェロ】

そしてカンティーネ デッランジェロのトップキュヴェ的グレーコ、トッレファヴァーレ2017が終売間近なので、2018もリリースします。こちらはと言いますと…パオーネ2021に輪をかけて硬いです(苦笑)。化けた時には本当に凄いワインになることはオータがお約束しますので、長い目&温かい目で見守ってあげてください。

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=138

 

【イル カンチェッリエーレ】

そしてそしてイル カンチェッリエーレ!ミドルレンジ アリアーニコのジョヴィアーノ2018が終わりそうですので、2019も出しちゃいます!こちらは…とっても外向的ですし、若いアリアーニコらしからぬ柔らかさと飲み心地がっ(ホッ)!

■商品画像はこちらから→https://ec.vinaiota.com/list.php?c_id=136

 

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

 

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