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2019-07-25

【新入荷】2019年7月 その4(La Biancara、Casa Coste Piane、Francesco Brezza、Cantina Giardino、A Maccia、Nicolini)

7月後半の新入荷案内いきます!

先日結婚式を挙げた、ラ ビアンカーラのアンジョリーノの次男アレッサンドロ(以下アレ)、奥さんはすでに妊娠中との事。「ラ ビアンカーラとヴィナイオータが取引を始めて20年」よりも、「(取引開始当時)12歳だったアレ少年が、32歳になり家族を持った」のほうが、時の流れや自分がオッサンになったことを自覚できる(せざるを得ない)という事に気が付いたオータ47歳の夏…。

アレに「(小さかった頃から知っている)アレが家族を持つだなんて、なんかアレの叔父さんにでもなった気分だよ。」とメールしたところ、「じゃあ、今度から(ヒサトのこと)叔父さんて呼ぶようにするね。」とアレ(笑)。また家族が増えたので、オータ叔父さんも頑張る!

そんな(どんな?)ラ ビアンカーラから、マシエリ ビアンコ2018の750ml入りが再入荷、少々お買い得なマグナムボトルが新入荷、そして先行してクリュ物が入荷していたピーコ2017のノーマルヴァージョン(3つのクリュのピーコをブレンドしたもの)が届きました!

ここ10年くらいの間で、補糖も酵母添加も行わずに瓶内2次醗酵、澱引きをせずにリリースされるプロセッコを造る造り手がどれほど増えたことか!この現状を誰よりも喜んでいるのは、カーサ コステ ピアーネの当主ローリスだと思います。息子であるラッファエーレとアデルキがローリスの手伝いを始めようとした当時は、うっすら濁ったガス圧のさして高くない伝統的なスタイルのプロセッコは見向きもされず、販売にも四苦八苦、もう数年そのような状況が続くようならば、ラッファエーレとアデルキにはワイナリーの仕事を継がせずローリスの代でワイナリーを閉めるつもりだったそうです。

昨今のライト嗜好&シュワシュワ流行りにあやかって、プロセッコDOCで規定されていた栽培地域を大きく拡大してまで栽培面積を増やし(その多くが伝統的にはブドウが栽培されていなかった平地…)質よりも量に重きが置かれた、もはやミネラルウォーターと大して価格の変わらない工業的プロセッコが蔓延する一方で、ローリスが守ろうとした本来あるべき姿のプロセッコを志向する造り手が増えている…言い換えるなら、伝統的なスタイルのプロセッコを愛飲してくれる消費者が増えていることは非常に心強いことだなぁとオータは思ってみたり…。

そんなカーサ コステ ピアーネの2016ヴィンテージがすべて終売しましたので、2017ヴィンテージをリリースします!生産量が少なかった2017年は、今回入荷した分のみで、次回は質、量ともに恵まれた2018ヴィンテージとなります。

<新ヴィンテージリリース>

地味ですが滋味深く、てらいのないワインを醸すフランチェスコ ブレッツァの2016年物のバッグインボックスの10リットル入りが終売しましたので、2017年をリリースします!中身を考えたら、すでに圧巻の価格でしたが、更にお安くなりました。ノーマルボトル(750ml入り)で換算したら、上代でも1000円ちょっと!あり得ないです!!某パン屋…もとい某パーラーでは、パンもお料理も赤ワインを使う際は全てこのワインを使っているとかいないとか…。ちゃんとしたワインで作ったら、お料理の格は絶対に上がります!この値段だったら、水を一切使わない赤ワイン煮とかもビビらずに作れるのでは??是非!

先日ご紹介しましたカンティーナ ジャルディーノですが、オイルを紹介するのを忘れていました(汗)!今回入荷したのは、ラヴェーチェ種単一の、辛みと少々苦みが特徴のオイルになります。そして、つい先日ヴィーノ ロザート マグナム2016が終売しましたので、2017年をリリースします!


リグーリア州のア マッチャピガート2013が終売しましたので、2015年をオンリストします。時間をかけて、リースリング的な熟成香を放つピガートですが、2015年はもう既にその片鱗が!他のワイン共々よろしくお願いします!


イタリアの海沿い最東端の港町ムッジャにあるワイナリー、ニコリーニのフラッグシップ的ワイン、マルヴァジーアの2013年が苦節3年(涙)、ようやく終売しましたので、2014年をリリースします!決して力強いワインではありませんが、とっても外向的でチャーミング。他のワイン共々よろしくお願いします!!

文:太田久人
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