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2017-01-27

【新入荷】2017年1月 その3

歳を重ねれば重ねるほど1年が過ぎ去るのが早く感じるようになりましたが、その中でも1月の過ぎ去る早さに毎年あんぐり&うんざりしているオータです。正月休みで約1週間営業日が短いうえに、弊社が12月決算ということもあり、各種資料の準備に追われているといつも間にか2月になっていて…。これらに加えて、今年の場合新年早々に輸入通関業務が煩雑にしてデリケートな商品が色々届き、その中にはヴァレンタイン商戦にギリギリ間に合うか間に合わないかという商品もあったりして…(汗&涙)。早々に通関が切れるよう善処しておりますので、皆さんもヴィナイオータがチョコレートを扱っていることを忘れないでいてくださいね!

それでは1月の新入荷案内第3弾です!今回は奇しくも全てトスカーナ!!!そしてトスカーナといえば、2月にはあの造り手のワインも入荷…なのですが、あまりにも少なすぎてどう販売して良いのか非常に困っております…。


(左からロッソ ディ モンタルチーノ、オルチャ ロッソ)

モンタルチーノの実験君ことマリーノ コッレオーニのサンタ マリーアからはロッソ ディ モンタルチーノ2014が、前例がないほどに大量に届いております!! 2014年は太陽に恵まれなかった年という事で、例年ほどの酒躯を備えるに至らなかったため、実験用の分(またかい!)を少量残しただけで大半のブルネッロを格下げすることにしました。普段から、濃くてもその濃度を感じさせないだけの優しさが備わっているマリーノのワインですが、このロッソ14はスルスルザクザクです!オルチャ ロッソ2014共々よろしくお願いします!!次回はブルネッロ リゼルヴァ2011が入荷予定なのですが、サンタ マリーア史上最高傑作かもしれません…お楽しみに!!


(左からペッティロッソ、ローザ)


(左からロッソ ディ モンタルチーノ、ブルネッロ ディ モンタルチーノ)

同じくモンタルチーノから、フランチェスカ&マルガリータ双子姉妹のカンピ ディ フォンテレンツァのワイン3種類、残したブドウの凝縮度を上げるためにグリーンハーベストをしたサンジョヴェーゼで仕込むロゼワイン、その名もローザの2015年と、果実味重視なカジュアル サンジョヴェーゼ、ペッティロッソ2014年と、ロッソ ディ モンタルチーノの2013年をリリースします!!
タイミングが合わず、ロッソ2012年を買い逃してしまったのですが、もしかしたら彼女たちの成長ぶりを皆さんに認識していただくのには良い機会かもしれません。何の前情報もない状態で初めてこのロッソ13を試飲した時、凄く驚いたのを記憶しています。それまでの彼女たちのロッソは、若い段階ではなかなかに硬質で、咀嚼しなければならないくらいのタンニンがあったのですが、このワインは樽から試飲している時点で恐ろしくスムーズ。聞いてみると、やはりマセレーションの期間を短くし、リモンタージュの回数も減らしたそう。ブルネッロのように樽&ビンでの熟成期間の長いワインに関しては、醸し期間が長いこともポジティブに働くのでしょうが、ロッソのように早々にボトリングされるワインに関しては、バランスを崩すケースもある気がします。

特に彼女たちの場合は、使用しているサンジョヴェーゼのクローンと(接ぎ木用の)アメリカの台木の組み合わせそのものが凝縮感のあるブドウを目的としたものだということもあるので、(長いマセレーションで)若干抽出過多気味になってしまったのでしょう。そのことに彼女たち自身で気が付いて、マイナーチェンジを図ったことが非常に嬉しいと言いますか頼もしいと言いますか…。今までも申し分のないワインでしたが、今後はもっと期待していただいて良いと思います!!!素敵なことになっているブルネッロ08もよろしくお願いします!!でないと、既着の09&10をリリースすることができません…(涙)。


(左からビアンコ、ロッソ ディ モンテプルチャーノ、ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチャーノ)

モンテプルチャーノのワイルドすぎるお姉さまたち、ドーラ&パトリーツィアのサングイネートからは、ビアンコ2015ロッソ ディ モンテプルチャーノ2014ヴィーノ ノービレ2013が届きました!ビアンコ2014年も美味しかったですが、2015年は価格に全く見合わないくらいの味わいかと。ロッソ14も、2014年というヴィンテージのことを考えたら、かなり濃いワインと言えるかもしれません。ノービレ2013もヴィンテージが味方してなのか、もうすでに美味しいです!

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