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2018-10-22

【新入荷】2018年10月 その4(Il Vei、Case Corini)


飛ぶように売れてしまう事を嬉しく思う反面、価格帯を考えても入手困難過ぎるのもいかがなものかと考えさせられてしまう造り手、イル ヴェイグットゥルニオ2015とグットゥルニオを除くワインの2016ヴィンテージの最終在庫が届きました!

今回入荷した唯一の白であるヴァル ティドーネ ビアンコ(900本)バルベーラ(1080本)だけ、引き合いの強さの割に入荷本数が少ないので限定ワインとさせていただきます!
イル ヴェイの他のワインに関してですが、ただ今2017年ヴィンテージのオーダーを出しておりますので、入荷は来年3月頃になると思います!!

“教授”ことロレンツォ コリーノ博士&外見も人間性もキュートなグイード親子で営まれるカーゼ コリーニからもワインがぁ!
それまでは赤ワインは苦手だったけど、彼らのワインがきっかけで美味しいと思えるようになったという人の多い事といったら!!!その唯一無二過ぎる味わいの熱狂的なファンが多い上に、入荷本数が限られていることもありまして、オータ的にはもっとも悩ましいワイン&造り手だったりします…。

余談ですが、先日バルラの1998を開けたのですが、そのえげつない美味しさにいち飲み手として悶絶、「そりゃ、みんなも欲しがるよね…。」という思いを新たにしました。今回入荷したワインは以下の通りとなります。

●アキッレ2015:ワイナリーから100m程度坂道を下ったところにある畑のバルベーラとネッビオーロの混醸ワイン。180本再入荷

●アキッレ2014:太陽(光、熱)に欠けたヴィンテージ。例年通りブドウの完熟を待っていたら、樹上にほとんどブドウが残りませんでした…。バルラに至っては、総生産量で100リットルにも満たなかったのですが、アキッレだけある程度の量が生産できました。360本再入荷

●アキッレ12/13:1ヴィンテージでは大樽を満たす事ができなかったので、アキッレの2012と2013をブレンドしたのがこのワインだとグイードは相変わらず主張するのですが、じゃあアキッレ2011はいずこに???とオータは思うわけで…。謎です。480本再入荷

●バルラ2011(大樽):ロレンツォ曰く、完熟を通り越し“遅摘み”の状態のバルベーラで仕込んだワイン。このような年には、ロレンツォ自身もう2度と出合えないのでは?とも。前回入荷したのは、圧搾後に500リットル入り程度の中サイズの樽で熟成させていたもので、今回入荷したのは大樽で熟成させていたものになります。小さめの樽の方がワインとしての熟成スピードが速く、残糖も少なかったため早目にボトリングし、大樽の方は更に追熟をさせていました。壮大なスケールを持ったワインです。480本入荷

キュートなグイード@Vinaiottimana 2017 Osaka

文:太田久人
201 208 209 nuovo18.10.22

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