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2019-02-05

【新入荷】2019年2月 その1(La Biancara、Pacina、Sanguineto、Canonica)

アンジョリーノ率いるラ ビアンカーラからは、サッサイア2017の最終(?)在庫3600本が届きました!
瞬殺必至です!!“(?)”と書きましたが、2016年のサッサイア スペシャル エディションの結果にご満悦のアンジョリーノ、一部のサッサイアにより長い樽熟成を施すことにしました。木樽熟成期間長いVer.が、今年の後半ないし来年あたりにリリースになるのではないでしょうか。

ラ ビアンカーラからの次回入荷は4~5月頃を予定しているのですが、その中には本当にスペシャルなワインが!!!!!過去10~15ヴィンテージに生産されたワインの中で、最も感動したワインかもしれません…。後世に残したい偉大なワインです。こちらもお楽しみに!

キラキラファミリーなパーチナからは、オータのゴリ押しから生まれることになった白、チェッレティーナの2016と完全醗酵に苦労し、なかなかボトリングにまで至れなかったロゼ、ラ ローザ2016が入荷です。

パーチナのフラッグシップ的なワイン、元キャンティにして、キャンティって名前やめてからの方が売れるようになった(笑)パーチナの2012も残り420本ほどになってきました。こちらが終わり次第、既着の2013をリリースします。価格も内容を考えたら非常にお手頃と言えると思うのですが、この価格なだけに皆さんの頭の中の“取っておくべきワイン”というリストからは漏れていることが多い気がします。だまされたと思って、2~3ケース取っておいてみてください。驚愕していただけるはずです。若干ナーバスな印象のある2012と比べると、2013はおおらかな性格となっております。

他のワイン、オイル、食品もよろしくお願いします!あ、本当に特別なワインの1つ、アルコール度数17%弱の凄いやつ、パクナ ロッソの2011が残り60本切りました!750ml入りはこれで本当に終売となりますが、今秋にはマグナムをリリースさせていただきます。いつものごとく、後先考えず買えるだけ買ってしまったら、全然マグナムの仕入れ本数じゃないという…。

最近ワイルドさに陰りが見えてきた(逆に心配です…)、モンテプルチャーノ狩猟協会副会長のドーラおばちゃんのサングイネートからは、ビアンコの2016ヴィーノ ノービレの2013と2014が再入荷、ノービレ2015が初入荷です。ビアンコとロッソは現行ヴィンテージが終わり次第、次ヴィンテージをリリースさせていただきます。

ノービレのプチバックヴィンテージですが、珍しく売れ残ってたようなので大半をいただいてきました。それぞれヴィンテージ的にがらりと違った個性があるので、同時に販売するのも一興かと考えました。熱量の2015、太陽に恵まれなかった2014、均整のとれた2013…是非とも飲み比べてみてください!

バローロというゾーンの、ここ2~3年の劇的なスピードでの観光地化には、行く度に度肝を抜かれています。それに伴い、ブドウ畑の価格は高騰する一方ですし、ワインの価格も上がる一方…。特に家族的な規模で運営されることが多い伝統的なスタイルを貫く造り手のワインは、生産本数が限られていることもあり、現地でも入手困難に…。今から紹介するカノーニカのワインなのですが、バローロ村の酒屋‐カノーニカの家から100m以内の場所‐で日本での流通価格よりも高い金額で売っているのを目撃し、憤慨したカノーニカはその酒屋には一切売らないことにしたそう。

そんなワインバブル真っ盛りなバローロにあって、愚直なまでに価格を堅持しようと努力をしているカノーニカから、バローロ2014バルベーラ&ランゲ ネッビオーロの2016ヴィンテージが入荷です。2013とはほぼ真逆のキャラクターを持ち合わせた2014ですが、これはこれで熟成させると楽しいことになる気が…。

文:太田久人
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