2009/4/10 Vodopivec ヴォドピーヴェッツ
ほんの数年前まで、僕たち外国人がスロヴェニアに行くためには、決められた国境を通らなくてはならなかったのですが、今はどの道を通っても良くなりました。
というわけで、ゴリーツィアに戻らずに、一般道でヴォドピーヴェッツを目指します。
無人の国境
まずは畑を見に行きました。
イケメンパオロはウルトラ完全主義者。ブドウの仕立てからでさえ分かりませんか?
箱根彫刻の森美術館の例のやつ(交叉する空間構造)みたいです。
アンフォラから試飲
2008年はパオロにとっては本当にきつかった年で、生産量はこのアンフォラ1個分のみ。1000本はあるけど、2000本は絶対ないと思います。
2005-2007年の造りの通りでしたら、ちょうどこの時期にアンフォラからワインを取り出し、プレスしてヴィナッチャと分け、大樽に入れるのですが、生産量が極端に少ない2008年はちょっと攻めてみようと考えたようで、この後もアンフォラの中でヴィナッチャごと一夏を越し、秋に樽へと移されました。
樽から2007年のワインを試飲。メモ書きを見ていたところ、”07Solo、07”と書いてあるではありませんか!青山駆け込み寺FのNくーーーーん、もしかしたら07もSoloが出るかもしれませーーーーーん!!!!忘れてたよ。昨日のSolo04美味しかったねーーーーっ。また飲みませう。 とちょっとだけ私的なことを書いちゃったりして。
で、家で06のアンフォラとクラッシカを飲む。06のアンフォラの美味しさと言ったらもう・・・。05がヴィンテージ的には難しい年だったこと、そしてアンフォラ用にSoloの畑(僕らの間では岩岩と呼ばれています・・・)じゃないものを使ったのに対し、06は恵まれたヴィンテージな上に岩岩をアンフォラに使ってます。天才パオロのマイルストーン的な作品になることは間違いないかと。
4月に入荷しますのでお楽しみに!!!
巨大アンフォラ(容量で2500リットルくらいでしょうか)の前にて
その後ゴリツィアに戻り、パオロ、ラディコン、カステッラーダ夫妻と、ラディコン、カステッラーダと同級生のやっているレストラン、Rosenbarに行く。僕にとってフリウリの楽しみっていったら、こうやってみんなが集まってドンチャンできること。みんなが面白いワインも持ってきてくれるし。
ボケボケではございますが一応
ここでのちょっとしたエピソードに関しては、サノヨーコがまるやまやのメルマガで書いてくれてるので、ご興味がある方はこちらを見てみてください。
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