弊社のような小さな会社がヴィナイオッティマーナのような大がかりなイベントを企画することは、社運も賭け過ぎるくらいに賭けつつ、スタッフの無償の献身なくしては実現不可能だったりします。
30軒以上の造り手が来るうえに、それぞれの造り手が別日時に着いたり、別日時にイタリアへと旅立ったりするものですから、諸々混迷を極めております…。
わたくしの右腕である番頭キッシーなどは、ツアーが始まる前なのにもう疲労困憊の様子…。
次回開催はないかもしれませんので、是非とも今回のうちにいらしてくださいね(笑)。と冗談はさておき…こんなすでに混乱の極致にあるヴィナイオータなのですが、なんと2人の造り手が緊急参戦したいと打診してきました。ひええええええ
1人目は言いますと…
そう、ドメーヌ デ ミロワールの鏡 健二郎氏でっす!!ワーイ!!
仕事山積みの中での弾丸帰国のため、11/25-26の大阪会場のみの参加となります。
2011年ヴィンテージから彼の冒険が始まったわけですが、その初ヴィンテージ以降、いわゆる“平均的な”ないし“例年並みの”収量に全く恵まれておりません。今年などは、春の遅霜で斜面の比較的低いところの植わっているシャルドネは芽が焼けてしまい、ほとんど収穫できなかったそうです…。
これで6年連続…きつすぎる…。
予想&期待していた量が獲れない年がここまで続くとは鏡氏も思っていなかったでしょうから、いろいろ厳しいはずなんです。
それを想うと、僕たち鏡応援団的には非常に残念というか悲しいというか、そんな気持ちを持つ方が多いと思います。でも、当の鏡氏は必要以上に悲しがっていないとでも言えば良いのでしょうか…。
もちろん残念だし悲しいのでしょうが、それが自然相手の仕事の持つ宿命であることをちゃんと受け入れられているように僕には見えるんです。ワインの味わいうんぬんではなく、そういった心構え&覚悟をこんなタフな状況下でも持ち続けられている彼の人間性にこそ、僕は全幅の信頼を寄せているんだなぁと改めて思ってしまった次第です…。
会場では、来年入荷するワインを一足早く飲んでいただけます!!
そして11/25の夜なのですが、ヴィナイオッティマーナB面緊急企画という事で、京都の鏡氏の親友のお店で一日ソムリエ(?)をやります! 詳細は追って紹介させていただきますので、こちらもお楽しみに!!!
(造り手について、さらに詳しくは下記リンクよりご確認ください!!)
造り手からのオッティマーナ感想文 D.ミロワール(ヴィナイオータのホームページにとびます。)