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2023-03-31

【新入荷】2023年3月その3(Tropfltalhof,Radikon,Vevey)

来日時には、ヴィナイオータが取引する造り手の中でもピカイチのキレの踊りを披露してくれたアンドレアス&ローズマリー夫妻のトロプフルタルホフからは、定番ワインの新ヴィンテージと、最初にして最後のヴィンテージとなる新しいワイン、そしてリンゴジュースが届きました!既に販売中ものも含めた詳細は下記の通りとなります。

ル ヴィオニン2021 :カルダーロ湖畔の畑のヴィオニエで造る、樽醗酵&樽熟成を施したワイン。2021ヴィンテージは、リリース当初はやや硬かった2020と比べると、すでに外向的な印象。とはいえ、早めの抜栓を心掛けるようにしてください!彼らとの取引も4年目に突入し、融通を利かせてくれるようになりまして、

ロンメル シャルドネ2021 :トロプフルタルホフが世に出す、最初で最後のシャルドネ。2021年にロンメルと呼ばれる、前所有者がシャルドネを栽培していた小さな畑を購入します。剪定も行わずに2~3年ほど放置されていた畑(ボルドー液さえ撒かず…)だったのですが、アンドレアスが売買契約を結べたのがほぼ夏の終わりごろで、ブドウ樹が苦しんでいる様子でありながらもけなげに実を生らせているのを見て、自然やブドウ樹に敬意を払うべく醸造することに。使い古しのトノー樽で醗酵&熟成を行なったワイン。放置されていた2~3年の間、全く農薬が使用されていなかったにもかかわらず、ワインからは健全なブドウの雰囲気しか漂ってこない驚きのワインです。収穫後にシャルドネの樹は抜かれ、ソーヴィニョンブランを植えまして、樹齢が15年くらいに達したあたりからガルネレンに使用するそう…。

ガルネレン ソーヴィニョン2018 :ワイナリーに隣接する区画ガルネレンのソーヴィニョンブランで造る、トロプフルタルホフの実質上のトップキュヴェ。アンフォラで皮ごとの状態で7か月の醗酵&熟成させ、圧搾後に再びアンフォラへと戻し14か月の熟成の後にボトリングされるワイン。去年第1便が入荷した際には、閉じ気味な印象があったのですが、今や絶好調です!

ロゼマリー2021:メルロー80%、カベルネソーヴィニョン20%。半日ほどの浸漬を行なった後に一部のモストを取り出し(セニエ)、アンフォラで醗酵&熟成を施したロゼワイン。2020もサイコーでしたが、アンドレアス的には2021年の仕上がりには本当に満足しているとの事。香り、果実、酸のバランスが絶妙すぎる、マッサヴェッキアのロザートと並び「好きじゃないという人に是非とも出会ってみたい(=出会わないと確信できる…)」ロゼワインのひとつ。

ストルロンド2020:ロゼマリー用のモストを取り出した後に残ったモスト&果皮&種を醗酵させた赤ワイン。約3週間の醸し醗酵、使い古しのバリックで約20か月の樽熟成。果皮の比率が高い状態で醸しているのにもかかわらず、柔らかな飲み心地を備えたワインです。

バルライト20162017:2016が残り120本ほどになりましたので、2017をリリースすることにしました。2016は、強くしなやかでやたらと余韻の長いワイン。一方の2017は、他の地方とは大きく異なり比較的涼しい年だったこともあり、全体的に2016よりも一回りほど小さな印象。とはいえ、当然のことながら十二分に壮大なワインです!

アプフェルザフト2022(スッコ ディ メーラ) :トロプフルタルホフの無濾過リンゴジュースです!品種は色々混ざっているはずなのですが、詳細は不明です(笑)。ただ甘いだけではなく、酸もしっかりあるので、サクサクスルスル飲めちゃいます!

ラディコンからは、Sシリーズのワイン3種(スラトニック,シーヴィ,エッレ エッセ)の2020ヴィンテージと土着品種ピニョーロで造る赤ピニョーリ2010が再入荷、そしてメルロー2007(500ml,1000ml)が新たに入ってきました!

次回入荷予定のSシリーズ2021ヴィンテージとブルーラベルシリーズの白2018ヴィンテージから入荷量がぐっと増える予定です。楽しみにしていてくださいね!

 

ヴァッレダオスタのメゾン ヴェヴェイ アルベールブラン ド モルジェ2019無濾過Ver.が完売間近となりましたので、穴埋め的に少量だけ入荷していた2019濾過Ver.(残り100本弱!)と2020無濾過Ver.をリリースします。2020ですが、2019と比べて1歳若いにもかかわらず、味わいはバンバン出ています!

 

 

*ブログ掲載時には完売しているワイン、商品がございます。予めご了承ください。

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