ヴィナイオータかわら版 ~ 岸本編 その参 ~
スタッフの “ 飲んでもらいたい ” ワイン紹介!!
岸本(関西支部)編 その参
Vinage 2015 ヴィナージュ(Trinchero トリンケーロ)
「秋はアタシの季節。」
樹齢80年を超えるバルベーラを大切に育て、大樽での超長期熟成による伝統的なワインを造るトリンケーロ。熟成中の全てのワインがエツィオの御眼鏡にかなうわけもなく、樽熟成中でも気に入らないと感じたワインはお酢屋さんへ回され、名もなきワインビネガーとなるという、、、正気の沙汰とは思えません!!
下のクラスのワインでリリースできないの??と思いますが、それだけ自分のワインには熟成に時間を要するし、トリンケーロのラベルで中途半端なワインは出さない!という信念、熱い熟成魂!凄すぎて頭が上がりません。。
もう飲まれている方も多いと思いますが、前回が初リリースとなったヴィナージュ!
ワインはセラーに入っていても温度の変化を感じとって味わいが開放的になったり、内向的になったりしますが、ヴィナージュも秋という自分の出番を感じているようで実力を発揮してきましたよ!!!もの静かで色っぽく、でも話をしていくと深い話も出来る!なんとも妖艶なワインです。
ヴィンテージが2015となっていますが、実は2つのヴィンテージのワインをブレンドしています。
グリニョリーノ2014はいつも通り短めのマセレーションで仕込み、メルロー&ネッビオーロ2015はマセレーションを1日ほどにして、トリンケーロのトップキュヴェ「ヴィーニャ デル ノーチェ」の搾りかすでリパッソ(搾りかすを漬け込んで、皮についている野生酵母とブドウに残っている糖分で再醗酵させる仕込み)を行ない、醗酵終了&落ち着かせてからグリニョリーノと混ぜ合わせるという、、比率でいいますと、2014年のグリニョリーノを30%、2015年のメルロー(50%)とネッビオーロ(20%)となっております。なんとも難解な仕込み、、、これだけ聞くとややこしい味がしそうな気がしますが、味はびっくりするくらい明快で、ザクザク飲めちゃいますよ!安定感もありますので、飲食店さんでグラスで使うのもおすすめです!!
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銘柄:Vinage 2015 ヴィナージュ
造り手:Trinchero トリンケーロ
地域:伊ピエモンテ州
希望小売価格:¥3,800(税抜)
生産者紹介は以下リンク先より
https://vinaiota.com/category/trinchero
造り手紹介 Trinchero / トリンケーロ 【新入荷】2023年5月その2(Camillo Donati,Lucie Colombain,Trinchero,Cascina Roccalini,Daniele Piccinin,Pierpaolo Pecorari) 【新入荷】2023年3月その2(Davide Spillare,A Maccia,Trinchero,Borgatta, AR.PE.PE.,Daniele Portinari,Cantine dell’Angelo,Il Cancelliere) 【新入荷】2022年12月その1(Mlecnik,Vodopivec,Trinchero,Casa Coste Piane,Borgatta) ヴィナイオータかわら版 ~酒井編 その三~