【ピリオド1 DAY1|2024/1/30(水)】参加造り手&飲食店

<ヴィナイオッティマーナ2024 ~ピリオド1~>

【開催日時】
DAY1:2024年1月30日(日) 10:00~16:45

【会場】
だだ商店 だだ食堂(茨城県つくば市流星台56-3)

【タイムテーブル】
9:25- 無料送迎バス①便つくば駅発 ※1※2
9:30- 受付開始
9:50- 無料送迎バス②便つくば駅発 ※1※2※3
10:00- 開場
10:45- 造り手セミナー①<Barranco Oscuro>
11:15- 造り手セミナー②<Casa Coste Piane>
12:00-15:30 大食堂
16:10- フィナーレ
16:45- つくば駅行き無料送迎バス①便発車 (①便が戻り次第②便発車)※2

※1 無料送迎バス乗車をご希望の方は、TXつくば駅[A3]出口を出てすぐ目の前のロータリー(有料駐車場)の「[C] つくタク乗降場」にお越しください。
※2 送迎は27人乗りマイクロバスになります。定員になりましたら次の便までお待ちください。
※3 9:50出発の便に間に合わないお客様は、恐れ入りますが別の交通手段でお越しください。

-参加造り手-

Barranco Oscuro / バランコ オスクーロ(スペイン / アンダルシア州)

造り手:ロレンツォ ヴァレンズエラ

今年7月から取引を開始したヴィナイオータ初のスペインの造り手バランコ オスクーロ。シエラネバダ山脈と地中海の間に位置する彼らの畑は、標高1200m-1368mという高地に位置し、ヨーロッパで最も標高の高い自然栽培のブドウ畑。
12haの畑で30種類以上のブドウを育て、造るワインは20種類以上!
ワイナリー&畑が原産地呼称地域外にあるため、ラベルにヴィンテージやブドウ品種を明記できず、代わりにブドウ品種を彷彿とさせる皮肉たっぷりなワイン名が付いていたり(笑)
地中海性気候のこの土地では、雨が少ないため収量は低いが力強く凝縮したブドウが生まれます。畑では農薬に頼らないブドウ栽培が可能となり、醸造のいかなる過程でも酸化防止剤無添加でワインを生産。年間生産量は3万本。
今回、当主ロレンツォと、インポーターの仕事もしている奥様のルイーザが一緒に初来日。(スペインにパーネヴィーノやパーチナのワインを輸入しているのはルイーザです!)

Casa Coste Piane / カーサ コステ ピアーネ(イタリア / ヴェネト)

造り手:ローリス フォラドール、アデルキ フォラドール、ラッファエーレ フォラドール

ヴィナイオータで乾杯のワインと言えば、カーサ コステ ピアーネのプロセッコ!
ヴェネツィアの北、ヴァルドッビアーデネの小さな村で、数世代に渡りブドウ栽培を続けてきたフォラドール家。澱の無い澄み切ったワインが一気に市場を席巻する中、地域の伝統的な発泡性ワインを残すため1983年に自家瓶詰を開始。「この伝統的なプロセッコが評価されない時代が続き、生きていくために市場で受ける工業的なワインを造るくらいならワイナリーを廃業させる」と話していたローリス。彼らの地道な活動が実を結び、今では伝統的なプロセッコを造るワイナリーも増えました。
息子のアデルキとラファエーレも加わり、伝統的な瓶内二次醗酵のプロセッコを造り続けることに情熱を燃やしています。
今回のオッティマーナには、2014年のオッティマーナに新婚旅行を兼ねて来日してくれた次男ラッファエーレと奥様のナターリアが久しぶりの再来日です!

De Fermo / デ フェルモ (イタリア / アブルッツォ州)

造り手:Stefano Papetti Ceroni, Eloisa de Fermo / ステーファノ パペッティ チェロニ、エロイザ デ フェルモ

弁護士として仕事をしていたボローニャ出身のステーファノ。幼少期から食べ物やワインへの興味を持ち、初めて自分でワインを買ったのは12歳というから驚きです。
ある時奥様エロイザの実家所有の農場の美しさに衝撃を受け、毎週末そのブドウ畑に通うように。
2008年に1haの畑を借り自らブドウ栽培をスタート。当初は栽培したブドウの販売のみでしたが、2010年にひょんなきっかけで農場の中にある建物の一部にワインセラーの設備が残されていたことが判明、本格的にワイナリーとしての活動を始めることに。
17haのブドウ畑を含む農場の総面積は170ha(!)、全ての畑でビオディナミを実践。ワイン以外にもオリーヴオイル、豆類や小麦粉等も生産。ブドウに関しては、その年の最良の区画のものだけを自ら醸し、残りは売却するという贅沢な形で年間約4万本を生産しています。
初参加となるオッティマーナにはステーファノが来日してくれます!

Francesco Brezza / フランチェスコ ブレッツァ (イタリア / ピエモンテ州)

造り手:Francesco Brezza / フランチェスコ ブレッツァ

1921年に現当主フランチェスコの曽祖父にあたるエンリコが、サン ジョルジョ モンフェッラート郊外に7haの土地を購入したことからワイナリーの歴史がスタート。イタリアで最初のデメター(バイオダイナミクス農法の認定団体)の認証を受けたのがこのブレッツァです。
1996年にワイナリーを引き継いだフランチェスコは、ブドウ畑13ha含む50haの所有地で、肉牛を飼い、与える餌もすべて自分で生産したものを使用、小麦などのワラと牛糞を使って堆肥を作りそれを畑に返すという、完全循環型のバイオダイナミクス農法を実践しています。現在も近隣の住民用に量り売りでワインを販売するジモティー御用達のブレッツァ。量り売り以外に年間約2万本をボトリング。
これまでのオッティマーナには、「行きたいけど、牛の世話があって…」となかなか来日が実現しませんでしたが、留守中のお世話係を見つけられたようで、満を持しての初来日です!

-参加飲食店-

mondo (自由が丘)

料理人: Yasuhiko Miyaki / 宮木康彦
サービス :Masahiro Tamura / 田村 理宏

自由が丘駅から徒歩10分、入り口のガラス玉の看板と芝生の小径を抜けたイタリアン。シェフの宮木さんとソムリエの田村さんをメインに、深い信頼関係でつながる全国の生産者さんたちから届く素材を見極め、その日ごとにコースを組み立てます。
店名の『mondo』とは世界や天地、万物を意味するイタリア語。
溢れんばかりの並々ならぬ魚への愛情、今回はどんなお料理となるのでしょうか♡

クロマニヨン (福岡)

料理人:Daisuke Ichimura / 市村 大輔

ワイン好きをとことん“沼らせる街”、福岡。
そんな街の終着駅はクロマニヨン。
お人柄が滲む空間の居心地の良さもさることながら、フランス料理を基軸としながらも、どこかコミカルで“らしさ”の詰まったお料理に毎度ズッキュンやられています。
現在、移転先を模索中の市村さん。
姉妹店の酒場サークルの二階でなにやら「して」いるそうです。

コマチーナ (鎌倉)

料理人:Ryoma Kamei /  亀井 良真

僕にとってのお師匠さんは亀井さん。
大阪の専門学校をでてこれから修行を始めるぞ、といったタイミングで拾ってくださったのが、2010年、小町通りに独立改行する前の亀井シェフでした。
実直で骨太、食べ疲れすることを知らないイタリア料理こそ、コマチーナの味。
チームモンド同様に亀井さんも釣りの人.。
「(イベント当日、釣果次第では)もしかしたら、なにも出せないかも。」とのこと、ワイン同様自然相手ですからね(滝汗)、亀井さんの釣果についてもお楽しみに——!!!

 

text : 佐藤(造り手紹介)、加藤(飲食店紹介)

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