ヴィナイオッティマーナ2022【造り手セミナー】フォンテレンツァ

①セミナー動画 (質問コーナー|3:00~)
ヴィナイオータマーナ2022 P4 DAY1にて行われたフォンテレンツァのセミナーの様子です。フォンテレンツァはトスカーナ州サンタンジェロイン コッレにてフランチェスカとマルゲリータの双子姉妹が運営を行うワイナリーです。今回のオッティマーナでは、妹のフランチェスカが来日してくれました。
②造り手紹介 (01:12~)
フォンテレンツァの造り手紹介、詳しくはこちらから。
③造り手への質問と回答
Q1.まったく経験のない状態でワイナリーを初めて一番苦労したことは?(3:00~)
A. 経験がないということなので、すべてを自分たちで0から始めなければならなかったこと。
しかし、自分たちですべて0から始めることで、農学校や醸造学校で「畑はこうしないといけない」や「醸造はこうするべきだ」といったことを教わるのではなく、
こういうこともできるんじゃないかと、一つ一つのことをトライして検証して感じて積み重ねることができたことはある意味幸運なことだと思っています。
ブルネッロモンタルチーノはイタリアを代表するブランド力のあるワイン(ゾーン)なので、型にきっちり詰め込むような造り方を行う造り手が多い中で、
自分たちが最初から求めていた自由な精神を体現したようなワインを造るうえでは、経験がないことがプラスに働いたことのほうが多いような気がします。
Q2.姉妹二人でワイナリーを運営している中で、役割を分担したりしていますか?
また、ワインに関することで対立することはありますか?(8:13~)
A1. 姉妹二人でワイナリーを運営することは素晴らしいこともあるが大変なことも多くあります。
ワイナリーを始めた当初は今に比べると栽培面積などすべてのサイズ感が小さかったのですべての作業を一緒にやっていました。当然熱く衝突することもありました。
ここ10年程は姉のマルゲリータが畑を担当し、妹のフランチェスカはセラーを担当して、分業制になってきています。
お互い分かれるようになってからは、それぞれ思うことがあったとしてもお互いの領分には口を出さないことを時間とともに学んできました。
昔はテンション高く衝突したこともありましたが、今はお互いの領分をリスペクトしながら仕事を進めています。
Q3.ワインの飲み心地が以前のパワフルな感じから年々優しくなっているように感じるんですが、ワイン造りで何かを変えたりしているんですか?(13:13~)
A3. 当然のことながら私たちも、私たちが植えた畑も以前は若かったです。
畑たちも若かった時には若かったなりの表現力があり、人間に起こることと同じように荒々しかったり、深みにかけることもあったと思います。
それに加えて当然私たちがヴィニエロンとしての経験値が浅いことが、ある部分を若さとか青さみたいなものだと表現することがあったのかもしれないです。
荒々しさとか若さ由来の溢れるエネルギーみたいのが表現されてるようなワインであった事っていうのはそれは実際その通りで、むしろそれで良かったんじゃないかと思ってます。
ぶどう畑も年々年を取っていて、地中深くに根を張るようになり、ある部分よりその土地のストーリーみたいなものをより語れるそのぶどうになっており、
ぶどうがそうやって年を重ねてその土地を表現できるようになってくる過程を自分たちも経験を積みながらそういうことが見て取れるようになったときに、
最終的に人がやらないといけない事はある種のリスペクトを持ってぶどうに相対することが必要なんだと思いました。
特にサンジョヴェーゼのようにものすごくキャラクターの強いぶどうである時点で、人間が力強く何かをしてあげる必要なんてないと思います。
どちらかというと優しくワインになるような手助けだけをしてあげるだけで充分表現力のあるワインができます。
優しく扱うということの最たるところで言うと、例えばぶどうの房を外す除梗という作業をすべて手で行っています。
優しくぶどうに相対することがもしかしたらそのワインの味わいの中にも多少優しさのようなものを生み出していることになるかもしれないです。
それに加えて、10年前に比べるとナチュラルワインもすごく広く飲まれるようになっていると思います。
その中ですごく抽出の柔らかい、もしかするとアルコール度数の低いワインがもてはやされているかもしれないです。
ただ、自分たちは決して流行やはやりにのるわけではなく、元々目指していた道みたいなものがあり、その中でも人が年を取りながら品のようなものを持つと同じように
ワインにもジェントルさや優しさが出てくるのを求めていたんだと思います。
④まとめ
ブルネッロモンタルチーノという伝統来なエリアでも新しいことに挑戦を続けるフォンテレンツァ。
今回の来日&セミナーでそんな好奇心旺盛な一面と彼女たちが目指す部分を改めて感じることができました。
すでに素晴らしい造り手ですが、年々上がっていくクオリティと個人的に今後が楽しみでしかないです。(担当:豊田)

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