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2023-07-27

(新)造り手紹介 Stefano Legnani / ステーファノ レニャーニ

造り手:Stefano Legnani / ステーファノ レニャーニ
人:Stefano Legnani / ステーファノ レニャーニ
産地(州):リグーリア
ワイン:Ponte di Toi、Bamboo Road、Loup Garou…等
所在地:Via de Molini 72 – Bradia 19038 Sarzana IT – Italia <Map>
Web:

legnani01

トスカーナ州のピサから北に65km、エミリアロマーニャ州のパルマから南に120km、リグーリア州を含めた3つの州の州境にあるサルザーナで2005年にブドウを植え、2008年からワインを仕込み始めたステーファノ レニャーニ。元々保険の会社を経営していて、従業員も沢山いてその業界で成功を収めていましたが、ラ ビアンカーラやラディコンと出会い、一緒にワインを飲むうちに彼らの信念、覚悟の気合入りっぷりに触発、彼曰く「雷に打たれてしまった」そうです。半農半商の生活を8年ほど経て、2012年に保険の仕事を完全に辞め、ワイン造りだけで生きていく念願の暮らしを手に入れました。1ヘクタールの畑ではヴェルメンティーノだけを栽培しています。

2015年ヴィンテージからリリースされたバンブーロードは、近隣の農家の老人が栽培をやめようと考えていたところでステーファノと出会い、市場価格よりも高い価格で買い取る代わりに、畑に植わっていた樹齢80年ほどのブドウでステーファノが理想とする仕事を実践してもらうことで畑を継続してもらい、造られることになったワイン。老人の畑ではトレッビアーノ、マルヴァジーア ディ カンディア、マルヴァジーア トスカーナ、アルバーナ、ヴェルメンティーノを栽培しています。

 

●以前に掲載された造り手紹介はこちら
造り手紹介 Stefano Legnani / ステーファノ レニャーニ (2016年12月版)

 

<ワインラインナップ>

● Bamboo Road(バンブー ロード)
品種:マルヴァジーア ディ カンディア、マルヴァジーア トスカーナ、トレッビアーノ、アルバーナ、ヴェルメンティーノ

近所のブドウ農家が高齢や実入りも悪いので畑仕事をやめようと考えていた時、市場価格より高額で買い取る代わりにステーファノが要求する仕事を徹底してもらったブドウで造るワイン。

 

 

 


●Ponte di Toi(ポンテ ディ トイ)

品種:ヴェルメンティーノ

1ヘクタール程の畑で、ビオディナミ農法による栽培にこだわり、シンプルな醸造方法造られます。マセラシオンは1週間程、ステンレスタンクで熟成させ、ノンフィルターでボトリング。後述のル ガルーとブドウも仕込み槽も全く一緒なのですが、ポンテ ディ トイはタンクの上澄み部分を夏前にボトリングしたもの、そしてル ガルーはタンク下部の澱と触れていた部分をさらに数か月熟成させたもの。

 

 

 

●Loup Garou(ル ガルー)

品種:ヴェルメンティーノ

ポンテ ディ トイとブドウも仕込み槽も全く一緒なのですが、ル がルーはタンク下部の澱と触れていた部分をさらに数か月熟成させたもの。

 

 

 


●Per Gino(ペル ジーノ)

品種:マルヴァジーア ロッサ
買いブドウから造るワイン、ジーノは2013年に亡くなったステーファノ&モニカ夫妻の愛猫の名前。モニカがジーノに捧げるワインを造りたいと考え、ピエモンテ州のカソルツォ地区の信用のおける農家からマルヴァジーア ロッサを購入し、セメントタンクで醗酵&熟成。

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