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2016-03-30

造り手紹介 Alberto Anguissola / アルベルト アングイッソラ

造り手:Alberto Anguissola / アルベルト アングイッソラ
人:Alberto Anguissola / アルベルト アングイッソラ
産地(州):エミリア ロマーニャ
ワイン:Case Riva del Ciliegio、Case、Caserosso、Casebianco…等
所在地:Strada Provinciale 63, 29020 Travo PC – Italia <Map>
WEB:http://www.naturallywine.com/

エミリア ロマーニャ州のアルベルト アングイッソラ。国際的なスプレー缶製造メーカーで働く傍ら、ピアチェンツァ南西部のトラーヴォという町の郊外にある標高530-560mのカゼと呼ばれる所で、1998年に土地を購入、ブドウ樹を植えます。もともとワイン好きで、地元で圧倒的なクオリティのワインを生産するラ ストッパの醸造と畑での責任者であるジューリオ アルマーニ氏と親交があり、彼と一緒にワインを飲むことでワインに関する見識を広めていきます。

好きから本気に
2人で畑を借り、遊び感覚で畑仕事、自家用ワイン造りなどをしていく中で、本格的にワインを造ってみたいという情熱が湧き上がってきます。ジューリオが同じトラーヴォでも石灰質土壌の土地に様々な白の土着品種を植えたのを見て、「ジューリオ、お前が白なら俺は赤にするわ。カゼは粘土質だから黒ブドウの方が向くだろうし」とアルベルト。自身ブルゴーニュのワインが好きだということ、そして標高が高いこともあり、ピノ ネーロを植えます。当初からテロワールとヴィンテージの個性がより反映されたワインを理想として掲げていて、畑でも自然環境へのリスペクトを払った農業を行い、セラーでも同様の哲学が貫かれます。

anguissola_ba_02

カゼという、彼の畑の中でもより樹齢の若いブドウや、斜面の下側の、凝縮性に欠けるブドウを使い、醸し醗酵の期間も短く取ったセカンドクラスのワインと、カゼ リーヴァ デル チリエージョと呼はれる、選りすぐりのブドウを、長期間の醸し醗酵を行わせて造られるワイン、2種類を生産しています。

気さくに人懐っこく柔軟に、「どう思う?」
初ヴィンテージが2000年で、ブドウ樹が生産態勢に入ったため、徐々に生産量も増えていきます。2009年ヴィンテージまではラ ストッパのセラーを間借りして醸造を行っていました。

anguissola_ba_03

2007年からヴィッラ ファヴォリータ(アンジョリーノが主催するサロン)に参加しており、2009年にこのサロンで試飲させてもらった2004年のワインは、すごく美味しく感じました。その日の夜、サロン内での夕食会で近くに座っていたアルベルト、いきなり隣に椅子を移してきて「で、お前今日の俺のワイン、どう思った?」って聞いてくるのです。見た目と声音から、とっつきにくい人なのかと思っていただけに、少し驚いたのですが、話してみると非常に気さくで人懐っこく、柔軟な考えの持ち主で、すぐに意気投合します。

サロンの後、友人の仕事の付き添いでラ ストッパを訪れます。そこで当主のエレナに、「そういえばヴィッラ ファヴォリータでアルベルトのワイン試した?」と聞かれ、初めてアルベルトがラ ストッパでワインの醸造をしていることを知ります。いただいたサンプルを日本で飲んでみたら、やはり美味しく、素晴らしく個性的…。すぐにメールを入れて取引がスタートしました。

心意気はそのままに微発泡
いざ彼と取引を始めて一番衝撃的だったのが、2009年の時点で下記の在庫があり、2002年以外のワインはまだほとんど売ってないというのです!

Case’ 2002
Riva del Ciliegio 2002
Riva del Ciliegio 2003
Riva del Ciliegio 2004
Riva del Ciliegio 2005
Riva del Ciliegio 2006

2000年からワインを造り始めた造り手が、2009点時点で4ヴィンテージ分も売るべきワインがある…。

その理由を聞くと、もちろん売れなかったから残ったというのもあるけど、まだポテンシャルの大半が眠ったままのような、閉じているワインを売ることに積極的になれなかったというのが主な理由だという。実際に、この時点での2004年は非常に美味しかったですが、他のヴィンテージはまだ若干硬かったです。

いざワイナリーを始めて、ワインも仕込んで、ボトリングして、売ろうと思ったら、高いポテンシャルがあるのは分かっていても硬く、閉じているワイン。どんどんヴィンテージも溜まり…2007年、いよいよ経済的なピンチを迎え、アルベルトは考えました。あと1~2年耐えられれば、2003~06のワインも1つ1つ飲み頃を迎えるのではと。そこで、2007年ヴィンテージは地場消費を目論んだワインを造ります。

このあたりの食事はとてもしっかりこってりしているので、白も赤も微発泡性のワインを飲む習慣があり、アルベルトもピノ ネーロのフリッザンテ(微発泡)を造る事にしたのです。当然のことながら、自然な瓶内2次醗酵によるフリッザンテです。収穫の翌春にボトリング、6-7月頃から商品化できますので、コストの回収が早くできるというメリットもありました。そしたらこのワインが、カゼから最も近いトラットリアで大ブレイク!生産量のほとんどを一軒のトラットリアが消費してしまいます。

2008年も同様にフリッザンテを生産します。この2ヴィンテージを乗り切ったことで、再び余裕が出てきたので、本来の自分がやりたかったスタイルに戻すことにします。とはいえ、2006年以前のヴィンテージのように、開くのに時間がかかるようでは同じことの繰り返しになるので、若干醸しの期間を短くし、ワイン自体が還元的な状態でない時にボトリングするようにしました。

造り手の良心に思い馳せる
どの造り手も、その瞬間のベストを尽くしてワインを造るわけですが、それが常に”点”を目指すことではないということが、彼の2007、2008のエピソードからも知ることができるのではないでしょうか。

もちろん一切の妥協を排して、点を目指す造り手もいます。両者のどちらの方が良いとか正しいという問題ではありません。土地(風土、土壌、気候)の個性、ブドウの個性、年どしの個性を、最大限に反映させたワインを表現しようとした時に、畑やセラーで人の手で行われる作業は必要最小限であるべきだと思うのですが、その“必要最小限”は造り手個々の”自由度”に委ねられるべきで、その自由度は個々の不自由さ(しがらみ、状況など)によって、差があっても良いものなのではないでしょうか。

つまり自由なワインとは、造り手が自分の置かれている状況を加味した上で、できるだけ自由であろうとした痕跡が感じられる、人の良心が見え隠れするワインということになるのだと思います。私たち飲み手側として、彼らの置かれていた状況に対してほんの少しでも想像力を持てた時、良し悪しというレベルでものを語れなくなるのではないでしょうか。

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