造り手:Radikon / ラディコン
人:Stanislao Radikon, Sasa Radikon / スタニスラオ ラディコン、サシャ ラディコン
産地(州):フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア
ワイン:Oslavje、Ribolla Gialla、Jakot、Pinot Grigio、Slatnik、Melrot…等
所在地:TRE BUCHI 4 – 34170 Gorizia | GO – Italia <Map>
Web:http://www.radikon.it/

白ブドウに長期間のマセレーション、長い樽&ビン熟成、酸化防止剤無添加・・・、さらにビン&コルクのサイズまで変えてしまうイタリアワイン界のMr.フルスイング、ラディコン。ヴィナイオータが取り扱う造り手の大半が、ワイン界における過激派に属すと世間的には認識されているのかもしれませんが、ラディコンは、世間の過激は自分の普通だ位に思っている僕でさえ、「おー、なかなかラディカルだねぇ」と思うこともしばしばな造り手。ですが、そのラディカルさが他の人には真似のできないもので、それが彼のワインに唯一無二の個性を与えていることも事実。
“ないない尽くし”な彼のワイン造りですが、何も考えることなくただただ乱暴に“しない”を選択しているのではなく、彼なりに確証を得ながらここまで来ているのだということを時系列的にご紹介します。
戦後間もなく、スタンコ(スタニスラオの愛称)のお祖父さんがワイナリーとしての活動を開始します。1980年にワイナリーはスタンコのものとなり、同時にそれまで桶売りをしていたワインの自家ボトリングを開始。自らの名前を冠したワインを世に出すわけですから、より高いクオリティを追求する手法を採用するようになります。
伝統への回帰〜ワイン業界未踏の地へ
1980年代後半までは培養酵母を添加、ステンレスタンクで温度管理をしながらの醗酵といった当時“伝統的”とされてきた手法を採用し、80年代後半からは小樽での醗酵・熟成こそがクオリティの高い白を造る為には重要だと考えるようになります。
しかし、赤ワインのほうが白よりも複雑(偉大)であると、ほぼ無意識の世界でそういった思い込み(認識)があり、それに疑問を感じたのが94-95年頃。
加えて、彼の住む土地コッリオは伝統的に白の生産地域。複雑で、なおかつ自然な造り&味わいの白を造ろうと考えた時、「だったら、赤みたいに白を造っちゃえばいいんじゃね?そもそも、ブドウの皮の色の違いで、造り方が違う事自体変なんだよ。昔は白だってそうやって造っていたんだし、皮ごとの方が醗酵もスムーズに進むはずだし、ますます培養酵母なんかに頼る理由がなくなるじゃんか!」というわけで95年、リボッラ ジャッラで皮ごとの醗酵を試験的に行います。バリックを縦置きにして、樽の丸い板の部分をぶち抜いて作った即席の開放式醗酵槽だったので生産量も300本程度。商品として扱ったのはヴィナイオータだけではないでしょうか。

96年、白ワインの全生産量に対してマセレーションを開始(1週間程度)。そして、土着品種であるリボッラ ジャッラにこそスポットライトを当ててあげなければならない考えるようになり、リボッラ以外のブドウ(シャルドネ、ソーヴィニョン、ピノグリージョ、00 まではトカイも若干)は全て混醸し、オスラーヴィエ(彼の住む村の名前、オスラーヴィアのスロヴェニア語表記)という名前でリリース。
97年頃から大樽で3年熟成させるようになり、マセレーションの期間もアルコール醗酵の最後まで行うように。通常のキュベ用のブドウよりもより長く樹上で追熟させたブドウで仕込んだワインは古バリックで4年以上熟成させ、5年以上の瓶内熟成を経て、同年に生まれたスタンコの次女の名を冠してリゼルヴァ イヴァーナとしてリリース。リボッラ97イヴァーナは、イタリア自由なワイン界の世界遺産に認定されるべきものかと。
99年、00年とオスラーヴィエの一部極少量を酸化防止剤完全無添加でボトリング、その結果で確証を得たスタンコは段階的に本数を増やし、02からは全生産量を無添加でボトリング(メルローは99か00から無添加)。
長期間の醸し醗酵による、ブドウから最大限の抽出を行うようになってから、タンニンを丸くするために樽での熟成期間も長くし、ボトリングしてからも香り味わいが花開くのを待つために、ビン熟成も長く取るようになり…ラディコンはこう言います。

「樽で1年寝かせたワインは、ビンで1年寝かせれば味わいは概ね開いてくる。2年樽熟させたものは、ビンで2年、俺のワインように樽で3-4年寝かせているものなら、やはりビンでも3-4年は休ませたい。酸化的な環境に長く慣れ親しんでしまったワインは、ビンという還元的な容器に入れられると、極度のストレス状態になってしまって、そのストレスから解放されるのに、より時間がかかるんだ。」
南国の、なんくるないさぁ的気候風土の中に長らく身を置いた後、いきなり極寒の地域に引っ越したらどうなるか?こう書けば想像しやすいでしょうか(笑)。
彼がワイン業界未踏の地を切り開いて、打ち立ててきた数々のマイルストーンとその意味を、僕のようなその瞬間を目撃してきた者が伝え切れていないという部分が大いにあるとはいえ(結構責任感じてます!)、世間の理解&受け入れスピード(それが”一般”から大きく逸脱したものであればあるほど時間がかかるものですよね)に対して彼自身のスピードがあまりにも速すぎる というのと、彼の造り出すものは全て極端に攻めたものばかり・・・。8割以上の生産量を6年後にリリース、残り2割も2年後に出るどころか10年後にリリース。平均してみると、約7年後(!!!!)にワインをリリースさせていることになります。
息子サシャの参画、セカンドラインの誕生
昔と比べて、空間と時間に対するコスト感覚がより強くなってきている現代にこんなことをやるなんて、ある意味狂気の沙汰とも言え・・・。そんな時に救世主が現れます!以前から手伝っていた長男のサシャが、2009年からワイナリーに本格的に参画するようになったのです。そしてワイン造りの上でサシャがスタンコに提案したのが、セカンドラインを造ろうというものでした。

サシャもきっと僕と同じような考えを持っていたのだと思います。生産量全てを6年後以降にリリースさせるのは、あまりにもリスクが伴うということ、一部のワインだけでもできるだけ早い段階で現金化し、リスクを軽減するのと同時に、結果生産量が減ることになる上級キュベにより強いスポットライトが当たるようにする・・・。
「いやー、俺はやりたくなかったんだけど、経営に参画することになったサシャの言うことだろ・・・。ま、奴にも少しは責任を負わせなきゃいけないしってことで、やってみることにしたんだわ。とはいえ、俺のワインと厳格な差別化を計るべく、750mlにボトリングさせようと思っているんだ。」とスタンコ。僕的にはブラーヴォ、サシャ!!!って感じです。
マッサ ヴェッキアのファブリーツィオも、スタンコの頑固さにしばしば呆れつつも、ワインが“完成”してからリリースさせるというスタンコのスタイルには賞賛の声を惜しみません。畑での仕事、醸造、熟成、特に醸造&熟成という点に関して、彼以上に攻めている造り手は世界中を見回してもほとんどいないのではないでしょうか??
ボトル&コルクのサイズ、形状について
「白ワインとはいえランチに2人で750mlは多いなー。だけど375mlだと少しもの足りない…。」と思ったりすることありますよね?ラディコンはそこから「特に自分の造るようなワインこそ、500mlにしたらもっと活躍の場があるはずだ!!」とこの2つのサイズでのリリースを思いついたんだそうです(1000mlは4人用もしくはパーティーサイズということなんだと思います。)。そしてラディコンはサイズを変えること以外にも、年々減っている良質な天然コルクが今後さらに入手困難になることを危惧して、コルク業者に今までにない小さなコルクを、瓶業者に今までにない小さな口径の瓶を開発してもらいエディ・カンテと共に“良質な天然コルクをより多く確保していこう!”プロジェクト(実際にはこういう名前ではありません、僕の脚色です。)を発足したのです。ここで皆さんも「でも500mlにするんなら、750mlより酸化しやすいんじゃない?」という疑問を持たれるかもしれません、確かにそうです、750mlより1500ml、1500mlより3000mlと、より大きい容器の方が酸化のスピードが遅いのはよく云われていることです。それはワインの場合容器が大きくなると中に入る液体の量が2倍も3倍も多くなるのに対して、容器の中に入る空気の量はそれほど多くならないため、小さい容器よりも大きい容器の方が空気と液体の接触率が小さいためです。ラディコンはこうした問題点を解消するために瓶業者と繰り返し議論を重ね、“世界初!500mlなのに、空気の接触率が従来の750mlと同じ瓶”の開発に成功したのです!!凄すぎです!!
ヴィナイオッティマーナ2022【造り手セミナー】ラディコン
【新入荷】2023年3月その3(Tropfltalhof,Radikon,Vevey)
【新入荷】2022年9月その1(Radikon,Gravner,Bressan,A Maccia,Daniele Portinari,Arianna Occhipinti,Trinchero)
【新入荷】2022年8月その2(Radikon,Gravner,Pierpaolo Pecorari,Mlecnik,Cascina Roccalini)
【新入荷】2022年5月その1(Casa Coste Piane,Fonterenza,Radikon,Gravner,Il Cavallino,Ezio Cerruti,Nicolini,Bressan,Cantina Giardino,Le Boncie,Arianna Occhipinti,La Calabretta,De Fermo,Lasserra)
【新入荷】2021年8月その2(Radikon,Davide Spillare,De Bartoli,Ezio Cerruti,Cantina Giardino,Cantine dell'Angelo,Possa,Nicolini,Camillo Donati)
Radikon サシャへの質問コーナー!
造り手紹介 Radikon / ラディコン
【新入荷】2021年5月その2(Radikon,Sanguineto)
【新入荷】2020年11月その4 (Radikon、Gravner、La Castellada、Borgatta)
【新入荷】2020年5月その3(Radikon、Rogaska)
【新入荷】2019年10月 その2(Radikon、De Fermo、Borgatta、Nicolini)
【新入荷】2019年7月 その1(Radikon)
【新入荷】2019年1月 その3(Radikon、Rogaska、Cascina Roccalini)
【新入荷】2018年4月 その1(Radikon)
【新入荷】2017年9月 その2
スタッフ佐藤の造り手訪問記 その7 ラディコン
【新入荷】2016年12月 その2
Ciao, Stanko-Saaaaaaaaaaan!
スタンコ ラディコン Ciao !!!
【新入荷】2016年5月 その1
【新入荷】2015年6月その1&2&3(Il Vei,Radikon,Borgatta,Aldo Bianco,Bartolo Mascarello)
造り手からのオッティマーナ感想文 ラディコン
造り手紹介 ラディコン その3(2015.1筆)
【新入荷】2014年9月その3&4(La Biancara,Radikon,Rogaska)
【新入荷】2014年3月その1(Campi di Fonterenza,Il Vei,Trinchero,La Biancara,Radikon,Massa Vecchia)
【新入荷】2013年10月 (Radikon)
【新入荷】2013年5月 (Radikon、Rogaska、Vodopivec、Pacina、Cantina Giardino)
【新入荷】2012年6月 (Canonica、La Biancara、Villabellini、Radikon、ROGASKA)
造り手紹介 ラディコン その2(2012.3筆)
造り手紹介 ラディコン その1(2012.3筆)
【新入荷】2010年9月 (La Castellada、Radikon、ROGASKA、Valter Mlecnik、La Biancara、Daniele Piccinin、Il Colle)
①セミナー動画 (質問コーナー|04:57~)
ヴィナイオッティマーナ2022 P4 DAY1に行われたセミナーの様子です。フリウリ ヴェネツィア ジューリアのラディコンより、ピリオド1で母スザーナが来日したのに続き、現当主のサシャが来てくれました。
②造り手紹介 (0:00~)
ラディコンの造 ... 続きを読む
来日時には、ヴィナイオータが取引する造り手の中でもピカイチのキレの踊りを披露してくれたアンドレアス&ローズマリー夫妻のトロプフルタルホフからは、定番ワインの新ヴィンテージと、最初にして最後のヴィンテージとなる新しいワイン、そしてリンゴジュースが届きました!既に販売中ものも含めた詳細は下記の通りと ... 続きを読む
この夏は(去年も?)、上原ひろみちゃん(10枚以上のヴァリエーションがっ!)とレキシ(4-5枚)のTシャツだけで、ほぼほぼ過ごしてしまったオータです。オータがレキシ好きだという事を意外だと思う方がいるようなのですが、オータにはそれが意外だったり…。レキシは常にお茶らけていて、おバカな事ばかりしてるか ... 続きを読む
8月新入荷第2弾ですが、ほぼオール フリウリ(スロヴェニア含む…)!な、ごっついラインナップです!
まずはラディコン!Sシリーズ シヴィ、スラトニック、RSの2020年もの、オスラーヴィエ、ヤーコット、リボッラの2017ヴィンテージ、メルロー2006(再入荷)、ピニョーリの2009(再入 ... 続きを読む
先日、取引先の酒販店さまが弊社ワインの試飲会を企画してくださったので、福岡に行ってきました。まだ正当な評価を得られていない造り手のワインばかりのマニアックな試飲会だったのですが、沢山の方にお越しいただきました。自社企画の試飲会をほとんど全くやらないことで悪名高いヴィナイオータですが、ゾーンや造り手を ... 続きを読む
“挑戦者(?)&料理人求む!”
だだ食堂のシェフが6月いっぱいで退職しちゃいまして、ディナー営業開始という次なる目標が視認できないところにまで吹き飛んでしまい、少し途方に暮れているオータです。
もともと3人だった調理スタッフが2人になったわけですから、大きな戦力ダウンではあるのですが、前店舗ダ ダダ ... 続きを読む
ヴィナイオータGMの岸本です。
サシャが来日したのは2019年の11月ですから、あっ!という間に2年近くが経ちました。イベントがなくなったこともありますが、コロナが始まる前から会社の組織作りに全てのパワーを使う決意をしておりましたので、つくばで過ごす時間がこの10年間の中で最も長い期間となりました。 ... 続きを読む
造り手:Radikon / ラディコン
人:Stanislao Radikon, Sasa Radikon / スタニスラオ ラディコン、サシャ ラディコン
産地(州):フリウリ ヴェネツィア ジューリア
ワイン:Oslavje、Ribolla Gialla、Jakot、Pinot Grigio、S ... 続きを読む
S(サシャ)シリーズの2019年ヴィンテージ(Slatnic,Pinot Grigio,RS)
2015年ヴィンテージ(Oslavje,Ribolla Gialla,Jakot)
2003,2004年ヴィンテージ(merlot)
皆さんお待ちかねのラディコンからもワインが届いています!今回入荷 ... 続きを読む
社会全体の元気がなくなるのにつられて、ヴィナイオータも元気をなくしかけていた時期をガッチリ支えてくれたラディコンのワインが今年2度目の入荷です!
サシャ シリーズの3ワインの2018年ヴィンテージとメルロー2004年が再入荷、オスラーヴィエ、ヤーコット、リボッラの2013年ヴィンテージとピニョー ... 続きを読む
ラディコンからもワインが届きました!2018年ヴィンテージから、サシャ(S)ラインのワインの生産量がグッとアップ!弊社にもたくさん届いております!!
サシャ曰く、上級キュベの価格を極限まで抑えるために、Sラインの増産を決めたそう。醸造&熟成スペースはあったのですが、増産分のボトルをストックできる場 ... 続きを読む
体格的には以前からそうでしたが、精神的にも会う度にどんどん頼もしい存在になっているなぁと感心させられる、サシャ率いるラディコンからもワインが届いています!スタンコも天国で喜んでいるだろうなぁ…。
前回引き取り時、40フィートのコンテナーに入りきらなかった分となりまして、今回初入荷したものだけ列挙しま ... 続きを読む
ラディコンからワインがたっくさん届きました!
初めてラディコンのワインだけで、40フィートのコンテナーをいっぱいにしてきました!さらに言うなら、フルコンテナーをラディコンで満たしても、全てのワインを引き取る事ができなかったという…。
今回入荷したのはS(サシャのS)シリーズの2017年ヴィ ... 続きを読む
年末年始はバタバタすることが多かった(主に、わが心の師匠のコンサートを見に全国各地へ…)オータですが、2018-2019シーズンは何年振りかでゆっくりすることができまして、新たな年に立ち向かうための鋭気を養えた気がします。加えて、年末にはステキ過ぎるお知らせが!来年くらいに皆さんにも報告できることに ... 続きを読む
4月新入荷第1弾はラディコンです!
スタンダードラインの白(リボッラ、オスラーヴィエ、ヤーコット)は、2008年が入荷しました。前回の2007年ヴィンテージの入荷から半年しか経っていないので、本当なら世界的な現行ヴィンテージと日本での現行の差はどんどん縮まるはずなのですが、現地では今年2011年が ... 続きを読む
オレンジ色、時には褐色に近い色を呈した白ワインを数多く取り扱うからなのか、“酸化と熟成”に関して意見を求められることが非常に多いオータです。その頻度でいうなら、日本酒界では竹鶴酒造の石川杜氏、そしてワイン界ではオータが業界随一を誇っているのではないでしょうか(笑)。その際なのですが、質問をされる方 ... 続きを読む
ヴェネトからフリウリに移動しまして、まず最初はラディコンへ。
スタンコの亡き後、息子のサシャはその意志をしっかり受け継いでワイン造りをしています。
偉大な父の後を継ぐのは、相当のプレッシャーがあるでしょう。でもサシャは本当に頼もしい姿を見せてくれました。
2014年に当時新婚の奥様と来日した時とは、 ... 続きを読む
前回の文章にも書きましたが、これ飲まずに2016年終われるか~い!な、ラディコンのワインが届きました!
今回のワインの引取りと後ほど登場しますお酢に関するやり取りが、スタンコと直接話す最後の機会になるとは夢にも思いませんでした…。彼がもはやこの世に存在しないという事実に対して僕自身まだリアルに捉え ... 続きを読む
Grazie a Yoko Fukue ed Arianna Lo Giudice,abbiamo fatto anche la versione in italiano!!
Durante la notte del 10 settembre 2016, Stanko Radikon fu chi ... 続きを読む
2016年9月10日の夜、スタンコ ラディコンが天に召されました。
数日前にスタンコの奥さん、スザーナから泣きながら電話がかかってきまして、昏睡状態に入ったというようなことを伝えられ、心の準備をしなければとは思っていたのですが…。心にぽっかりと穴が開いてしまったかのような感覚を覚えたのは僕だけでは ... 続きを読む
荷造りも全くしていませんが、5時間後には羽田に向かうバスに乗らなければいけないオータです(笑)。今回は3週間でフランス、ロンバルディア、ピエモンテ、カンパーニア、カラーブリア、ラツィオ、サルデーニャを周ってきます。僕自身、いつどこで本案内文が書き終えることになるのか、いささか楽しみでもあります…。 ... 続きを読む
バルトロ マスカレッロのマリアテレーザ
不在中の案内文を2本書くということは、冒頭の挨拶文も2本書くということで…これって結構大変ですね(笑)。書いている瞬間には、ホットな話題だとしても、その文章が日の目を見るのが1か月以上後なわけで…とはいえ、イタリア出張中に書くことなど絶対不可能なので、今書い ... 続きを読む
パリに向かう飛行機の中で訳しました!お次はラディコンです!!!
スタンコの、場の空気を一瞬で変えるあの力って、一体なんなんでしょうね?アリアンナ オッキピンティは、ああいうのをカリスマ性があるっていうのでは?と言ってましたっけ。なんにせよ、常にパワフルで、明るいオーラをまとったスタンコの周りは、笑い ... 続きを読む
お次は、イタリアワイン界のMr.フルスイング、ラディコンです!!!!
今回は、スタンコ&スザーナ夫妻が来日です!!!3年前に日本中を席巻した(?)、”ジーヴィオ!!(スロヴェニア語で乾杯!の意)”旋風が再び巻き起こることに!!!
皆さん、ジーヴィオです。この言葉をちゃんとインプットして、オッ ... 続きを読む
つい先ほど新入荷の文章書き終ったばかりのような気もしますが、まだまだ書かねばなりません。何しろ、もう2コンテナーが通関切れ間近で、9/6にはもう1コンテナーが入港しているそうなので…。
今現在の弊社在庫本数が7万本強で、倉庫内はほぼ満杯、それに3コンテナーに積まれているワインが合計4万本強、6回に ... 続きを読む
トリンケーロのエツィオ(左)とバルトロ マスカレッロのマリアテレーザ
頭の混乱ぶりと机の上の混沌が常にシンクロするオータです。聖徳太子の爪の垢が欲しい今日この頃…。
ここから3週連続で入荷の予定です!実現の可否は倉庫のスペース次第…皆様の清き1本が必要です!とはいえ、内容的にもNo!と言いづらいも ... 続きを読む
日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。
またしても新入荷のお知らせです!!今回は1生産者のみのご紹介となります。
一体なぜ??
それはコンテナー半分(40フィート、大きなほうです)がこの造り手で占められていたからなわけで…めでたいことに仕入金額的にも桁を1つ超えまして、ヴィナイオータ ... 続きを読む
日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。
この文章を書いているのが4/10、明日の今頃はイタリア行きの機上の人なオータです。
この時期にあるヴィニータリーを始めとするワインサロンに2年連続で行かなかったわけですが、Facebookなどにみんなの楽しげな写真がアップされているのを見るにつ ... 続きを読む
日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。
イタリアから帰ってきて10日ほど経ち、電話に出ると皆さんから「旅の疲れは取れましたか?」などと優しい言葉をかけていただいておりますが、目の前に山積みになっている仕事を目の前に時差ボケなどとボケたことを言っている余裕さえないオータです。
イタリア ... 続きを読む
数々のエポックメーキングな行為にそこそこの自負を持ち、なおかつその生産規模(量)からしたら考えられないくらいの業界内の知名度&求心力を持つスタンコでさえ、その彼の労苦、リスクに見合った対価を求めつつ、リリースさせるワインを1年以内に売り切ることは非常に難しいようです。
生産量(750ml換算で3万本 ... 続きを読む
ヴィナイオータが取り扱う造り手の大半が、ワイン界における過激派に属すと世間的には認識されているのかもしれませんが、ラディコンは、世間の過激は自分の普通だ位に思っている僕でさえ、「おー、なかなかラディカルだねぇ」と思うこともしばしばな造り手。ですが、そのラディカルさが他の人には真似のできないもので、 ... 続きを読む
日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。9月の新入荷商品のご案内をお送り致します。ご覧になっていただければ分かると思いますが、かなーり濃いラインナップとなっております。
ラ・カステッラーダ、ラディコン、ムレチニックが同時に入荷するだなんて…仕入れ担当は何やっているのでしょうか(僕なんで ... 続きを読む