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2016-04-06

造り手紹介 Arianna Occhipinti / アリアンナ オッキピンティ

造り手:Arianna Occhipinti / アリアンナ オッキピンティ
人:Arianna Occhipinti / アリアンナ オッキピンティ
産地(州):シチリア
ワイン:Grotte Alte、Il Frappato、Siccagno、SP68 Rosso、SP68 Bianco、Passo Nero
所在地:SP68 VITTORIA-PEDALINO KM 3,3 97019 VITTORIA (RG) SICILIA, ITALIA <Map>
Web : http://www.agricolaocchipinti.it/

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シチリアの生産者、アリアンナ オッキピンティ。2004年が彼女のファーストヴィンテージです。2004年の収穫は、なんとまだミラノの醸造学校で卒論に取り組んでいる真っ最中でした。ミラノとシチリアを行ったり来たりしながら、無我夢中で収穫していたはずです。

デビューした当時は、生まれたてほやほやのひよっこで、彼女を”醸造家”という言葉で呼ぶのさえ、ためらわれたものでした。ところが、翌年イタリアで初ヴィンテージがリリースされるやいなや、あっという間に業界の話題をかっさらってしまったのです。というより、彼女の場合、デビューする前から、ちょっとした有名人になってしまったエピソードがあるのです。

少女の嘆きにおじさま殺到

それは2003年のこと。醸造学校に通う彼女が、ヴェロネッリという、イタリアのガストロノミー界では超有名な出版社の筆頭記者、ジーノ・ヴェロネッリに宛てて、手紙を書いたのです。そう長くはないあの文章が、彼女をここまで有名にしてしまうだなんて、彼女自身、想像していなかったことでしょう。

ヴェロネッリ誌の中で全文紹介されたその手紙は、後にガイドブックでも繰り返し賞賛されることになります。それは、ワイン造りを夢見るひとりの少女が、現代のワイン造りが過剰なテクニックと科学的アプローチによって、本来の神聖さを失ってゆくことを涙ながらに訴えた内容でした。

しかも、その嘆きがまた、非常に詩的でナイーブな表現に彩られているものですから(醸造学校で教えられることを鵜呑みにする友人達への心配やら、価値ある樹齢の高い樹が生産効率を重視するために抜かれていくことの悲しみなど)「こんな痛々しい少女を放っておいてはいけない!」とおじさまたちが立ち上がってしまったわけです。
その手紙は、あちこちのフェアーで配られたり、新聞や雑誌、ワイン関係者のブログなどで引用され、彼女がワインをリリースする頃にはすでに「あのヴェロネッリへの手紙の娘か!」で通じるくらいに評判になっていました。

ですから、彼女のワインを味見する前から「全量くれ!あるだけ買うぞ」といわんばかりの勢いで、酒屋、エージェント、レストランなどの(なぜか、というかやはり)おじさま達が殺到し、少量しか生産されていなかった彼女のワインを取り合うようなデビュー戦となってしまったのです。

注目を集める地中海美人

今でも見られる光景ですが、自然派ワインのフェアなどに参加しているアリアンナを見ると、老若男女、もとい、老若男男、常に人だかりが出来ています。彼女のブースに真っ赤なバラの特大花束が用意されていて、驚かされたこともあります(犯人はパンテッレリア島の生産者でしたが)。

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少し浅黒い肌に漆黒の長髪、りりしい眉毛、鋭い眼差しと…そしてやっぱり豊満なボディー。イタリア人の夢見る、地中海美人を絵に描いたような容姿の彼女。加えて、耳障りなほどのハスキーボイス。ヨーロッパでは、セクシーさの象徴です。それでいて、生産者の中ではダントツの若さ、かつ独身なのですから、どんな女性に対しても賞賛を態度で示さずにはいられないイタリア人が、放っておくわけがないのです。

問題は、ものすごく太り易いという家系的な体質で、収穫などで忙しい時期とそうでない時期の体重差が10kgくらいあったりします。日本料理を作ってあげると「ダイエット中だけど日本料理はヘルシーだから」と3人前くらい食べていました。2008年に来日して試飲会のためにあちこち回ったときにも随分と…。こんなこと書いたら怒られそうだけれど、あまり細かいことは気にしなさそう。ほれぼれするほど男っぽい性格なのです。

自ら理想を探し当て交渉する

ヴィットリア市外の小高い丘にあるパルメント(伝統的な大型のワイン醸造施設)。ここでは50人以上は入れそうな、足で踏むための巨大なステージと発酵槽、馬がひいていた木製のトルキオ(圧搾機)、発酵から熟成に使用される大樽を擁する熟成庫まで、すべて天然石で作られています。このような施設はイタリア各地で廃墟となって打ち捨てられていましたが、近年その魅力・実用性が再評価され、非常に高額で売買されるようになりました。このパルメントに一目ぼれしたアリアンナは、そこで自分のワイナリーを開くため、ミラノから帰省する度に様々な準備を始めます。

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石灰質を多く含む白い軟石だけでつくられた、美しいパルメントの魅力もさることながら、夏は砂漠のように暑く乾燥してしまうヴィットリアにおいて、昼夜の寒暖差を生む海風が吹き抜ける丘と丘の狭間に建ち、さらに石灰質を多く含む白い土壌と粘土質の混在する周囲の土地が、長い間人の手に汚されずに何十ヘクタールも広がっているという最高のロケーションに、すっかり魅了されてしまったのです。

新しく植える畑だけでは何年も採算がとれませんから、その周辺で立地の良い区画を周り、樹齢の高い伝統的なアルベレッロで仕立ててある畑を捜しました。年老いた農夫たちに自分で交渉して、剪定から全ての畑作業をやらせてもらうという条件で、畑をいくつか借りられることになりました。

自分のセラーと畑を構えることになるヴィットリアという町は、彼女の生まれ育った町でもあり、また叔父のジュースト・オッキピンティがワイナリーCOS(コス)の拠点を構える土地でもあります。

彼女より20年以上も前からヴィットリアで、ジューストを含む建築家の学生3人が、やはり在学中に立ち上げてしまったワイナリーCOSは、シチリアの中だけでなく、イタリア全国で既に知名度が高く、彼の力を借りればもっと簡単に話は進んだはずですが、負けん気の強いアリアンナは、独自に自分の理想の畑を探しあて、交渉したのです。

大規模施設を手に入れる

小さい頃から叔父の後ばかり追い回し、ブドウ畑とセラーで多くの時間を過ごしていました。14歳のとき既に「いつか必ず自分のワインをリリースする」と決意していたといいます。10年と経たずにその夢を実現したアリアンナ。

若いのに頑固で、融通が利かない面もありますが、彼女の意思の強さは、シチリアのド田舎で閉鎖的な男社会である腰の曲がった農夫たちに、自分のやり方で畑を任せてくれという小娘の主張を受け入れさせるほどの迫力になるのでしょう。とはいえ、彼女はまだ学生。1ヘクタールの畑を借りる口約束はできても、不動産の売買など金銭的にも立場的にも手の届く話ではありません。建築家である父親(オッキピンティ一族は建築家か教師だけ。アリアンナの姉もパリでランドスケープのプロジェクトに参加。)が廃墟の買取り手続きを進めることになります。そしてなんと、翌年本当にそのパルメントを購入してしまうのです。パルメントにもさまざまな規模がありますが、アリアンナのパルメントは、3、4棟の建物とアラブ式庭園を擁するかなり大きな施設で、おそらく修復だけでも億単位の話だったはず。この辺りの成り行きが、アリアンナが地元の名士を親に持ち、叔父も有名なワイナリーの経営者、など、ワイン界のサラブレット、ラッキーガール的イメージで語られてしまう理由なのでしょう。確かに、醸造学校に通う一介の学生が、たとえどんなに才能に恵まれていたとしても、容易に実現できてしまう規模の話ではありません。

ヘビーなワイン哲学

同じ時期にエトナ火山でほぼ無一文でワイナリーをはじめたフランク・コーネリッセンが、初期のアリアンナ・オッキピンティのワイン造りにもっとも大きな影響を与えた人物になります。2002年と2003年の、まだ畑を探している段階では、車で片道3時間もあるヴィットリアからエトナまでの道のりを、毎週通ってきてはフランクの畑やセラーを見学して手伝ったり、他の生産者のワインを開けては一晩中語り合ったりしていました。偶然誕生日も同じこの二人は、もともと性格も嗜好も似通ったところが多いうえ、若いアリアンナはフランクに感化されて、当時彼に教えられてどっぷりはまってしまったニック・ケイヴの音楽のように重く、どっしりと彼女の上にヘビーなワイン哲学が覆いかぶさっていきました。
アリアンナも、実際にワインを造りを始める前までは、完全亜硫酸無添加でのワイン造りを念頭においていましたし、またフランクがそうであったように、亜硫酸を添加されたワインは屍に等しいなどというような、過激な哲学にまで傾きかけていた頃もありました。

自由な思想と不自由な借金

彼女のもっとも恵まれた点は、若い頃からイタリアやフランス、スペインなどの様々な生産者と交流を深めることができたことではなかったかと思います。

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特に、エミリア・ロマーニャのラ・ストッパのエレナ・パンタレオーネ女史とは、アリアンナが中学生の頃からの長い付き合いで、今では一緒に食品会社を共同経営するほどの仲です。ピエルパオロ・ペコラーリの章でもでてきますが、エレナのワイナリーはそこそこに規模が大きく、リスクに対してのマネージメントのシビアさは、フランク・コーネリッセンのそれとは比べ物にならない責任をともないます。

彼女との付き合いや、ニコラ・ジョリー率いるルネッサンスAOCの生産者との交流、自然に造られたものであっても、飲んだ味わいとして決定的な欠点があると思わずにはいられないような亜硫酸無添加のワインとの出会い。そういった様々な要素が、彼女を冷静に、理想だけに飛びつくことなく、地に足をついた生産へと向かう道しるべとなっていったように思います。そして何より、スポンサーである父親は、良くも悪くも、アリアンナの自由を制限している最も大きな存在です。建築家であるブルーノは、巨額のお金を娘に貸した形でワイナリーの経営に携わっているのですが、この人がまた、異常に細かい。ボトリングされたワインを売るという、唯一の収入にありつくまでの長い時間に生じる、ありとあらゆる出費に関して、彼女を問い詰めてしまうのです。

実際に、食べてゆくのには困らないはずの彼女が、ワインを売り急いでしまいがちなのは、ひとえにブルーノの干渉が耐え難いから。ファーストヴィンテージのリリースのタイミングにしろ、もっと長い熟成を必要とするチェラスオーロD.O.C.G.の生産量にしろ、アリアンナ自身は、もっと寝かせてからリリースしたいのは山々だし、念願のチェラスオーロだって、ひと樽といわず沢山試してみたいはずだし、けれど、なんといっても、先立つものはお金。背に腹は変えられない、という切迫感が、始めてから数年は、彼女の言葉の端々からひしひしと感じられました。

与えられた中での最善

親子で壮絶な絶交状態が何ヶ月も続いたことも過去に一、二度ならずともあり、叔父のジューストが心配して仲を取り持とうとし、双方から拒絶されていたこともありました。

学生の頃は、父親の言うことを受け入れるしかありませんでしたが、ある程度業界でも認められ、自分のワインに商品としての自信も生まれてきています。そろそろ、自分のワインに関しては自分で責任をとる、と言い切りたいはずですが、あと何年かかれば父親への借金を返せるのでしょう。彼女には精神的負担が大きいのかもしれませんが、そういう制約があることは、必ずしも彼女にとってマイナス要素ばかりではなかったと思います。

金銭的に恵まれた環境にある生産者が、そうでない生産者から批判の対象にされてしまうのを頻繁に見てきましたが、後者が望まずして恵まれない状況に置かれたのと全く同様に、アリアンナだって、現在の、傍から見ればラッキーな立場を、自分の意志で選べたわけではないのです。

アリアンナのような立場の人間を、甘ちゃん呼ばわりするのは、やはり少し不公平な態度である気がします。その人が何を持っているのかということではなく、与えられた情況の中で、どう最善を尽くしているのかを、見てあげてほしいなと思ってしまいます。

【新入荷】2024年1月その1(Montesecond,Conti,La Collina,De Fermo,Arianna Occhipinti)

ヴィナイオータかわら版 ~清水編 その弐~ Arianna Occhipinti / Nettare di Pera (ジュース!!)

【新入荷】2023年10月その2(Ezio Cerruti,Il Cancelliere,Arpepe,Bressan,Le Boncie,De Fermo,Arianna Occhipinti,De Bartoli,Two Metre Tall)

【新入荷】2023年8月その3(La Biancara,Il Moralizzatore,Borgatta,Nicolini,Camillo Donati,Montesecond,Pacina,Il Cancelliere,Arianna Occhipinti)

【新入荷】2023年7月その3・その4(Arianna Occhipinti,Colle Florido,Lasserra,SABADi)

【新入荷】2023年6月その1(Barranco Oscuro,Bodega Cauzon,Stefano Legnani,Il Cancelliere,Possa,Il Cavallino,Arianna Occhipinti)

造り手紹介 Arianna Occhipinti / アリアンナ オッキピンティ

ヴィナイオッティマーナ2022【造り手セミナー】アリアンナ オッキピンティ

【新入荷】2023年2月その4(Arianna Occhipinti,Le Boncie,Gravner,Nicolini,Possa,Il Moralizzatore,Stefano Berti,Colle Florido,Natalino del Prete,L'Acino,La Calabretta,Stefano Legnani)

【新入荷】2023年1月その4(Luigi Tecce,Conti,Daniele Portinari,Montesecondo,Alberto Anguissola,La Collina,Natalino del Prete,Camillo Donati,De Fermo,Borgatta,Arianna Occhipinti)

【新入荷】2022年9月その1(Radikon,Gravner,Bressan,A Maccia,Daniele Portinari,Arianna Occhipinti,Trinchero)

【新入荷】2022年7月その4(Lucie Colombain,Stefano Legnani,Arianna Occhipinti,Natalino del Prete,Nicolini, Ezio Cerruti,Colle Florido)

【新入荷】2022年5月その1(Casa Coste Piane,Fonterenza,Radikon,Gravner,Il Cavallino,Ezio Cerruti,Nicolini,Bressan,Cantina Giardino,Le Boncie,Arianna Occhipinti,La Calabretta,De Fermo,Lasserra)

【新入荷】2022年4月その1(Arianna Occhipinti)

【新入荷】2023年2月その3(Bressan, Pierpaolo Pecorari, Cristiano Guttarolo, Il Cancelliere, Sanguineto, Paolo Bea, Arianna Occhipinti)

【新入荷】2021年9月その2(Arianna Occhipinti,Lucie Colombain,Pacina,Cappellano)

【新入荷】2021年4月その2(MMC, Alberto Anguissola, La Visciola, Il Cancelliere, De Bartoli, Arianna Occhipinti)

【新入荷】2021年2月その2 (La Biancara, Montesecondo, Arianna Occhipinti, Gravner, Brezza, Ar.Pe.Pe)

【新入荷】2020年12月その2 (Paolo Bea, Arianna Occhipinti, Alberto Anguissola)

【新入荷】2020年8月その1(De Fermo、Arianna Occhipinti、La Biancara、Stefano Legnani)

ヴィナイオータ かわら版 ~酒井編 その壱~

【新入荷】2020年4月その2(Frank Cornelissen、Daniele Piccinin、Cantine dell'Angelo、Cantina del Barone、Il Cancelliere、Arianna Occhipinti、Cascina Roccalini)

【新入荷】2019年11月その1(Trinchero、La Biancara、Arianna Occhipinti)

【新入荷】2019年9月 その2(Arianna Occhipinti、Cantina del Barone、Cantine dell'Angelo、Sabadi)

【新入荷】2019年8月 その2(Daniele Piccinin、La Castellada、Cappellano、Accomasso、Francesco Brezza、Arianna Occhipinti)

【新入荷】2019年4月 その5(Colle Florido、Testalonga、Arianna Occhipinti)

ヴィナイオータ かわら版 ~(新人)桑原編 ~

【新入荷】2018年10月 その1(Bressan、Arianna Occhipinti、Camparo)

ヴィナイオータかわら版 ~ 水野編 ~

【新入荷】2018年5月 その3(Casa Coste Piane、Arianna Occhipinti、Longariva、Il Cavallino)

【新入荷】2017年10月 その3 (Arianna Occhipinti、Casa Coste Piane)

【新入荷】2017年6月 その1

【ほぼ毎】ボルガッタ、アリアンナ オッキピンティ (2016年12月)

【新入荷】アリアンナ オッキピンティのパスタ、ハチミツ、カッペリ

【新入荷】2016年9月 その1

【新入荷】2016年6月 その1

【新入荷】2016年2月その2

【新入荷】2015年9月その1(Case Corini,Arianna Occhipinti)

造り手からのオッティマーナ感想文 アリアンナ オッキピンティ

【新入荷】2015年1月その2&3(Arianna Occhipinti,Il Cancelliere,Il Vei)

造り手紹介 アリアンナ オッキピンティ その2(2015.1筆)

【新入荷】2014年6月(Casa Coste Piane,Arianna Occhipinti,Luigi Tecce,Bressan,Panevino,Il Buonvicino,Ferrandes)

【新入荷】2014年2月その1(Daniele Piccinin,Il Cancelliere,Arianna Occhipinti,RomanoLevi,Vacca,AR.PE.PE.)

【新入荷】2013年8月 (Bartolo Mascarello、Trinchero、Massa Vecchia、Paolo Bea、Arianna Occhipinti、De Bartoli)

【新入荷】2012年8月 (La Biancara、Monastero di Vitorchiano、Arianna Occhipinti 、La Calabretta、Vinicola Savese)

造り手紹介 アリアンナ オッキピンティ その1(2011.11筆)

【新入荷】2011年11月 その2(La Biancara、Possa、La Collina、Arianna Occhipinti)

【新入荷】2010年12月 (Arianna Occhipinti、Possa)

2024-02-13

【新入荷】2024年1月その1(Montesecond,Conti,La Collina,De Fermo,Arianna Occhipinti)

念願の縄文土器(約4000年前!)を手に入れて嬉々としつつも、デスク回りが片付いてなさ過ぎて、ふさわしい飾り場所を用意できず、土器さまに申し訳ない気持ちになっているオータです。2023年も、皆さんのご愛顧とオータを信じて支払いを待ってくれる造り手たち(笑)のおかげで、なんとか乗り切ることができました ... 続きを読む

2024-02-08

ヴィナイオータかわら版 ~清水編 その弐~ Arianna Occhipinti / Nettare di Pera (ジュース!!)

ヴィナイオータの清水です。 この文章の書き始めは2023年12月末日ですが、皆様に公開されるのは1月~2月の間くらいと思います。なので、今の心境としまして2023年の反省と2024年にむけての目標など、来年はどんな年になるかなぁ・・と考えながら昼飲みを実施しております。 と数行しか書かないうちに新年 ... 続きを読む

2023-11-22

【新入荷】2023年10月その2(Ezio Cerruti,Il Cancelliere,Arpepe,Bressan,Le Boncie,De Fermo,Arianna Occhipinti,De Bartoli,Two Metre Tall)

とあるうなぎ屋さんで食事をしていたら、隣の席の男性から「ヴィナイオータの岸本さんですよね?」と声をかけられ、ひじょおおおおおに複雑な気持ちになったオータです。3か月ほど前に岸本が企画した試飲会&ワイン講習会に参加した方だそうで、知り合いのうなぎ屋に来て、隣にラディコン飲んでる人がいるなあくらいに思っ ... 続きを読む

2023-09-26

【新入荷】2023年8月その3(La Biancara,Il Moralizzatore,Borgatta,Nicolini,Camillo Donati,Montesecond,Pacina,Il Cancelliere,Arianna Occhipinti)

岸本という名の働き者は去りましたが、ほぼ入れ替わるようなタイミングで働きバチが数千匹入社(笑)してくれたヴィナイオータです。とある日の朝、興奮気味な奥さんに呼ばれ2階の物置部屋に行ってみると、窓&壁を隔てた室内でもけたましいと感じるほどの“ブーン”という音が外から聞こえてくる…。窓から外を見やると、 ... 続きを読む

2023-09-04

【新入荷】2023年7月その3・その4(Arianna Occhipinti,Colle Florido,Lasserra,SABADi)

シチリアのアリアンナ オッキピンティからは、2022ヴィンテージのSP68ビアンコ&ロッソ、2022年産のオリーヴオイル、柑橘のジュース&マーマレード、古代小麦トゥミニアの小麦粉が新入荷、そしてアリアンナのトップキュヴェ、チェラズオーロ ディ ヴィットーリア グロッテ アルテ2016が終売間近な ... 続きを読む

2023-07-11

【新入荷】2023年6月その1(Barranco Oscuro,Bodega Cauzon,Stefano Legnani,Il Cancelliere,Possa,Il Cavallino,Arianna Occhipinti)

メルマガであれ片付けであれ、大概の仕事はおしりに火が付くギリギリのタイミングまで着手しない事が多いのですが、いざやる時となったらそりゃもう徹底的に!がモットーのオータです。週末に、事務所の開かず(空かず?)の棚に眠っていた、輸入関係の書類の処分をしました。捨てる事ができずにいたら、25年もの月日が流 ... 続きを読む

2023-05-26

造り手紹介 Arianna Occhipinti / アリアンナ オッキピンティ

造り手:Arianna Occhipinti / アリアンナ オッキピンティ 人:Arianna Occhipinti / アリアンナ オッキピンティ 産地(州):シチリア ワイン:Grotte Alte、Il Frappato、Siccagno、SP68 Rosso、SP68 Bianco、Pas ... 続きを読む

2023-05-23

ヴィナイオッティマーナ2022【造り手セミナー】アリアンナ オッキピンティ

①セミナー動画 (質問コーナー|03:15~) ヴィナイオッティマーナ2023 P5 DAY1に行われたセミナーの様子です。シチリア州より、アリアンナ オッキピンティが来日。ヴィットーリアという寒暖差のある丘の上にあるワイナリーで、ワインだけに留まらず、自社ワイナリーの敷地内にさまざまな作物を育 ... 続きを読む

2023-03-30

【新入荷】2023年2月その4(Arianna Occhipinti,Le Boncie,Gravner,Nicolini,Possa,Il Moralizzatore,Stefano Berti,Colle Florido,Natalino del Prete,L’Acino,La Calabretta,Stefano Legnani)

ヴィナイオッティマーナもピリオド6までが終わり、次の嵐(ピリオド7&8)襲来までの束の間の日々を過ごしているオータです。 刺激的すぎる日々が3週間以上に渡って“日常的に”続いたせいで色々な感覚が麻痺してしまったのか、うんざりするほど山積している仕事を目の前にしてもあまり動揺していないオータがいたりし ... 続きを読む

2023-02-16

【新入荷】2023年1月その4(Luigi Tecce,Conti,Daniele Portinari,Montesecondo,Alberto Anguissola,La Collina,Natalino del Prete,Camillo Donati,De Fermo,Borgatta,Arianna Occhipinti)

あけましておめでとうございます! ヴィナイオータにとっての2022年は、ヴィナイオッティマーナと共に幕を閉じたわけですが、2023年もオッティマーナ嵐(旋風?)な日々から始まるだなんて…ワクワクとハラハラが止まらないオータです。当事者が言うのもなんですが、有り余るほどのおバカさ(酔狂)とそれなりの覚 ... 続きを読む

2022-10-28

【新入荷】2022年9月その1(Radikon,Gravner,Bressan,A Maccia,Daniele Portinari,Arianna Occhipinti,Trinchero)

この夏は(去年も?)、上原ひろみちゃん(10枚以上のヴァリエーションがっ!)とレキシ(4-5枚)のTシャツだけで、ほぼほぼ過ごしてしまったオータです。オータがレキシ好きだという事を意外だと思う方がいるようなのですが、オータにはそれが意外だったり…。レキシは常にお茶らけていて、おバカな事ばかりしてるか ... 続きを読む

2022-09-01

【新入荷】2022年7月その4(Lucie Colombain,Stefano Legnani,Arianna Occhipinti,Natalino del Prete,Nicolini, Ezio Cerruti,Colle Florido)

イタリアから帰国してまだ2週間ほどしか経っていませんが、余韻に浸る間もなく、次のイタリア出張を画策しているオータです。今回の2週間の旅で、取引をする造り手のうち約3割にあたる軒数を訪問できたのですが、全員を訪ねるのにはあと2~3回の旅が必要…。すでに3年以上訪ねてないところもあったりしますので、 ... 続きを読む

2022-05-26

【新入荷】2022年5月その1(Casa Coste Piane,Fonterenza,Radikon,Gravner,Il Cavallino,Ezio Cerruti,Nicolini,Bressan,Cantina Giardino,Le Boncie,Arianna Occhipinti,La Calabretta,De Fermo,Lasserra)

先日、取引先の酒販店さまが弊社ワインの試飲会を企画してくださったので、福岡に行ってきました。まだ正当な評価を得られていない造り手のワインばかりのマニアックな試飲会だったのですが、沢山の方にお越しいただきました。自社企画の試飲会をほとんど全くやらないことで悪名高いヴィナイオータですが、ゾーンや造り手を ... 続きを読む

2022-04-19

【新入荷】2022年4月その1(Arianna Occhipinti)

シチリアのアリアンナ オッキピンティからは、多種多様なプロダクトが届いています!内容ですが下記の通りとなります。 ●SP68ビアンコ&ロッソ2020の再入荷分:それぞれ960本の入荷です。瞬殺必至! ●ヴィーノ ディ コントラーダ ビアンコ サンタ マルゲリータ2020:ヴィーノ ... 続きを読む

2022-04-16

【新入荷】2023年2月その3(Bressan, Pierpaolo Pecorari, Cristiano Guttarolo, Il Cancelliere, Sanguineto, Paolo Bea, Arianna Occhipinti)

自宅書斎(?)と事務所のデスク回りを絶賛大掃除中のオータです。基本ずぼらなのですが、やる時は徹底的にやってしまう性分のため、時間ばかりがかかってしまっています。棚もデスクの上もギュウギュウの状態から、“空きスペース”を作るのって本当に大変ですよね・・・。そしていざ整理を始めると、不要なものがビックリ ... 続きを読む

2021-12-24

【新入荷】2021年9月その2(Arianna Occhipinti,Lucie Colombain,Pacina,Cappellano)

シチリアの元気ねーさん、アリアンナ オッキピンティからは、SP68ビアンコ&ロッソの2020年ヴィンテージと、甘口のパッソネーロ2017年、オリーヴオイル、パスタ、柑橘のジャム、そしてマンダリンジュース(!)が届きました!アリアンナ、なんと野菜や果物も含む食品の直売&WEB販売まで始 ... 続きを読む

2021-04-20

【新入荷】2021年4月その2(MMC, Alberto Anguissola, La Visciola, Il Cancelliere, De Bartoli, Arianna Occhipinti)

オータは、人の注意を引くことに主眼が置かれた、ポップでキッチュでパンキッシュなデザインのワインラベルがあまり好きではありません。中でも、エロティックなものだったり、扇情的過ぎるものに関しては、造り手の意図や想いが全く理解できず…。ワインもヒトも、内なる個性で他者を惹きつけられるに越したこ ... 続きを読む

2021-02-12

【新入荷】2021年2月その2 (La Biancara, Montesecondo, Arianna Occhipinti, Gravner, Brezza, Ar.Pe.Pe)

表現、発言、発信することに関して、プチ燃え尽き症候群になっていることに気がついてしまったオータです。“美味”や“ワインが備えるべき美味”についてのオータの考えを披瀝する上で必要不可欠だったイントロ的コラム“美の起源”を書き始めてから、本題である“ワインの起源”と“おいしさの起源”を書き終えるまでに、 ... 続きを読む

2020-12-14

【新入荷】2020年12月その2 (Paolo Bea, Arianna Occhipinti, Alberto Anguissola)

パオロ ベアからは、生産するワインが全アイテム、そして数年前から水面下で進めていた、食品各種も届いております! 相変わらず兄弟喧嘩が続いているのか、今回もオーダーから1年近く待たされました…。ワインの紹介は割愛させていただくとして (「オータ、それでいいのか?」という声が聞こえてきそうです… ... 続きを読む

2020-08-07

【新入荷】2020年8月その1(De Fermo、Arianna Occhipinti、La Biancara、Stefano Legnani)

ワインの起源(その3) ワインは安全な水分確保という目的で普及していった…こう書くと、我々日本人にはピンとこないところがあるかもしれません。日本は、ヨーロッパに比べると降水量も多く、国土の7割以上が山地ないし丘陵地で、(国土の)約2/3が森林であるため、保水能力(かん養機能)が高い土地柄。加え ... 続きを読む

2020-07-16

ヴィナイオータ かわら版 ~酒井編 その壱~

酒井の”飲んでもらいたい”ワイン紹介!! 皆さん、初めましてこんにちは!今年の3月から入社しました、酒井かえでと申します。 京都は宇治出身、つくばに来るまでは都内の青山ファーマーズマーケットというところで、全国各地の農家さんを訪ねたりして働いていました。そ ... 続きを読む

2020-04-16

【新入荷】2020年4月その2(Frank Cornelissen、Daniele Piccinin、Cantine dell’Angelo、Cantina del Barone、Il Cancelliere、Arianna Occhipinti、Cascina Roccalini)

小出しで申し訳ありません!!フランク コーネリッセンのデカ瓶とムンジェベル ロッソ2018もリリースします! 前々回のメルマガにも書きましたが、2018ヴィンテージは全キュヴェに少量の酸化防止剤を使うことに。今回入荷のムンジェベル ロッソ2018も、変な表現にはなりますが“少々タニックなピ ... 続きを読む

2019-11-06

【新入荷】2019年11月その1(Trinchero、La Biancara、Arianna Occhipinti)

トリンケーロからは、皆さん待ちかねのアユートビアンコ2017が届きました!近年のトリンケーロのワインの持つ飲み心地たるや…。瞬殺必至です。 少量ではありますが、セラーに残っていたパルメ シャルドネ2016とソーニョ ディ バッコ2016(マルヴァジーア)も届いております。ザクザクです! ... 続きを読む

2019-09-11

【新入荷】2019年9月 その2(Arianna Occhipinti、Cantina del Barone、Cantine dell’Angelo、Sabadi)

シチリアのアリアンナ オッキピンティからは、SP68ビアンコ&ロッソの2018ヴィンテージと、ワイナリー入口に植わる柑橘から作ったオレンジとマンダリンのマーマレードが入荷です。 SP68ビアンコですが、2700本と例年よりも多い本数を分けてもらったのですが、すぐ売り切れることが予想され ... 続きを読む

2019-08-26

【新入荷】2019年8月 その2(Daniele Piccinin、La Castellada、Cappellano、Accomasso、Francesco Brezza、Arianna Occhipinti)

後先の事を一切考えずに注文し、(コンテナーも)適当に組んでいるため、複数コンテナーが同時期に入港する時があるのですが、今年は8月のお盆前後に集中することに…(汗)。魅力的なワインがたっくさん届いているのですが、それらをガンガンご紹介するためには、みなさんのご協力(例の清き1本ってやつです!)が不可欠 ... 続きを読む

2019-04-25

【新入荷】2019年4月 その5(Colle Florido、Testalonga、Arianna Occhipinti)

プーリア州のナタリーノ デル プレーテとグッタローロ、シチリアはリーパリ島のサン バルトロ、そしてアブルッツォのデ フェルモと、2018年に新たに取引をすることに決めた造り手は奇しくも全て南でしたが、今回入荷しましたオオトリの5軒目もアブルッツォの造り手です!! アンドレア&ダニエラ夫 ... 続きを読む

2019-02-14

ヴィナイオータ かわら版 ~(新人)桑原編 ~

桑原の“飲んでもらいたい”ワイン紹介! みなさま。初めまして! 昨年入社した3人のうちの最後の一人。桑原と申します。 社歴がもっとも浅い新人でありながら、本社勤務としてはもっとも年長の男子社員という「オールド・ルーキー」です。 異業種からの転職ということもありまして、ワインのプロ ... 続きを読む

2018-10-03

【新入荷】2018年10月 その1(Bressan、Arianna Occhipinti、Camparo)

見た目に加えて歯に衣着せぬ攻撃的な物言いも相まって、“怒れる熊”と認識されることが多いようですが、内に恐ろしい知性と繊細な感性、優しさを備えたフルヴィオ ブレッサンの、港で約1年寝かせていた新ヴィンテージをようやくリリースさせていただくことに(感涙)! 白は2012よりも丸みのある2013 ... 続きを読む

2018-07-27

ヴィナイオータかわら版 ~ 水野編 ~

スタッフの “ 飲んでもらいたい ” ワイン紹介!! 水野(本社勤務)編 Cerasuolo di Vittoria Grotte Alte 2012 / Arianna Occhipinti (チェラズオーロ ディ ヴィットーリア グロッテ アルテ2012 / アリアンナ オッ ... 続きを読む

2018-05-25

【新入荷】2018年5月 その3(Casa Coste Piane、Arianna Occhipinti、Longariva、Il Cavallino)

突然ですが、6年前に拙ブログ内でしました、「よほどのことがない限り、取扱い造り手を増やさない」宣言を取り下げることにしました(笑)。6年前には50数軒だった取引先も、気付けば80近くにまで…。 よほどのことがあり過ぎて、宣言自体が全く意味をなしていないことに今更ながら気が付きました。 すでに ... 続きを読む

2017-10-19

【新入荷】2017年10月 その3 (Arianna Occhipinti、Casa Coste Piane)

シチリアの元気ねーさんアリアンナ オッキピンティの薄くないのにザクザクなワイン、SP68白&赤の2016ヴィンテージが入荷しましたぁ!白、赤共に1800本入荷していますが、一瞬でなくなるかと…ご注意くださいませ!一緒に絶品野生のケッパーの塩漬けとパスタ各種も届いています。新たにスパゲッティが ... 続きを読む

2017-06-02

【新入荷】2017年6月 その1

造り手と飲み手を繋げるイベント、ヴィナイオッティマーナをやります!と宣言してから早半年が経ち、日程の変更のお知らせ以外に何の情報も外に発信しておりませんが、ちゃんと水面下ではコトは進んでおりますのでご心配なく!オータは造り手との折衝を担当しているわけですが、すでに30以上の造り手からの参加の ... 続きを読む

2016-12-05

【ほぼ毎】ボルガッタ、アリアンナ オッキピンティ (2016年12月)

2016年も最後となりました、『ほぼ毎月つくり手紹介12月』は、ピエモンテの「ボルガッタ」と、シチリアの「アリアンナ オッキピンティ」!!シチリアの道中で車を降りて盗み食いしたオレンジの味が忘れられない、つくば本社の萩野です。 ■ジュゼッペ ラットの隣人「ボルガッタ」 ピエモンテ ... 続きを読む

2016-12-01

【新入荷】アリアンナ オッキピンティのパスタ、ハチミツ、カッペリ

シチリアの元気ねーさん、アリアンナ オッキピンティからパスタ、ハチミツ、ケッパーが届きました!! (左:パッケリ、右奥:ペンネ、右手前:フジッリ) 2012に購入し、2013年から醸造を行っている新ワイナリーのある敷地には、耕作地、柑橘畑などもありました(ある意味贅沢な話です ... 続きを読む

2016-09-02

【新入荷】2016年9月 その1

イタリアから帰国後、全くもって平常を取り戻せていないオータです。 子連れ、それも3人を連れての旅は、大人だけの旅の3倍は疲弊するということを学習しました…。とはいえ、僕たち(特にオータ妻)の労苦を慮り、そしてこの無謀な企てに対して最大限の敬意を払ってくれ、考えうる限りの心尽くしのおもて ... 続きを読む

2016-06-20

【新入荷】2016年6月 その1

ロマーノ レーヴィのグラッパの仕入れを除けば、ヴィナイオータ史上最高の仕入金額だった先日のラディコンのワインですが、2週間ほどで入荷量の約8割にあたる本数が旅立って行きました…。さすがにここまでのリアクションは予想しておりませんでした。 ラディコン鬼出荷が終わったと思いきや、ラ ビアンカ ... 続きを読む

2016-02-12

【新入荷】2016年2月その2

イタリアから帰ってきました!!今回はエミリアロマーニャ州からウンブリア州までの造り手を訪問しました。現状維持に甘んじず、その先を目指していろいろ試行錯誤している人から、伝統や先人が積み重ねてきた知恵に則ってぶれることなく前に進む人まで、概ね同じようなモノ、コト、世界を理想にしていてもアプローチは人そ ... 続きを読む

2015-09-11

【新入荷】2015年9月その1(Case Corini,Arianna Occhipinti)

アリアンナ オッキピンティのブドウ選別(ホームページより抜粋) これまでは春、秋と年2回、イタリアに行っていたのですが、北海道から帰る飛行機の中で、今後は年4回、そして1回の旅は最長でも3週間までにしよう!と突如思い立ってしまったオータです。その時の、まるで誰もその存在を知らなかった凄いこ ... 続きを読む

2015-04-23

造り手からのオッティマーナ感想文 アリアンナ オッキピンティ

こちらも機上で完成させました、アリアンナ オッキピンティの感想文です!TGVを待っている間にアップします!文章の訳自体は、それほど難しくはなかったのですが、ニュアンスを取り込むのに苦労しました…。恐らくですが、彼女が感想文と一緒に送ってきた写真を見て、再度読んでいただければ、よりイメージが膨らむかも ... 続きを読む

2015-01-19

【新入荷】2015年1月その2&3(Arianna Occhipinti,Il Cancelliere,Il Vei)

イル ヴェイのサヴィーノと奥さんのマリーア オッティマーナ2014緑の事後処理、2015赤の準備、決算、日々の業務…もうパンク寸前のヴィナイオータです…。2月中旬以降にスタッフ全員が燃え尽き症候群になったらどうしよう…。 カーゼ コリーニやカンティーナ ジャルディーノの新入荷ワインを鬼出 ... 続きを読む

2015-01-16

造り手紹介 アリアンナ オッキピンティ その2(2015.1筆)

3年前に、盟友サノヨーコが書いてくれたアリアンナ オッキピンティの紹介文を改めて読んでみましたが、今ではあの当時よりも更に有名に、もはやイタリアのナチュラルワイン界のアイコンとでも呼ぶべき存在になり、そのせいで一部では3年前以上に妬み嫉みの対象になっているような気が(笑)。ワインを造り始めてから10 ... 続きを読む

2014-06-12

【新入荷】2014年6月(Casa Coste Piane,Arianna Occhipinti,Luigi Tecce,Bressan,Panevino,Il Buonvicino,Ferrandes)

イタリア出張中に滞ってしまったコンテナーの準備がひと段落つき、忙しいけど心穏やかな束の間を楽しんでいるオータです。とは言え、すっごい量のワインをオーダーしてしまいまして、ちゃんと支払えるのかちょっと心配になってきております…。 私事なのですが、ここ2年くらいのあいだに竹鶴酒造の石川杜氏を筆頭に、ワ ... 続きを読む

2014-02-12

【新入荷】2014年2月その1(Daniele Piccinin,Il Cancelliere,Arianna Occhipinti,RomanoLevi,Vacca,AR.PE.PE.)

ダエエーレ ピッチニン(左)と奥さんのカミッラ(中央)、ダヴィデ スピッラレ(左) 2月は怒涛の入荷です!!弊社の倉庫内のスペースさえ許すのであれば、今月は3コンテナー分、実に4万本(!)のワインが入庫することになります!皆さんお待ちかねのあのワインこのワインといろいろ届いておりますので、 ... 続きを読む

2013-08-01

【新入荷】2013年8月 (Bartolo Mascarello、Trinchero、Massa Vecchia、Paolo Bea、Arianna Occhipinti、De Bartoli)

日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。 7月は京都での完熟キャバレーに始まり、デ バルトリ社のレナートとの4日間で東北3都市+東京での6仕事(試飲会&セミナー2回、食事会4回)、レナートが故国の途についた日には、お客様のところで敬愛する竹鶴酒造の石川杜氏とのイベント(しかもダブル ... 続きを読む

2012-08-22

【新入荷】2012年8月 (La Biancara、Monastero di Vitorchiano、Arianna Occhipinti 、La Calabretta、Vinicola Savese)

日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。 濃密な文章を書き過ぎたせいか、頭の中が真っ白なオータです。とはいえ、暑く寒い8月を乗り切るためにも頑張って新入荷のワインをご紹介したいと思います!! お待たせいたしました、ラ ビアンカーラから白&赤のマシエリ、サッサイア、そしてピーコ ... 続きを読む

2011-11-18

造り手紹介 アリアンナ オッキピンティ その1(2011.11筆)

アリアンナ オッキピンティいきます!! 2004年がファーストヴィンテージ。現在は29歳のアリアンナですが、2004年の収穫は、なんとまだミラノの醸造学校で卒論に取り組んでる真っ最中でした。ミラノとシチリアを行ったり来たりしながら、無我夢中で収穫していたはずです。 実はこの、アリアン ... 続きを読む

2011-11-17

【新入荷】2011年11月 その2(La Biancara、Possa、La Collina、Arianna Occhipinti)

日頃より格別のご愛顧をいただきありがとうございます。 ラ ビアンカーラからはサッサイア2012SO2無添加Ver.が100ケース再入荷です。ちゃんとアンジョリーノが取って置いてくれれば、もう1回同量が入荷する予定ですが、この手の約束だけは守ったことがないアンジョリーノですので油断は禁物 ... 続きを読む

2010-12-09

【新入荷】2010年12月 (Arianna Occhipinti、Possa)

コンテナーを小さなものに変えてからというもの、毎月のようにワインが届くので、落ち着く間もなく倉庫の整理や新入荷文章書きに追われ、雑務(ブログとか…)に手が回らない状態が続いております…。 ヴィナイオータに心の平穏はいつ訪れるのでしょうか。 さて、今回入荷の内容ですが、ヴィナイオータ的ニューカ ... 続きを読む

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